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サワディー カー!
普段は6割くらいの整備を目標としている我が家ですが(『アヤさん気分で部屋掃除』参照!)、お客さん来訪の折にはぽんこつだってがんばります。
先日、オットが今までの出張中にお世話になった方を少しずつうちに招待したいと言い出しました。経年劣化激しいのが我が家の常(そのたびにうまいこと引っ越しの辞令が下る)、招くなら今!ということで、私もしぶしぶ承諾。
人を招くならお家を飾らなければね。マンションの他のおうちを拝見すると、絵画が飾ってあったり、置物が飾ってあったり、花が飾ってあったりと豊かな感じ。ウチの壁にかけてあるものといえば会社からもらったカレンダーくらい。会社の給湯室か。これではいかん。
エート何か飾るもの飾るもの・・・ということで、端午の節句はとうに過ぎたというに、兜を居間に設置。カレンダーの替わりに、親戚のおばさま手製の金太郎の掛け軸を設置。日本かぶれの外国居酒屋みたいになってきました。
花瓶は・・・えーと、4月に行ったギフトフェアの時にノリで買った15バーツの一輪挿しを使いましょう・・・って、全然うまく挿せないや。
一輪の花がぐったりしていて、なんとも物悲しい。
試しにいっぱい挿してみたら、いろんな方向にぐったり。まるで集団食中毒にかかったみたいに、みんなぐったり。
こんな時、生け花やフラワーアレンジメントの知識が欲しいと、痛切に感じる初老のぽんこつ女。
あとは、食事です。
今回の客人のひとりは来タイ後、私たち家族を何度かおいしいごはんに連れてってくださった方で、いつもおいしいワインをご馳走してくれるから私なんかはすっかり餌付けされています。
何度かお会いした気安さから、次は我が家でという話になったときに「私も腕をふるって、フードパンダ(デリバリー業者)でおいしいの探します!」と言ったら、あっはっはと笑った後、「それじゃあお邪魔する意味がないでしょう」と真顔で言われてしまいました。
笑顔を返しながら、私の背中には冷や汗がタラリ。
ここは美食の街、バンコク。おいしいところをたくさんご存知な上、ご自分でも料理されるような方に、どんなお料理をお出しすればいいのか!
練習として、豆腐のネギみそグラタンを作ってみたら、マンションのフロアにまで漂うチーズの強烈な匂い!日本と同じものは見当たらなかったので適当にみつくろって買ってきたのですが、香りが強いチーズだったようです。
買ったばかりのレンコンが痛んでいるわ、一日外に置いてしまったゴーヤがまっ黄色になるわ、食材集めだけでぐったり。
・・・もういいや。どうにかなるっしょ、と途中から考えることをやめてしまいました。
そんなこんなで当日。
前日に夜中近くまで友人家族とパーティして、楽しくなって飲みまくった私。次の日飛び起きたら、むくんですごい顔になってました。
(アカン!これは、アカン!)
さすがの私も自分の顏のひどさには青ざめました。今回オットがお招きしたのは今までお世話になっている上司。水死体みたいな女が「アドーモ」なんて頭をかいて出てきたら、オットの今後に関わってしまうかもしれません。
ワタワタしながらお迎えする準備をします。動け動け。動いてむくみをとるのだ、私。あっちのものをこっちに。こっちのものをあっちに。
料理は、エート、突き出しでしょ、サラダ、煮物、焼き物、揚げ物、ごはん。みそ汁いるかな。アア、デザート!
気がついて、来客予定直前に急きょケーキを買いに行くよう、オットにお願いします。無茶ぶりに死んだ目をしながらも、テンパっているツマに何を言っても無駄ということが分かっているオットは「ハイハイ」と靴を履きました。
こうしてお迎えする直前までバタバタ。気づけば30分前。慌ててシャワーを浴びて、お化粧して・・・。
ピンポーン!
「いらっしゃいませ!」
乾ききってない髪をなでつけながら、できるだけ優雅に見えるように笑顔でお出迎え。ま、間に合った・・・。
先輩駐在員の方々は間取りに興味があるのか、「へー広いね!」「風が抜けていいね!」。それならばとオットが部屋案内をしています。私はその間にこの料理を温めて、次の料理を・・・。
と、そのキッチンにもドヤドヤドヤ。
ギャーやめてッ!
シンクには使い終わったナベだの、野菜のクズだのが散乱しているし、キッチンの向こうベランダには私の下着も干してあるのよッ!
「へえ、キッチンも広いねえ」わいわい。
・・・オットよ!!ここはセットじゃない、裏方だ!!!
スプーンも折れるんではないかっていうくらい(ユリゲラーってまた古いな!)念を送りましたが、オットまったく気づく気配なく。なすすべもなく来訪5分ですべてをさらけだしてしまいました。
部屋を見た後は、ドキドキのお食事スタート。
冷蔵庫で冷やしておいたおしぼりは「こういう日本的なのいいねえ」と喜ばれました。
料理で一番喜ばれたのは筑前煮。オットのリクエストで作ったのですが、「これがタイではなかなか食べられないんだよな!」と大ウケ(当社比)でした。
私は茅〇舎の出汁パックに感動。日本の友人がここのものが好きで、私もいろんな調味料を買ったことがあるのですが、正直出汁はカツオや煮干しに昆布を加えて取るのが一番と思っていました。西川ヘレンさんほど豪勢には使えませんが、赤だしならカツオ、九州みそなら煮干しで出汁をひく、それがおもてなしだと信じて疑わないところがありました。
しかし、今回、煮物を作るにあたって、他の方からいただいた出汁パック使ってみたら、我ながら、ウーン!とうなりたくなるようないいお味。出汁の濃さがいつも変わらないって素敵!
その他、我が家で出したメニューを列挙したところで、だれも興味はないでしょうから割愛しますが、トンロー駅から徒歩3分の『誠屋』で売っているアジフライや、割れシシャモ、鮭ハラスなんかも好評でした(魚ばっかりだなオイ)。駐在員を長く勤めている方は健啖家が多いようで、みんな気持ちいいほど食べてくださいます。
私もホッと一安心。ちょっと、キッチン見られたのはアレだったけど、リカバーできたんじゃない?
先輩駐在員の方々がお土産にくださったのは、こちらではかなりの貴重品であるおいしい日本酒や、場面に合わせて飲み分けられるようにと気配りされたワインたち。何度かお食事させていただいた方は私のワイン好きをご存じなので「奥さんのために持ってきたから、まあ座って飲みなさいよ」と優しく声をかけてくださいました。
・・・私、思わず相好を崩して「そおですかあ」。
そのまま、楽しく飲み続け・・・楽しく、楽しく・・・
気づけば、ワイングラス片手にオットと討論してました。
笑顔を貼りつかせたまま、「その件はもう夫婦で話し合っていただければ」「いやあこの夫婦なら安泰だ」など引き気味の先輩駐在員たち。
酔った私は「イヤイヤでもですねッ!」と言いながら場の空気も読まず。
気づけばまた夜中近く。
明日は早朝から日本へ行くので、とおいとまを告げる上司たちに対し、酔った私は「ちょ、ちょ、ちょ!ちょっと待ってください!」と叫んで出し損ねたデザートの箱をそれぞれ押し付けました。
「おいしいチーズケーキですからッ!お土産に!どっちかはプレーンでッどっちかはチョコですから!」
大人の対応で「アリガトウ」と笑顔で受け取ってくださいましたが・・・。
(明日から日本行くゆうとるだろが!単身赴任者に夜中にホールのケーキ持たせてどうせいっちゅうんじゃ!)
・・・内心、さぞお困りだったに違いありません。
先輩駐在員に喜ばれるおもてなし。
それは、すべての間取りを見せることと、冷たいおしぼりと筑前煮を準備すること。
・・・それから酔ってめんどくさくなるような妻を同席させないことです。
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