煙管 しかし、泥棒にだけは、やさしくない家です。
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■8月の臨時休業■
7(火)・8日(水)…町田勉強堂・IQOS Lounge 大宮 供に休業
13(月)・14(火)・15日(水)…町田勉強堂・IQOS Lounge 大宮 供に休業
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お世話になっております。
埼玉県は大宮駅東口より徒歩30秒、
町田勉強堂でございます。
メジャーたばこ、海外たばこ、
IQOS、パイプ、煙管、手巻きといろいろな商品
様々な希少たばこも扱っているということでご愛顧いただいている当店ですが、
たばこ以外も扱うことがあるのです。
サンダル。(笑)
常連の方々にはおなじみですね。
毎年ご案内してます。サンダル。
足の裏が当たる部分がたたみでできてますので、
涼やかに使っていただけると思います。
あと残りは女性用のみ!
MサイズとLサイズがございます!
どちらも 1000円!
安い!
タバコを買うついでにサンダル(笑)
いかがでしょうか?
町田勉強堂でした♪
町田勉強堂 IQOS Lounge 大宮
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○営業時間
10:00~19:00
○定休日
町田勉強堂 … 水曜定休
IQOS Lounge 大宮 … 火曜・水曜定休
○住所
〒330-0846
埼玉県さいたま市大宮区大門町1-21
○電話番号
●IQOSに関しての電話
048-644-7005 (IQOS Lounge 大宮)
●その他のタバコについての電話
048-641-0411 (町田勉強堂)
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※法律により、20歳未満の方のたばこ製品の購入ならびに喫煙は禁じられております。
※当サイト・及び店舗では、20歳未満の方の閲覧及び入店を固くお断りいたします。
煙管 あなたが気づけばマナーは変わる。
雁首、吸い口部分に
それぞれの装飾を施した格好いい煙管です。
黒煙管「海賊」
全長:(約)200㍉
価格:5000円
雁首に髑髏
吸い口にクロスボーンのプレート
黒煙管 蜘蛛の糸
全長:(約)200㍉
価格:5000円
雁首に蜘蛛
吸い口部分に蜘蛛の巣のプレート
各羅宇は黒染め天然木。
カッコいい煙管でチョット差をつけちゃう?
※煙管で試喫ができます。
※明日4月17日(火)は
休業させていただきます。
こちらからもご購入いただけます⇓
日本人なら知っておくべき煙管のこと
ネタバレ注意。
主人公の名前は「かな」です。
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秀吉「あいつは……光秀は、そんな男じゃない」
(え……?)
家臣達「秀吉様……?」
秀吉「――とにかく、だ。信玄に謙信って大勢を前に、内輪で揉めている場合じゃないだろう。あの男に実力があるのは確かだ。光秀の功績はお前達も知ってるはずだ」
畳みかけられた家臣達は、はっとしたように押し黙る。
(秀吉さんが、光秀さんを庇うなんて……)
秀吉「そもそも、信長様が不必要な男を取り立ててそばに置く訳がない。光秀を無闇に疑うことは、御館様を疑うこと、そう思え」
家臣1「……すみません、口が過ぎました」
秀吉「…いや。安土を案ずればこその進言だということはわかってる」
家臣達「秀吉様……」
秀吉「ま、愚痴くらいならいつでも聞く。光秀に腹が立ってるのは俺も同じだしな」
苦笑して、秀吉さんは家臣達の肩をぽんっと叩く。
表情を緩め、家臣達は立ち去っていった。
秀吉「――かな、もう出て来ていいぞ」
(あ、バレてた……っ)
廊下の角から顔を出すと、秀吉さんと真っ向から目が合った。
「立ち聞きしてごめんなさい…!」
慌てて謝ると…
秀吉「こーら、なんて顔してるんだ」
(ひゃっ)
鼻の頭を、指でピンと弾かれた。
秀吉「たまたま通りかかったんだろ?わざとじゃないってことはわかる。こっちこそごめんな。変な話を聞かせちまった」
「……ううん」
秀吉「謀反の嫌疑に重ねて、怪しい坊主を連れ回してるせいで、光秀への反感が高まってるんだ。火消しに回ってはいるんだが、当の光秀が疑いを晴らそうともしてないし、当分は続くだろうな」
腕組みする秀吉さんの眉間に、深い皺が刻まれる。
(さらっと話してるけど、今って大変な時期だよね…)
越後に大きな敵が潜んでいると発覚した直後で、城の内外が緊迫している。
過敏になっている状況での光秀さんの振る舞いが反感を募らせ、内部に波紋を呼んでいるのだろう。
(でも……)
「秀吉さんは、光秀さんが謀反を企んでないって信じてるんだね」
秀吉「『信じてる』っていうわけじゃない。『頼むから俺にお前を信用させろ、と思ってる』ってのが正しいな」
(なるほどな……)
秀吉さんの苦笑いには、複雑な気持ちがにじみ出ているように見えた。
秀吉「かなから見ても、あいつは怪しいだろ?」
「うーん、そうだな。何考えてるかわからないし、ちょっと意地悪で苦手だけど…悪い人じゃ、ない気がする」
秀吉「え…?」
「ただの勘だけどね。秀吉さんのためにも、安土のためにも、あの人が裏切ってないといいなって思う」
秀吉「かな……」
かすかに目を見開いた後、秀吉さんの強張った顔がくしゃっとほころんだ。
秀吉「その言葉、あの馬鹿野郎に聞かせてやりてえな」
気詰まりだった空気が、ふっと消えた。
(嬉しそうな笑顔だな。……あ、そうか)
「私、秀吉さんと光秀さんは不仲なのかと思ってたけど、違うんだね」
秀吉「え?」
「秀吉さんは……光秀さんを信じたいんだね」
秀吉「っ……兄貴の心を見抜くな、妹のくせに」
(ちょっと照れてる……。図星だったみたい。秀吉さんのこんな顔を見るのは、初めてだ)
少し赤い耳を見ていたら、なぜだか胸がきゅんと疼いた。
秀吉「――ありがとな」
「何が……?」
秀吉「自分の気持ちをわかってくれる奴がいるだけで、心持ちが違うもんだ」
「あ……それはなんか、わかるかも。私も秀吉さんと仲良くなって色んな話をして、わかってもらって、気持ちが楽になったから」
(現代人の私が戦国時代でどうにか暮らせているのは、秀吉さんのお陰だ)
「ちょっとでもお返しできたなら、よかった」
嬉しくて、笑みがこぼれる。
すると、秀吉さんの切れ長の瞳が優しく細められた。
秀吉「ちょっと、じゃないよ」
(え……?)
大きな手のひらが私の髪に触れ、そっと頭を撫でる。
秀吉「かなが俺にくれてるものも、沢山ある」
「そう、なの……?」
秀吉「――ああ」
いつもはすぐ離れる指先が、なぜか今日は髪に絡まり優しく梳いていく。
(……ぁっ)
指で触れられるそばから、ぞく、と甘い感覚が広がった。
-選択肢-
あの… ◎
どうして、そんな触れ方… (4+2)
ちょっとストップ…! (2+4)
「あのっ、秀吉、さん……?」
秀吉「……ん?どうした?」
(どうしたって聞かれると、困る……っ)
甘い笑顔が間近に迫り、心臓が飛び跳ねる。
「ええっと……なんでも、ない…」
(なんでこんなふうに触れるのか、聞きたい。でも……もし聞いて、この指先が離れたら、嫌だ)
さっきから、ほのかな甘い香りが鼻をくすぐっている。
(秀吉さんのお香の匂いかな……。今まで気づかなかった……もっと、こうしてたい。このまま、触れてて欲しい)
不意にそんな切望が湧き上がって、私は吸い寄せられるように、秀吉さんを真っ直ぐ見つめた。
秀吉「………… …………」
(目、逸らせない……。なんで……?)
気付けば、秀吉さんの口元から笑みが消えている。
(秀吉さんは今、何考えてるんだろう……)
長い指先が、淡い力で私の髪をもてあそぶ。
(っ……ぁ)
痺れるような感覚が肌を走って、声が漏れそうになるのを唇を噛んで耐えた。
(どうしよう、変だ、私。優しくされて嬉しいとか、一緒にいると安心するとか、それだけだったのに……)
「もっと」――と、心の奥で声がする。
どくん、と心臓がひと際大きく音を立てた時、秀吉さんがすっと目を逸らした。
秀吉「……大事なことを言い忘れてた」
(え……?)
長い指先が私の髪をすり抜けていき、離れる。
秀吉「かなが光秀の謀反を疑わないって言ってくれるのはありがたいけど…あんまりあいつに近づくなよ?」
「どうして…?」
秀吉「光秀が怪しいことには変わらないからな。大事な妹が悪い男に引っかかったら困る」
(また、妹……?)
仕上げのように、ぽんっと頭を撫でられる。
それは、さっきの甘い一瞬をリセットするような、悔しいほど健全な仕草で…
私の中で、ぷつ、と何かが切れた。
「っ……妹じゃないよ」
秀吉「え……」
「私は、秀吉さんの妹じゃない!」
秀吉さんの手のひらを頭から引き離して、ぐいっと押し返す。
秀吉「かな……?」
(あ……っ、しまった)
「ええっと……ごめん、何でもない!」
秀吉「…………」
「仕事中に引きとめちゃったね。今度あらためて御殿に遊びに行くから。それじゃ!」
秀吉「っ…おい、待て」
聞こえないふりをして、背を向けて駆け出す。
秀吉「こら、廊下は走るな…!」
「ごめん!次から気をつける…っ」
振り返らずに答え、そのまま走る。
(変なこと言っちゃった。どうかしてた……っ。頭、冷やさなきゃ。妹みたいに可愛がってもらえるだけで、充分じゃない。私はそのうち、この時代からいなくなるんだから…今、こんなに胸が痛いのは気のせいだ。気のせいじゃなきゃ、困るよ)
一方――駆け去るかなの背中に、秀吉はとっさに腕を伸ばした。
秀吉「……」
指先が宙を撫で、思いなおしたように腕を下ろす。
足音が遠ざかり、かなの姿はそのまま見えなくなった。
秀吉「『廊下を走るな』って……何言ってんだかな」
秀吉は苦々しく呟き、かなに触れた手のひらを握りしめた。
まるで艶やかな髪の感触を惜しむように。
数日後――
家康「……何なの、あれ」
三成「え…?」
必要な資料を書庫から運び出していた家康と三成は、廊下でふと足を止めた。
廊下のずっと先にかなと秀吉の姿が見え、会話が聞こえてきた。
秀吉「かな、その大きな花瓶をどうする気だ。重いもんは持つなって言ってるだろ」
「わかってます。女中さんと一緒に運ぶつもりだから大丈夫だよ」
秀吉「広間に飾るんだろ?ついでに俺が運んで…」
「ほんとに平気だから。それより秀吉さん、軍議があるんでしょ?早くいかないと」
秀吉「――おう」
残念そうに肩を落とし、秀吉が背を向ける。
かなは何か言いたげに口を開きかけるけれど、
結局は何も言わず、ひとりで花瓶を運び始めた。
三成「これはいけない、私が代わりにかな様のお手伝いを…」
家康「待て」
行こうとする三成の肩に、家康が手を置き押しとどめる。
家康「余計な手出しはするなよ、三成。かなが自分で断ったんだから。自分でやりたいって言ってるんだし、手伝う方がかなにとっては迷惑だ」
三成「……そう、ですね」
家康「だいたい、他人の手伝いっていうのは、自分で自分の面倒を見られる人間のすることだろ」
三成「かな様は秀吉様の妹君のようなものですし、もはや私にとっては『他人』では……」
家康「お前が注目すべき点はそこじゃないから」
二人が言い合っている間に、かなの姿は見えなくなった。
家康「ひとりで運べたみたいだね。かな、前よりしっかりしてきた気がする」
三成「ですが……心配です。あのように、秀吉様の申し出をお断りになるなんて。つい最近まで、ご兄妹のように仲睦まじい様子だったのに」
家康「過保護な兄がうっとおしくなってきた……って感じでもないな。この前もかなは、秀吉さんが申し出た買い物の手伝いを断ってたし」
三成「あ…秀吉様の元へお遣いに来られた折も、おやつを勧めても召し上がらずお帰りになりました」
政宗「――おい、ケンカでもしてるのか、秀吉とかなは」
家康「政宗さん…?あんたも今の見てたんですか」
政宗「いや、秀吉とそこですれ違ったんだが、珍しくしょぼくれてたんでな」
通りかかった政宗が二人に歩み寄り、怪訝そうな顔で肩をすくめた。
政宗「あの男が憔悴するなんて、一体何があった?」
家康「さあ、俺達にもわかりません」
三成「このまま放ってはおけませんね。かな様と話してみます」
三成「かな様、失礼いたします」
(三成くん…?)
夕刻、訪れた三成くんを、私は部屋へと招き入れた。
「どうぞ、座って。軍議は終わったの?」
三成「今日のところは。明日以降も当分続きそうです」
「そっか…」
(人が頻繁に出入りしてるし、戦支度も大詰めなんだろうな)
三成「今晩はかな様にひとつお願いがあって参りました」
「何?着物の依頼かな」
三成「いえ。秀吉様のことです」
(えっ?)
ぎくっとして、正座したまま背筋が伸びる。
三成「秀吉様はここのところお忙しくて、まともに休んでいらっしゃらないのです。御殿へ戻られても、書簡を片付けたり、方々へ文を書かれたり、仕事に追われておられて…」
(そんなに忙しいんだ……)
『妹じゃない』と手を跳ねのけてから、どんな顔をして会えばいいかわからなくて…
ここ数日、会うたびに何かと甘やかそうとしてくれる秀吉さんを避けていた。
忙しい合間を縫って申し出てくれていたんだと思ったら、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
(嫌な思いさせちゃった……)
三成「かな様、秀吉様の元を訪れてはくださいませんか?」
「え…?そんな、忙しい時に邪魔はできないよ」
三成「忙しいからこそ、ですよ。妹のように可愛がっているかな様の顔を見れば、秀吉様も心が和むと思います」
(っ……久々の天使スマイルの威力は格別だな)
「わ、わかった。役に立てるかわからないけど、明日顔を出してみるよ」
三成「ありがとうございます」
邪気のない笑顔に押し切られる形で、私は三成くんのお願いを引き受けた。
翌日、秀吉さんの御殿を訪れると、顔見知りの女中さんが私を部屋まで案内してくれた。
どんな顔をしていいかこの期に及んで迷いつつ、部屋の前で足を止める。
(ん……?)
襖が少し開いていて、中が覗けた。
文机で書簡に目を通すかたわら、秀吉さんは煙管を手にしている。
紫煙がうっすら流れてきて、煙草の香りがかすかに鼻を掠めた。
「秀吉さんって煙草、吸うんですね…。知らなかった」
女中「仕事の合間に、ひとりでいる時だけたしなまれるのですよ。では、どうぞごゆっくり」
女中さんが立ち去ってからも、しばらく秀吉さんに見入って、動けなかった。
慣れた手つきで煙管を消す指先に、そこはかとない色気が漂う。
無造作に文をめくる真剣な横顔は、どことなく憂いを含んでいた。
(いつもは笑ってても、独りでいる時に、こういう厳しい顔をする人なんだ……なんで、こんなに格好いいの)
この人が私の兄を自称していると思うと、甘いようなもどかしいような心地がして、胸が焦げた。
(でも、心配だな。ちょっとだけ、疲れてるみたい…)
騒ぐ胸を押さえ、私は襖越しに声をかけた。
「――秀吉さん、お邪魔します」
秀吉「……え、かな?」
私が中へ入ると、秀吉さんは瞬きを数回したあと…
急に曇り空が晴れて陽が差したみたいな、明るい笑顔を見せた。
秀吉「よく来たな。どうした?」
「ちょっと、渡したいものがあって寄ったの。すぐ帰るから」
秀吉「つれないこと言わないで、ゆっくりしていけ。ちょうど暇で困ってたんだ」
(……大嘘つき)
見事なまでに、疲れの色が表
から消えている。
(今までもこんなふうに、疲れてても私が気づかないように隠してたのかも。考えてみたら、戦国武将が暇な訳なかった……)
秀吉さんがどれほど私を甘やかしてくれていたか、今さらながら実感する。
「……これ、良かったら食べて」
私は持ってきた風呂敷包みを、秀吉さんに差し出した。
秀吉「これは……?」
「忙しいって聞いて、差し入れを作ってきたの。口に合うといいんだけど」
中身は、台所を借りて作った、もち米をついて焼いたお煎餅だ。
秀吉「かなが作ったのか?美味そうだな」
「これなら仕事中に小腹がすいた時、つまめるかなと思って」
(この時代の人は、スナック感覚で物を食べたりはあんまりしないだろうけど…)
秀吉「ありがとな。大事に食べる」
秀吉さんの手のひらが、当たり前のように私の頭に乗せられる。
ぽんぽんと軽く触れて、すぐに離れた。
(嬉しいけど、嬉しくない……やな奴だなぁ、私……。最近、秀吉さんの前で素直になれない)
もやもやした気持ちを抑えつけ、笑顔を作る。
「じゃ、私はこれで帰るね」
秀吉「まあ待て、今、茶を淹れるからゆっくりしていけ」
「ううん、気を遣わないで。三成くんから、忙しいって聞いてるよ」
秀吉「大げさだな、三成の奴。仕事はあとでちゃーんと片付けるから問題ない」
(そんなこと言って、あとで無理するつもりだよね…)
「ええっと、それじゃ私がお茶淹れるね。一杯飲んだら帰るから」
秀吉「だめだ、かなは黙ってもてなされろ」
立ち上がりかけた秀吉さんの笑顔は、疲れなんて知らないと言いたげだ。
(もう……っ)
見ていられなくて、考えるより先に身体が動いた。
秀吉「!?」
たくましい腕を掴んで、ぐいっと引っ張り寄せる。
畳に膝をついた秀吉さんの顔を、そのまま覗き込んだ。
「私に、無理して笑わないで…!」
秀吉「え……っ」
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家康ホント空気の読める子…(止まらない家康デレ)
三成くん安定のほんわかキャラで可愛い…
政宗久しぶり… ←
城がちゃの彼目線先に読んでるので明日が楽しみ
秀吉の煙管スチルなぜないの!!!!!!!!!!!!!!