美容を推進!
昨日着ていたお気に入りのDHOLICのレーストップス。
ハイネックでレース、
袖のぽわんとしたとこまで全てがタイプだったトップス。
可愛かったので黒も欲しいぐらい!
喜んで昨日着て行ったのに
ランチでやってしまいました(´□`。)
お友達に言われて気付いた!
一番左のチキンのソースがお袖に・・・・(*゜▽゜ノノ゛
それがまたスカートにまで付いちゃって
その場ですぐにふき取ってそこまで目立たたなくはなったけど
お家に帰ってすぐにウタマロ!
もうウタマロの原型をとどめていませんがウタマロ石鹸。
何かあるとすぐにこれに助けて貰ってます♡
DHOLICのトップスものスカートもキレイに落ちました!
助かった♡
どちらも気に入ってたので嬉しい!!!
こぼさない様にと気を付けてたのに
お袖に付いちゃうなんてね・・・
ぽわんと袖の時は食べる時、気を付けないとね♡
トープ×ピンクの配色もお気に入り♡
そして何より使いやすくてミニバッグの時に重宝してます
メイク直しはリップとパウダーのみ。
クリアエステヴェールのパウダー。
肌をふんわりと覆う様にやわらかさをくれて
カサカサしないのはさすがです♡
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海外美容事情
こんにちは〜
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げっとま座談会レポ載せました
ひさびさに爆発しました。
息子、最近ご飯を本当に食べなくて
食べないというか最終的には食べるんだけど食べようとしなくて。
ご飯出すととりあえず肉とか好きなものだけは(というかほぼ肉だけ)器用に食べて、あとはスプーンすら持とうとしないんです。
わたしや旦那がご飯をスプーンですくって口まで持ってくとすんなり食べる時もあれば、口開かない時もあったり。
食べないとだんだんこっちもイライラしてきて、「食べよ〜美味しいよ〜」と優しい声かけから「ねぇ、食べてよ!」とキツめな口調に
キツめに言うと渋々食べるものの(自分では食べない)、毎食これで1食食べ終わるまでもかなり時間かかります。
朝は旦那と交代であげてもらってるけど、昼と夜はほんとイライラしてきて。
ちなみにおやつやご飯の後のデザートなんかは瞬殺で自分で食べます。
今日もこんな感じで食べず、わたしがあげても食べなくてグズグズ。
わたし今、女の日ってのもありイライラ沸点が低かったってのもあるかもだけど、ほんとイライラが止まらず
「じゃぁもういいよ。」とわたしがスプーン持つのやめて少し離れたら、息子「ヤダヤダー」と言ってご飯のプレートひっくり返す。。。
ご飯もおかずもスープも全部床に
もう、
わたしもプチっときて大爆発
「なんでこんなことするの!」
「なんでこんなに悪い子なの!」
「なんでママの何が悪いの?」
と結構きつく怒鳴りつけ、そこから1時間ほど口聞いてません
ご飯は3分の2以上残ってたけど、落ちたし、どうせまたプレートに盛ってもグズグズして食べるか分からないし、もうあげてません。
もちろん食後のデザートもあげてません。
流石にお腹空くだろうから、旦那帰ってきたら、旦那のご飯と一緒におにぎりでもあげようと思います。
怒鳴られて、息子は最初泣いてたけど、少し経ったらケロっとして、遊んでもらおうと本持ってきたり寄ってきてるけど、わたしの方が拒絶してしまっている感じ。
目を合わせるのも嫌。
こんな親、ダメですよねー。。。
わかってるけど今日はもう無理。
旦那帰って来るまですごく長く感じる。
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美容の中に含まれる共依存的なイメージが私は苦手だ
数日前からアクセスが増えてるなあと思っていたら「アメトピに掲載されました」ってメッセージ着ていました。ありがとうございます。でもデザイン変わっちゃって、設定もちゃんとしていないからか σ(^_^;) ちょっとどれがどこに掲載されたか、わからずじまい(大汗)。また新しく読んでいただける方が増えたり、本当に今の世の中、世界中にお住いの方々と繋がれるのは私にとってすごく貴重です♡ これからもよろしくお願いします。
一昨日のブログのナンシー風チョコレートケーキ!コメントくださった方が 小さい頃にお母様が作ってくださった思い出のケーキだそうで、嬉しくなっちゃいました。レシピの写真、一番下に貼っておきますので、是非!
さて
先週からオットはバンコクへ(の後、香港)
バンコク到着してすぐセルフィよこして「髪切って、髭剃って、走った後にマッサージ受けてきた」って
あああ、フィリピン生活で何がよかったってマッサージにフェイシャル!1000円2000円でマッサージ受けられますからね。バンコクはマニラよりは高いみたいだけど、まあ知れてる(羨)
すっきりした後、泊まってるホテル…
見て見てって写真。7、10、13、15、17、19階がない!!忌数かと思ったけど、そんなにいっぱいはないか…。なんで?
翌日の写真「このかき氷、ふわふわだよ。なんかあずきと抹茶の混ざった味がする」
これもすごい
つか… あなた何やってんの?(・・;)?
仕事違うんか?この数年、スイスにお住いのタイ人女性のビジネスをお手伝いしていて
その彼女のご実家があるバンコクでミーティングなんだけど。「彼女とバンコクで一緒だとたいていこうなるんだよ 笑」って。長蛇の列の と言うお店。仕事の合間に並んだと ┐(´∀`)┌
女性は幾つになっても流行りと甘いものには目がない…と、昨日は!
レーザー治療受けたよ〜 ( ̄□ ̄;)
話を聞くと、フォトフェイシャル!私だって1年以上ご無沙汰なのに (-_-メ 本当に仕事なのか?!
そのタイ人女性の新しいビジネスが美容系。その仕事のお手伝いしてるので にて。ズルい、ズルすぎる。このお仕事は私がお手伝いしたい 。゚(T^T)゚。
行く前は、あ〜久々のアジア… あの渋滞にあの湿気…雨に暑さ。嫌だなあ…って渋々だったけど
なんか大いにエンジョイしてないか?おいこら!
*** ナンシー風チョコレートケーキ***
拡大してください。でも拡大すると20年前のなのでシミもあちこちに… ^^;;
マカロンエスパニョール….. まさかこのレシピを買った20年前は、自分がスペインに住むなんて思ってもいなかっただろうな
たまには美容のことも思い出してあげてください
ユノと、『この先の未来』の話が出来たのは
僕が生まれ育ってヒョンと出会い
そして首の傷を負ったあの土地に
ふたりで赴き、そこから帰って来て数日後の事だった
僕は『あの日』ヒョンに刃物を向けられ傷を負ってからずっと、もうどこにも居ないヒョンを胸に抱いて
このまま一生傷を抱えて、そのままただ静かに残りの生を過ごすのだと…
ひとが聞けば大袈裟だと思うかもしれないけれど、
本気でそう思っていた
幸せになる事を望んだら、誰かを求めてはいけない
そうやって自戒していた
けれどもそれはヒョンの呪縛では無く、
自分自身の心の持ちようなのだと、そう思う事が出来た
だから、前を向いて自分がこれから歩む人生について
思いを巡らせる事が出来た
でも、それはひとりではきっと出来なかった事
ユノに出会って、もう一度ひとを好きになった
誰も必要無いと思ったけれど、幾らそう考えても
惹かれる自分に抗う事が出来なくなった
ユノが僕の背中を押してくれたから
ユノと一緒に生きていきたいと思ったから、
傷が、傷痕が有ったって僕は僕で何も揺るがない
そう思う事が出来たんだ
「上の人間達は驚いていたよ」
「そうでしょうね…
いくら他より理解が有る世界だとしても…」
部屋の半分以上を占めるダブルベッドに横たわり、
ユノと顔を見合わせる
1DKの部屋には、至る所にまだ荷解き出来ていない段ボールが幾つも置いたまま
片付けないと、と思ったのに早速設置したばかりのベッドの上で抱き合ったから、身体は怠いし眠気にも襲われる
ユノの向こう側にある、ふたり分の制服が掛けられたポールハンガーをぼんやり眺めていたら
「違うよ」とユノの声
「え…」
何だか笑いを堪えているような顔をしているから、
少しだけむっとした
引越しをして同じ住所になる
という事は会社に報告しなければならない
例えば生活に困っている学生だったりすればまだしも、
僕達は30を超えた男
だから、不審に思われたり、
『そういう事』だと思われるのだろうと想像がつく
「チャンミン、本当に…」
「…何ですか、何が違うんですか」
楽しそうに含みを持たせて話すから
気になって仕方無い
ユノの顔からして、上の人間達が不快感を示した訳では無さそうだけれど、だったらどうだったのだろう
寝そべったまま上目遣いでユノを見たら…
「本当に、チャンミンは表情豊かになったよな
出会った頃のチャンミンも好きだし、
今のチャンミンも好きだよ」
「…っそんな事は今はどうでも良いです」
寝返りを打ってユノに背を向けたら、
直ぐに後ろから抱き締められた
季節はヒョンに会いに、過去を見つめに
あの土地へと赴いた夏から秋へと変わった
外はもう、ユノと出会った春の日のように
制服のジャケットを羽織っても寒いくらい
けれども、まだ熱くて汗ばんだ僕より体温の高いユノの肌が、汗が引いて少し冷えた僕には丁度良くて心地好い
「……ユノ…っ…もう…っ…」
「あはは、ごめん、つい」
前にまわされた手が意地悪に動いて
僕の胸の先をかりっと引っ掻いたから思わず声が出た
振り返ったら悪戯っぽく笑う
幾らユノがシフトを組んでいるとは言え、
あの土地にふたりで赴いた時のように揃って二連休、はなかなか難しくて、今日一日で引越しを終えた
その上このベッドで早速二度も繋がったから、
これ以上はさすがに無理
でも、抱かれなくとも、身体を繋げなくとも
こうして肌を触れ合わすだけで幸せを感じる
「違う、って言ったのは…」
「…はい」
悪戯していた指が離れて、腹の前に手が置かれたから
ユノの逞しい腕に自分の手を重ねた
長くて綺麗な指を一本ずつ確かめるように触れる
ユノの顎が僕の肩に載せられて
振り返ったらキスしてしまいそうな距離で、
整い過ぎなくらい整ったユノの顔が
優しく笑みを浮かべた
「『誰にも心を許さないシムチャンミンを、
お前が落としたのか』そう驚かれたんだよ」
「え…」
「あはは、睫毛があたりそうだ」
驚いて瞬きを繰り返したら、擽ったい、と笑う
だって、男同士で同居
しかも、訳ありの僕と将来有望なユノが、なんて
表立って反対される事はなくとも、社内の人間からしたら疎ましいだろうと思ったんだ
「チャンミンが気にしてくれてるのは分かってたよ
『自分はどう思われても良いから、ユノが心配』
そう思ってくれてただろ?」
「当たり前です」
「チャンミンは自分を分かって無いよ
勿論、俺だって自分を卑下するつもりなんて無い
でも、チャンミンはあの地方百貨店で笑顔を見せなくとも顧客の心を掴んで、大きな数字を作って来た
今だってそうだろ?
知識や技術だけじゃない、ひとを惹き付けるものが有って、俺も、社の人間もそれを分かっているんだ」
「…別に、そんな…」
正面切って褒められる事なんて慣れていなくて
前に向き直った
「そうだよ
だから、『この先』の事を話したら引き留められた
でも、チャンミンと一緒なら夢も夢じゃ無くなる気がする、だから諦める気は無いよ」
「わっ…ユノ…」
肩を掴まれて、あっという間にユノの方に向き直された
さっきまで悪戯っぽく笑っていたのに、
今はもう真剣な顔で真っ直ぐに僕を見つめて来る
「お金を貯めて、もっと技術を積んで…
これからも一緒に、俺と歩いていってくれる?」
「…ユノが僕を、今に繋ぎ止めてくれたから…
今更もう必要無いって言われても遅いです」
恥ずかしいと減らず口を叩いてしまう
僕はもっとスマートな人間だと思っていた
それなのに、ユノの前では最近は何だかこどものよう
感情を閉じ込めていた2年間を取り戻すように、
ユノに甘えてしまっているんだ
僕よりも厚みのある胸にそっと両手を置いて
黒くて強い、吸い込まれてしまいそうな瞳を見つめたらその瞳が近付いて来て…
「この傷痕ごと、チャンミンを愛してる
優しくて強いチャンミンが好きだ
俺だけに弱さを見せてくれるところも好きだ
必要無い?一生無いだろうな…チャンミンもだろ?」
「…とんだ自信家ですね……っあ…」
「ここ、気持ち良い?」
「ユノがそこばかりするから…っん…」
盛り上がって色の濃くなった、
僕が生きている証拠であるケロイド
あまり刺激するとケロイドが大きくなる可能性が有るから、と優しくユノはそこにキスをする
指先で、唇で、ユノに触れられて
触れられながら「好きだ」「愛してる」
そう言われる内に、単純かもしれないけれど
これも僕の一部で傷痕の有る自分も自分なのだと、
そう受け入れる事が出来るようになった
そして何より、ユノに触れられると
感じて反応してしまうようになってしまった
「もう良いから…っん……」
「駄目、ちゃんと答えてくれないと止めない」
「何を……あっ…ん」
ユノの小さな頭を抱えて首を仰け反らした
締め付けられるように、
まるで切り刻まれるように
『あの日』以来傷が塞がっても痛かった
でも、今は触れられてもどかしくて
身体はどんどん熱くなっていく
「俺と、これからずっと一緒に歩いて欲しい
未来を、夢をチャンミンと追い掛けたい」
何度も何度も優しくキスされる
この傷痕はもう、消える事は無いけれど
ユノに触れられたらそんな事どうだって良いと思える
「ユノ…」
頭を抱いていた手を離して、ユノの頬を包んだ
僕の首から唇を離したユノが顔を上げて僕を見つめる
「僕は、メイクでひとを笑顔にしたかった
ゲイである事に、本当はどこか劣等感を抱いていました
自分に自信を持てない誰かを笑顔にする事で、
僕も自信を貰っていて…
これからもそうやって、誰かを笑顔にして、僕も前を向きたい…でも、それがユノと一緒なら幸せだと思う」
何だか回りくどく言ってしまった
俯いて迷っていたら、今度はユノの掌が僕の頬を包む
顔を上げたら優しく微笑むから、胸が締め付けられる
難しく考えたりもした
男同士だから、
過去が有るから、
僕が隣に居てもユノの邪魔になるだけじゃないだろうか
でも、そんな言い訳をする事も逃げる事も、
そうすれば傷付かずに済むかもしれないけれど、
後悔が大きくなるだけだと、僕はもう知っている
だから…
「ユノが好きだから隣に居たい、です」
色んな物事はきっと、本質はとても単純で、
人生だってそうなのかもしれない
単純だけれど、言葉にする事が僕には少し難しかった
でも、ユノを失いたくないから、伝えたい
頬を包むユノの両手、その上に自分の両手を重ねた
見つめ合うとまるで磁石のように引き寄せられて、
唇が重なる
「……ん…」
「ありがとう、チャンミン」
「同じ夢を持っているから、隣に居たい
違う…そんなの関係無い、ずっと一緒に居たいんです」
本音を漏らす事は逃げ道が無くて怖い
でも、逃げてばかりいた、あの暗闇の日々にはもう戻りたくない
手紙の中で『どうか幸せに』
そう言ってくれたヒョンの、ソンスの言葉を信じたい
それだって、僕の気持ちひとつ
もう僕は、僕を愛してくれたひとを
恐ろしい何か、になんてしない
この日、僕達ふたりだけの部屋で
抱き締めあって眠った
触れ合っていたらやっぱりお互いの中心は反応してしまったけれど、さすがに翌日に響くから、と笑い合って我慢しながら目を瞑った
『おはよう』と『おやすみ』を愛するひとに言える
愛するひとの隣で明日が当たり前にやって来る
それが幸せで、一日一日を大切に過ごすようになった
もう、ただ朽ちていく事を待ったりしない
早く迎えに来て楽にして欲しい、なんて思わない
この部屋は今までより百貨店からは遠くなるし、
ユノと何度も何度も乗った地下鉄では無く私鉄の、各駅電車だけが停まる駅が最寄りになる
僕がこの都会に出て来てひとり暮らししていた部屋よりは広く、ユノがひとりで暮らしていた部屋よりは狭い
でも、そ
で良い
ふたりで住む事が出来たら充分だし、
何より『僕達』には未来が有るし夢が有る
その為にはお金も貯めなきゃいけない
だから、この…
ふたりだけの部屋から新しい一歩が始まるんだ
………………………………………………
「…凄い、隠すしか無いと思っていたのに」
鏡を見つめて、女性は感嘆の声をあげた
「せっかくの晴れの日に
綺麗な肌を隠すなんて勿体無いです」
ユノは女性の腕を見て満足そうに微笑む
ウエディングドレスを身に纏った彼女の顔は
自信に満ち溢れていて美しい
今日の依頼者である彼女は、二の腕に火傷の痕が有る
彼女自身はもう、痕がある事は仕方無いと
半ば諦めているそうだ
普段は目立つし、他人から見られたくは無いから衣服で隠しているけれど、新郎は彼女の火傷の痕も含めて愛おしく思ってくれているそうだ
「ありがとうございます…
普段は良くても、やっぱり結婚式は綺麗な姿でいたいから…彼にも『いつもより綺麗』って言って欲しいし」
「あはは、惚気られてしまいましたね」
ユノの施した特殊メイクで、まるで傷痕なんて始めから無いようになった腕を、彼女は何度も何度も嬉しそうに見つめる
ユノも腕をもう一度見て、
「これなら至近距離で見てもきっと分かりません」
そう言って、大きく頷いた
「早く彼にも見て欲しい」
そう話す彼女は輝いていて、メイクをする前の少し不安げな顔とは全く違って、僕はユノが誇らしい
「あの、そう言えば…」
「…何でしょう?」
鏡の前に座っている花嫁は、
少し離れて立っていた僕を振り返り
その視線が僕の首元に向かった事に気付いた
「これ、ですか?
すみません、シャツで隠れていると思ったのですが…」
スタンドカラーのシャツを着ている
けれども、少し暑くて第一ボタンだけ外していたんだ
もしかしたら、動いている時に気付かれたのかもしれない
同じような傷痕を抱えている彼女だから…
少し首元を緩めて、少しだけ傷痕を見せたら、
僕のケロイドを見て、それから
メイクで見えなくなった腕の傷痕を眺めた
「シムさんがヘアセットをしてくださっている時に見えてしまって…ごめんなさい
あの、その傷痕は消そうとは思わないのですか?」
好奇心では無く、
彼女も傷痕が有るから聞いて来たのだろう
特殊メイクや傷痕を隠すメイクも請け負う僕達だから、隠した方が良いのでは、と思ったのかもしれない
でも…
「この傷痕を含めて愛してくれるひとが居るんです
あなたにとっての…
今、隣で控えていらっしゃる新郎のように
そのひとが傍に居るから、隠さなくとも良いんです」
幸せそうな彼女にあてられて
思わずそんな事を言ってしまった
「あ…すみません、余計な事を…」
慌てて顔を背けて道具を片付け始めたら、
彼女の隣で最終チェックをしているユノの
嬉しそうな笑い声が聞こえた
「彼の言った通りです
あなた達ご夫婦も、きっとそうなのでは?」
ユノの言葉に思わずふたりを振り返ったら、
彼女と目が合った
そして、幸せそうに微笑んで唇を開いた
「きっと、私達と同じですね
おふたりの雰囲気がとても良いから、
もしかしたら、と思っていました
詮索するような事を言ってすみません」
「…いえ、どうかお幸せに」
「ありがとうございます
チョンさんと、シムさんも…
また何か、記念に写真を撮る事が有れば
メイクをお願いします」
彼女は幸せと自信に満ち溢れた顔で美しく微笑んで、
彼女を待つ新郎の元へ向かった
メイクルームにユノとふたり、
後は片付けて帰るだけ
道具を片付けようとユノに背を向けたら、
後ろから抱き締められた
「…ユノ、まだ仕事中です」
「チャンミンの全てを愛してるよ
意地っ張りなところも、それなのに急に素直になるところも、実はこどもっぽいところも…傷痕も全部」
「…僕も、ユノを愛しています」
「俺達も結婚式、する?」
「もうふたりとも35を超えたのに?
出会った頃ならまだしも、そもそも男同士だし…」
顔だけで振り返ったら、ユノは嬉しそうに笑う
「人生はまだまだこれからだろ?
お互いにヘアメイクをすれば、
出会った頃くらいには簡単に戻れるんじゃないか?」
「…撮影用だとしても、僕はメイクされたく無いです」
「あはは、チャンミンらしいな
じゃあ、素のままでしよう」
「とにかく、まだ仕事中です
話は仕事が終わってから…」
ユノの腕から抜け出して、
赤くなった頬を隠すように掌で覆った
ユノと一緒に暮らし始めて、
美容部員の仕事をしながら僕はヘアセットを含むメイクを、ユノは特殊メイクを学んだ
ふたりでお金を貯めて、いくつかの資格を取得して
独立するまでに4年掛かった
ユノがあの日、僕に語ってくれた夢は
『メイクでひとを幸せに、笑顔にしたい』
ブランドの垣根に縛られず、既存の枠に嵌らずに
例えば僕のように、傷を抱えるひとを、コンプレックスを抱えたひとを笑顔にしたい、という事
それは、僕が美容部員を目指したきっかけとも重なって、一緒にその夢を追い掛けたいと思った
思ったよりも独立までは時間が掛かった
人生は簡単では無く、波風だって時にある
けれども、ユノは『まだまだ人生は長いから』
そう、いつも笑って僕を導いてくれる
人生が長い、なんて
しがらみでしか無いと思っていたんだ
ユノと前を向こうと思えるまでは
僕にユノを支える事が出来ているか、まだ自信は無い
でも、ユノを想う気持ちも、一緒に幸せになりたい、
そう思う気持ちも、きっと誰にも負けない
だから…
「今日、帰ったら、結婚式の事を話しましょう」
気が早いかもしれない
ユノはもしかしたら冗談で言ったのかもしれない
でも、振り返ったらユノが泣きそうな顔で笑っていたから、僕もつられて…気が付いたら涙が零れていた
最近はもう、泣く事だって無かったのに、
やっぱり僕は、ユノの前でなら泣く事が出来る
傷痕は、消える事は無い
過去も、僕の中から消える事は無い
でも、過去があっても前に進む事が出来る
それを教えてくれたユノを、僕の一生を掛けて
愛していけたら良い、そう思った
「幸せにするよ、一生掛けて
後悔なんてさせないから…」
ユノがそう言うから、僕は言ったんだ
「ユノを好きになって後悔した事なんて無い
僕も、ユノを幸せにしたいです」
今なら、ヒョンに対して心から思えるんだ
あの日、あの時、僕を生かしてくれてありがとう、と
苦しみも痛みも背負っている
けれども、苦しみも痛みも、乗り越える事が出来る
愛するひとと、ユノと一緒に居れば
ユノが僕を見て微笑んで、それを見て幸せを感じる
もしかしたら人生はきっと、そんな単純な事で積み重ねられているのかもしれない
読んでくださりありがとうございます
我儘ですが、最後に読んだよ、のぽちっをお願いします
↓
私の頭の中のお話
最後まで読んでくださり、ありがとうございます
少し重たいテーマだったので、もしかしたら
受け取る方によって感じ方が違ったかもしれません
あくまでも二次創作でフィクションなので
重たくなり過ぎないように、とは思ったのですが…
思った最後には辿り着く事が出来たのでほっとしました
とても反応が怖いのですが、
最終話なのでコメント欄を解放させて頂きますね
最後なので、コメントを頂けたらとても嬉しいです
(ただし、我儘ですがご批判や厳しい意見はお控えくださいね)
自己満足ですが、補足を含む後書きを残しておこうと思いますので、感想が欲しいです、と書いておきながらですがもしもコメントを頂いても大切に読んで、お返事は控えさせて頂こうと思います
お付き合いくださった全ての方に感謝致します