短編をご提供中!
おはようございます
時間差ではありますが
太宰府天満宮に行った翔くんの引いたおみくじに”安産”…
翔くんならやれるよ!大丈夫だよ!と1人思っていた私です
そうしましたら、私の大好きなブロガーさんのみずきさんが描かれている素敵な絵を見て短編書いちゃいました
みずきさんのお部屋はこちらから→
では、お楽しみください
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「よっこいしょ…」
階段を上がるのもちょっと苦労するな…。
「あ、翔さん。荷物持つよ」
「え?あぁ、ありがと」
「エレベーター使わないの?」
「ん…なんかこっちの方が慣れてるから、すぐ足が向いちゃうんだよね」
「コケたら大変だよ。今度はエレベーター使ってね」
「うん」
腰を支えてくれるから助かる。
「あの人、だいぶ前に楽屋に入ってますよ」
「そうなの?」
「あ、翔くんおはよう」
前から松潤と智くん。
「おはようございまちゅ〜、んふふ」
「親戚のオジサンか」
お腹に顔をスリスリさせて嬉しそうに笑う。
「いやぁ、いつかやるとは思ってたけどねぇ」
「/////」
「嬉しいよ、素直に」
「ありがと」
荷物も持ってもらって腰まで支えてもらって…マネージャーが手持ち無沙汰なのが何とも申し訳ない。
「櫻井さん、先に会場に行ってますので」
「うん」
扉も開けてもらっちゃって…。
「翔ちゃぁん!」
「え?な、何?」
「来ないから心配したんだよ!どっかで倒れてたら…翔ちゃんだけじゃなくて赤ちゃんも」
「あ、ゴメン」
そういうのに疎くて困る。
「ちゃんと意識してよ?あなた”妊夫”なんだから」
「そうだね」
「おはようございまちゅ〜」
智くんと同じようにお腹に顔をスリスリさせる。
「うぅ…ぐすっ」
「まだ泣くか!」
「だってぇ…嬉しいよぉ」
「パパは泣き虫ですねぇ」
お腹をさすってると少しだけ動く。
「性別はお楽しみですか?」
「うん。どっちでも絶対可愛いよ。翔ちゃんに似て」
「そんなこと…////」
『時間ですよぉ』
外からマネージャーに声を掛けられる。
「行こっか」
「ゴメンな、迷惑かけて」
「俺子供に誇れるように仕事頑張るから!奥さんはゆっくり休んでて」
「ぅん///」
なんか恥ずかしいな…産休の会見なんて。
「おみくじで安産だったもんね!大丈夫だよ」
「ん…そ、かな」
「怖いなら手握っててあげる」
無事に生まれるかとか…それも心配だけど。皆にどう思われるか。
「翔ちゃん、自信持ってよね。翔ちゃんは俺の大好きな人だよ」
「そっか…うん、ありがとう」
ギュッと手を握られたまま、会見場に向かった。
短編はとんでもないものを盗んでいきました
オレのことばなんて
聞いてないみたいに
智は自分のを押 し付けて腰 を揺らしてる。
それでいくなら
それでもいいけど?
葛藤しながら期待した
オレがバカなだけでさ。
「あぁ、カズ…
なんか…止まんねぇかも…」
止まんねぇかも?
いいよ、そのままいっちゃって。
オレの、
智の体重とオレの体重と
ラグの間で耐えてるとこ。
いくなら早くして。
って思ったのも束の間。
またひっくり返されて
抱き上げられて
ベッドに運ばれた。
めっちゃ濃 いキスもらって
真ん 中ぴく ぴくしちゃって
智の首に腕を回したら
いつもみたいに始まるオレ達 の営み。
「早く触 って」
待ちきれないの。
待ってたもん。
「ちょっと待ってろ」
「え?」
クローゼットから
ベッド用のバスタオルを
2枚抱えて戻った智は
目の奥がマジだった。
止まんねぇかも…って…
止まってないね、確かに。
も、さ、
バスタオル見たら
また期待と葛藤で
いろんなこと、ぴく ぴくしちゃうから。
オレの腹筋で
智がなんでこんなにマジに、
しかも
久しぶりのアレや りたいって
何が起きたのかなんて
も、考える余裕、ない。
やっとのとこで
明日のお迎え時間思い出して
葛藤は、やめた。
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荒川ちか監督新作に出演します。
主演は若杉凩さん
6/3の上映はすでに満席
ありがとうございます。
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