ビデオカメラ 見渡す限りの世界がある
ビデオカメラという商品について
[あらすじ]
・「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」のクリス・ヘムズワース主演で、9・11直後に行われたテロとの戦いに身を投じたアメリカ陸軍特殊部隊(グリーンベレー)の隊員たちの活躍を描いた実録戦争ドラマ。
・米同時多発テロ翌日の2001年9月12日、対テロ戦争の最前線部隊に志願したミッチ・ネルソン大尉は、わずか12人でアフガニスタンへ乗り込み、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧する任務に就く。反タリバンの地元勢力を率いるドスタム将軍の協力が得られるものの、12人の部隊に対して敵勢力は5万人。
・加えて戦場のほとんどが険しい山岳地帯のため、馬こそが最大の武器だとドスタム将軍は言う。隊員のほとんどが乗馬経験のない中、ネルソン大尉らは馬に乗って厳しい戦いを強いられる。
・プロデューサーに「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ブラックホーク・ダウン」のジェリー・ブラッカイマー。監督はデンマークの映像作家で、報道写真家でもあるニコライ・フルシー。共演にマイケル・シャノン、マイケル・ペーニャのほか、ヘムズワースと実際に夫婦でもあるエルザ・パタキーが、ヘムズワース扮するミッチ・ネルソンの妻役で出演し、夫婦共演を果たしている。
これまで多くのイラク戦争モノ×実話モノが公開されましたね。
空港で購入したビデオカメラでコソボ戦争を映像に収め、『Return of the Exiled(亡命者の帰還)』という15分のドキュメンタリーにまとめる。このドキュメンタリーはデンマーク国営放送で放送され、映画館でも上演される。このあとLevi’sから短編映画の製作を懇願され、ハイチに飛んでヴードゥーの伝統的な慣習をベースにした『Possessed Jeans』というバイラル動画を製作。
CM製作ではこれまで170もの賞を受賞。エミー賞に4度ノミネートされ、2013年にCanonのCMでついに受賞。クリオ賞も数回受賞している。全米監督協会からCM監督としての業績を称えられ、2007年にJC Penny、Guinness、MotorolaなどのCMでDGA賞を受賞し、2014年にもFEMAとGuinness
広告で同賞を受賞。Nike、Mercedes、Sony、Coca-Cola、Lexus、Barclaysなどの有名企業のCMでも、多数の賞を受賞している。
実績ありすぎでしょwww 170の賞って、、、34個目に獲得した賞は何だった?って質問しても答えられないでしょw
いやぁ、そんなにCM撮るの上手いのかw しかもエミー賞まで受賞して、、、 CM監督出身の人が映画監督になると成功する事例は多いですからね! とても期待してしまいます。。
[映画の感想]
ムキムキ☆マッチョメン達のイラク戦争ファーストミッション! まさにファースト・アベンジャーズ!!
と両手をあげて喜びたくなるほどのイラク戦争全肯定映画だっ!!
またこの映画で志願者が増えそう、、、
[非常に不公平な映画でもある]
イーストウッドが散々描いてきた「戦争とPTSD」を吹き飛ばすかのように、兵士の心が病んでいるシーンは全く描かず、正義の戦争というのを印象付けるような演出が終始行われておりました。
アメリカが作った映画ということを差し引いても、非常に不公平感のある戦争映画だったと感じます。
イラク戦争を仕掛けるのは正義だ! イラク戦争は正しかった! 最初にイラク戦争で戦った男たちを讚えよ!!というメッセージがビンビンと伝わってきますね。
よくよく考えると、今作の原題が「12 Strong」(12は、クリヘムがリーダーの小隊の12人の兵士を指す)となっているのも、いかにもマッチョイズム感じる題名にもなっていますしね。。。
映画的な出来栄えの話はさておいて、今作に乗れるか乗れないかは、イラク戦争におけるアメリカの参入について肯定的かどうかで決まってくると思います。
・・・私の正直な感想としては、何でこれまでイラク戦争を肯定するんだ!と違和感を覚えながらも、、、、
・マシマシの戦闘シーン
・M4のカスタマイズの格好良さ(しびれました。。。)
・陸と空の見事な連携によるタリバン襲撃のカタルシス
・ドスタム将軍がラスボスを倒す時に言い放つ「バラマゾール!!!」という謎の捨てセリフの格好良さ!!!
以上のカッコ良すぎるシーンが多すぎて、どうしても気持ちがノッてしまったのでした。。。
ポリコレ的発言をしておけば、もちろん戦争はダメです。いくらテロに遭ったからって、仕返しにイラクを攻撃するなどあってはなりません!!
今思うと、ブッシュ大統領より金正恩さんの方が平和的解決できてるよなw
戦争はダメだというのは分かるんですけど、銃器の描き方、戦いの描き方があまりにも米軍寄りでカッコ良かった!!!
サバゲーを趣味でやっており、クリヘム大尉と同じくM4にグレネードを付けてる私としては、アガらざるを得なかったのです!!!!!!
戦争映画が持つ魔力に負けたというか、自分に正直になって言えば、面白かったです!!!!!!!
[不公平感は戦争シーンにも現れた]
先にも挙げた通り、戦闘シーン多めだったのがナイスなところ。
M4とAKの小火器ドンパチに加えて、戦車が出てきたりMN-21というミサイルとクリヘムが戦うシーンもあって、銃好きにはたまらない映画だと思います。
何よりクリヘムとマイケル・シャノンの超人的な位置情報把握能力により、9000mからの空爆が面白いように当たるんですよねwwww
これ、普通の映画なら外れて戦況が不利になるんだけ
なw 史実通りやってるんでしょうけど、ここまで空爆が当たって米軍に都合良い風にしてるので、いくら戦闘シーン多めといえども、不公平感は少し出てるようなぁ、、、。
あと、不公平感があるといえば、馬で戦ってるクリヘム達に、一切のハンディキャップが感じられないところww
私の記憶では、馬が狙われてミッションが失敗に終わるみたいなシーンはないし、あまり馬に弾が当たらないというねw
馬とM4銃という組み合わせなんて、猿の惑星のシーザーみたいなもんですよw クリヘムはシーザーになったんすよwww
この構図www 同じM4www クリヘムのキャラ造形はシーザーだったのかwwwww
あとは何より、クリヘムが全く弾に打たれないw クリヘムが無双状態になってるのがずるいですw
誰が見ても分かると思うんですけど、グリーンベレーのみんながきちんと壁に隠れて戦ってるのにも関わらず、クリヘムだけちょこんって顔を出して撃つんですよw あんなのやられますよwww 敵にスナイパーがいたら一発でやられますよwww
あとで話しますけど、ちゃんとしたサイト(スコープ)を付けてるならば、それ越しに敵をみるべきですよ。なんであんなに顔を出してるんだクリヘム!!!!! 迂闊すぎるぞwww
何より、クリヘムが単独行動するのが本当に許せなくて! 空爆を的確に行うために、一人で敵の近くまで行くんですけどあんなことしたら殺されっから!!!
ただし、馬に乗っている状態のクリヘムは無敵状態なんで、敵から攻撃を食らうこともなく、スムーズにミッションが進むんですけどねwwww
いくらアメリカ寄りの映画だからって、クリヘム+馬=無双みたいな状態はやめていただきたい!!!!
[銃好きにはたまらん]
特に感動したのは、タリバン側が持っていたA&Kに、3000発のマガジンを付けている兵士がいたということ。。。
6,147円
Amazon
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3000発ですよ3000発wwww どんなマガジンしてんすかw
村一つ破壊するつもりですかww
単に戦争映画を撮るにはあまりにも不釣り合いな装備をしていたのが驚きでしたね。。。
あと、米軍側のM4、特にクリヘムの持っていたM4には、前のレールには夜でも敵が見える暗視カメラ、後ろのレールには巨大なドットサイト、前についてるハンドガードの下(下ハン)にはライトとハンドルがカスタマイズされている。。。
24時間働けますか?的なノリで24時間働けますか?的な重装備をしてたのがよくってね!
ただ、ライトと暗視スコープを付けてるんですけど、基本的には戦いは夜のシーンばかりで、ここまで思い装備つけてると絶対に戦闘に不利な気もするんだけどなwwww
これ、片手で持ってるけど、ここまで装備ちゃんとつけたら、片手持ちはキツイよぉぉぉ!!!!!
かっこいいからいいんですけどね笑
[描き方に工夫が欲しかった]
基本的には肯定したいんですけど、物足りなかったのは編集ですかねー、、、最初から最後まで、時系列を全くいじらずに丁寧に丁寧に書いていくのはいいんですけど、見ているうちに「あ、じゃあ次はクリヘムがピンチかぁ」と時系列的に予測できてしまうことが多くて、イーストウッドとまでは言わないまでも、シーンの切り取り方にもう少し工夫が欲しかったですね。。
あと何より、エンディングがちょっと許せませんね。
「クリスマスまでに帰る」とカッコつけたクリヘムが、本当にクリスマスまでにイラクから帰ってきて、サンタの格好してる子供が驚くみたいなシーンはいらんよwww
あのシーンのせいで、余計に米軍がカッコよくなるというか、戦争万歳感が出ちゃうんだよなw
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