文系のためのビデオカメラ入門

(こちらの写真は自由に撮影が出来る素晴らしいホテルさんでの写真です)

2月に東京の下町にある教会に伺いました、

そこはご列席者でも撮影が禁止されている教会です。

撮影出来ない理由は

「過去に挙式中に自由気ままに撮影して式の雰囲気を台無しにしたカメラマンがいたため」でした。

友達の結婚式、座ってからでもいいので撮影したいというゲストの方も多かったです。

けれど写真を撮ったらダメなのです。

その時間は新郎新婦さんが貸し切りをしている時間なのになぜなのでしょうね。

そういう結婚式場やホテル、教会は全国に数知れないほどあります。

撮影が出来ない多くの理由として、

「過去に挙式中に自由気ままに撮影して式の雰囲気を台無しにしたカメラマンがいたため」

もしくは「厳粛な結婚式なので慣れたカメラマンが撮ります」が多いでしょうか。

規制するのであれば「式の雰囲気を台無しにしたカメラマン」だけを規制すればいいのに、

ちゃんとルールに沿って撮影している僕や他のカメラマンも規制されるわけです。

何でも一括りにして規制するのは日本の良くある愚策です。

ルールはならず者に沿って出来ていきます、

ちゃんとしている人に添っては出来ていきません。

全体の0.1%がならず者でもならず者に沿ってルールは出来ていきます。

ここまでは、言葉を等価でそのままで考えた場合の考え方です。

実は「過去に挙式中に自由気ままに撮影して式の雰囲気を台無しにしたカメラマンがいたため」

もしくは「厳粛な結婚式なので慣れたカメラマンが撮ります」については、

言葉を超えた意味があります。

提携をしている自社のカメラマンに撮らせたいための「言い訳」なのです。

そういえば新郎新婦さんは納得すると思って行っているのです。

そこまで規制しているのだから提携カメラマンはしっかり撮ってくれる、

と思ったら大間違いということが70%以上です。

さらには値段も高く、写りはプロではないと言う意見が極めて多いです。

冒頭で訪れた教会では、

ビデオカメラマンと大きなビデオカメラと三脚がバージンロードのど真ん中に鎮座していました。

最初から最後までずっとです。

これは「過去に挙式中に自由気ままに撮影して式の雰囲気を台無しにしたカメラマンがいたため」に含まれると思うのですが、

その教会の括りでは当てはまらないようです、不思議ですね、ホントに不思議です。

ちなみにその教会の方は目を三角にして言われたのですが

「もし、撮影したらカメラを取り上げるから、渡さなくても力づくで取り上げますよ！」

「そして挙式が終わるまで掃除用具の部屋に入っていてもらいます！　鍵かけてでられないようにします」

ええと、こんなことを実際にされたら立派な刑事事件です。

窃盗、暴行、拉致監禁です。

でも某SNSでこの教会を検索したら取り上げられていたり、

部屋に閉じ込められている人もいたようです。嘘ではなかった。

浮き世離れしていますね、自分が神だと勘違いしているのでしょうか。

そんなことをされても結婚式という慶事だけに刑事事件にしなかったのでしょうけど、僕なら刑事さん呼びます。さらには実名公表して事実を掲示します(‘A`)

教会や会場がとっている行動、不思議なルール、

その行いは新郎新婦さんにとって幸せなのか否か。

新郎新婦さん目線で考えないと、

幸せを司る結婚式を運営する資格なんて無いと思います。

神様も幸福を導かない行いは望んでいないでしょう。