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えっと。

前に人間が造られた理由について、「幸せになるため」って話をしました。

興味を持ってもらえたらとか見てみてください。

今回は、そこからさらに１段さかのぼって、なんで神はいろいろな物（人間、み使いを含む）を作ったのかということを考えてみました。

結論を先に行っちゃうとこれも、「幸せになるため」なんですけどね。

創造の業を始める前、さらに言うとみ使いもイエスも作られる前は、神様はずーーーーーっとひとりぼっちでした。（少なくとも私たちが感知できる範囲では）

どのくらいの期間そうだったかはわかりませんし、たぶん想像しても想像が及ばないような気がします。

そもそも、まったく変わることがない神しか存在しない世界では、変化がないので時間も存在しないことになります。哲学的ですね。

で、神様はある時点で、自分以外のものを作ることを考え付きます。

ここからは大変だったと思いますよ。

なんせ今まで一人しかいなかったのに、そこにほかの存在が加わることになるわけですからね。

巨大な豪邸で一人気ままに暮らしていた人が、人選はするとはいえ、ルームシェアするような感覚に近いものがあるかもしれません。

そのためにはルールづくりも必要でしょうし、それぞれが快適に暮らすために必要な設備もあるでしょう。住んでいる人が楽しく過ごすための工夫もいろいろしなければなりません。

それをはるかに上回る複雑さで、物質界を作るためにはいろいろな物事を決めなければなりません。原子分子のサイズ、電子の電荷量、分子間力、宇宙空間のダークマターの量、重力にプラスマイナスを作るかなどなどがぜーんぶバランスが取れていないと、そもそも生命が存在できない世界が出来上がったりしかねません。

私は物質界しか見れないし、大して想像できないのでこんなことしか考えませんが、もしかしたら霊的な世界でも同様に決めなければならないことがたくさんあるかもしれません。

霊の存在する世界の詳細、霊的存在同士の接触方法や、意思伝達方法。移動（するとすればその）速度なんかもあるかもしれません。（←めっちゃ想像力が乏しい）

全知全能でも時間はかかったんじゃないですかねぇ。

ただ人間と違ってトライ＆エラーを繰り返す必要がないのがうらやましいです。

で、独り子であるイエスを作って。

霊的な存在を作っていって。

物質宇宙を作って。

人間を誕生させて。

ここで、やっと完成です。

では、神様は何を目的にこれらのことをしたんでしょうか。

いろいろ考えたんですが、まず宇宙全体が作られたのは結局「理知ある被造物のため」であることは間違いないはずです。

宇宙や生命というものを把握できない動物がいくらたくさん造られたところで、それは存在しないのと大して変わりありませんから。

というわけで、神の創造の業は理知ある被造物である「人間とみ使い」のためだと言えます。

では神様は何のために理知ある被造物を作ったのかということです。

ここで、人間が造られた理由が関係してきます。

最初に書いたように私は「人間は幸せになるため」に造られたと信じています。

人間が「幸せになるため」に造られたなら、おそらくみ使いたちもそうでしょう。人間のお世話をするために作られたんじゃないでしょうから。

じゃあ、理知ある被造物を「幸せになるよう」に造って、神様は何がしたかったのかということです。

私は、これは「神様自身が幸せになるため」ではないかなぁと思っています。

つまり、造られた者たちが幸せになるのを見て、神様自身が幸せを感じるということです。一人で幸せになるより、みんなで幸せになった方がいいですからね。Win-Winです。

サタンが糞みたいなことをしやがったせいで、逆に不幸が満ちていますが、神の目的は最後には必ず達成されるので、最後はその状態になるでしょう。その時が楽しみですね。

まあ、ＪＷ的な考えが抜けていないことは認めます。

でもＪＷにはこんな風に考えている人はほとんどいないとも思います。

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