短編のオンパレード♪
あの娘ぼくが短編決めたらどんな顔するだろう
皆さま、フランスを代表する歌手で、女優の
「DALIDA(ダリダ)」って、ご存知ですか。
エジプトに移住したイタリア人の両親のもと、1933年にカイロで誕生した
本名 Iolanda Cristina Gigliotti(ヨランダ・クリスティーナ・ジリョッティ)。
1954年度のミス・エジプトに選ばれるほどの美貌に恵まれ、
女優活動を開始。
芸名「ダリダ」はこの時に名付けられました。
両親の大反対を押し切り、さらなる活躍を夢見て、パリへ
飛び立つものの、なかなか思うようにはいきませんでした。
オーディションを受けてもことごとく落ちるという
辛い日々が続きますが、生活のためにナイトクラブで
歌っていたところ、大物プロデューサーの目に留まり、
ついにシャンソン歌手デビューを果たします。
ヒット曲にも恵まれ、スターへの階段を一気に駆け上がったダリダ。
彼女を知らない世代の方も Alain Delon(アラン・ドロン)と
デュエットして、世界的に大ヒットした「あまい囁き(Paroles,paroles)」
のメロディはご存知の方もいらっしゃるでしょう。
上の動画を観たあとは「パローレ・パローレ 」が
頭の中を駆け巡って、止まらなくなりますよ。
オリジナルはカンツォーネの女王 Mina(ミーナ)と俳優の
Alberto Lupo(アルベルト・ルーポ)のコンビによって、
イタリアで大ヒット。
日本では中村晃子さんと細川俊之さんのコンビでカバーされていますね。
さすがにリアルタイムでは存じませんが。
歌手として、大成功をおさめたダリダでしたが、
私生活は愛した男性が三人も自殺するという
波乱に満ちたものでした。
そして、ダリダ自身も1987年5月2日に
「人生にもう耐えられない。私を許して」と書き残し、
睡眠薬の過剰服用により、54歳の生涯を閉じます。
今年は没後30年にあたり、その生涯を描いた
フランス映画「DALIDA」も公開されました。
モンマルトルの墓地にダリダは眠っていますが、
お墓はかなり、インパクトがあります。
そちらの記事はまたの機会にいたしますが、
お墓があるだけでなく、居も構えていたので、
ダリダはモンマルトルにゆかりが深いのです。
ガイドブックではほとんど紹介されていませんが、
没後10年にあたる1997年には「ダリダ広場」に
ブロンズの胸像が置かれました。
訪れる人が一様にダリダの胸に触れるというか、
両手で包み込むようにさわるので、ご覧のように
擦れて、色が変わっています。
「ダリダのおっぱいに触れると幸せになれる」という
都市伝説があるとか、ないとか。
私も両手でさわらせていただきましたけれどね。
愛したモンマルトルの風景をダリダ像も見つめています。
左手に見えている小道を進んで、通りに出ると
目の前にビュイッソン公園があり、
聖ドニ像があります。
この場所は斬首された自分の首を洗ったという
井戸があった場所だそうです。
聖ドニ伝説に興味のある方は
もあわせて、お読みください。
すぐそばのマルセル・エイメ広場には有名な「壁抜け男」もいます。
彫刻はジャン・マーレの作品で、マルセル・エイメの短編小説
「壁抜け男〜恋するモンマルトル」の主人公がモチーフとなっています。
みんなが触れるから、手だけピッカピカ
とりあえず、握手と。
ジラルドン通りをさらに進んで、「ラデの風車」が残るレストラン
「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」の近くには
かつて、ダリダが住んでいた豪邸があります。
25年間、この家で暮らしていたのですね。
パリを代表する観光名所モンマルトル。
すでに訪れたことがある方も次回は隠れた名所を巡ってみませんか。
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