ビデオカメラの広場

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キテレツ達は学校の授業で絶滅危惧種のトキの話を聞きます。キテレツ達はその原因を勉三さんに聞いてみると森林伐採と環境汚染と語り始めます。キテレツ達はどうにか防げないのか、対策できないのかと言うので昔からそういう話だけは出ている、人間にとって鳥はいなくても困らないから真面目に考えてくれないと語ります。

この時の勉三さんが熱いです、歴史の争いの時も真面目に語っていましたね。普段は頼りない勉三さんですがこういう事に真面目に向き合っていて偉いと思います。

勉三さんはトキの学名はニッポニアニッポンで日本を象徴する鳥と言います。

今のキテレツ達にはトキをトキがたくさんいた時代に連れていって元気付けてやる事と思いましたが連れていくわけにもいかないので写真を撮ってあげる事にしました。

というわけで一同は航時機で江戸時代の佐渡島に向かいます。さっそくトキの群れを見つけたので航時機を着率させて撮影しようとしましたが。お侍にビデオカメラを鉄砲と間違われて密猟者に間違われます。

ブタゴリラが勘違いするなよおっさんと言って笑ってますが江戸時代の人が分からなくても仕方がない。

一同が慌てて逃げ出すと助けてくれたのは奇天烈斎様でした。奇天烈斎様はトキ等、大型の鳥を狩るのは禁止されていて捕まれば死罪と言いますがそれでも密猟者がいると言います。

それは一ヶ月前の事、ある城に呼ばれて城主にトキの剥製を見せられます。それも光を浴びただけで剥製になる道具を使っての事でした。奇天烈斎様は以前作った光を浴びせるだけで剥製になり、もう一度浴びせると剥製になる即時剥製光が原因だと考えます。譲った友人に聞くと半年程前に盗まれてしまったと言うのでそれを取り返しに来たとかで。

そんな時、光線のような音が聞こえてきます、音を頼りにビデオカメラのズーム機能で覗くと怪しい男が三人いました。即時剥製光を使っていると思い、ブタゴリラは川に石を投げてトキの群れを逃がします。いやあ、ブタゴリラは相変わらず機転がきいてますね。こういう時に頼りになる。

一匹だけひねくれたトキが逃げてくれなかったのでコロ助が動物変換小槌を使ってトキになり、トキに説得しようとします。男は即時剥製光を浴びせようとするのでブタゴリラが飛びかかろうとすると光を浴びて剥製になってしまいます。キテレツ達にも浴びせようとするので一同が伏せるとブタゴリラだけが浴びて元に戻ります。

ブタゴリラが飛びかかろうとしますがまたまた即時剥製光を構えられるので、今度はトキになったコロ助が襲いかかります。放り投げられた即時剥製光を男がまたまた披露ので今度は本物のトキが襲いかかります。奇天烈斎様が即時剥製光を取り返して男三人を剥製にしてしまいます。そしてお侍に男三人を渡します。やっぱりこの三人は死罪なのでしょうか。

無事カメラの撮影を終えてトキの保護センターに訪れます、なんとかお願いをして写真を見せますがトキには伝わりません。そこでキテレツは現代に戻る前に奇天烈斎様から貰ったヒントを頼りに蜃気楼鏡を使って周囲にトキの群れの映像を映し出します。それを見て羽ばたく二羽のトキ。

その姿を見た一同は絶滅危惧種のためにももっと環境問題に真面目に取り組もうと考えるのでした。

勉三さんが関わるとハチャメチャな話も多いですが勉強になる真面目な話も多いですね。キテレツはこういう話をやってくれるのが嬉しいです。

今回は敵の三人が間抜けだったのであまり緊張感のない戦いでした、やっぱりこういう話ではブタゴリラとコロ助が活躍しますね。