競走馬(サラブレッド)は馬主から見れば投資の対象。
だから、先行投資(買付金額)を超えるリターンが目的です。
つまり、JRA競馬では馬主経済に焦点を当てた見方を
しないと当たるものも取り逃がすという機会損失を招きます。
これが前回の内容でした。
今回は【JRAの想い】と題した内容でお届けいたします。
最盛期より減ったとは言え、
JRAに登録されるサラブレッドは7~8千頭余りいます。
つまり、競馬は7~8千種類の個性(競走馬)が
競い合う競技です。
箱根駅伝、知っていますよね。
公式ホームページには
「東京・読売新聞社前~箱根・芦ノ湖間を
往路5区間(107.5Km)、復路5区間(109.6Km)
の合計10区間(217.1Km)で競う、
学生長距離界最長の駅伝競走です」とあります。
つまり、10人のランナーがタスキをつなぎながら
200Km余りを駆け抜ける競技です。
往復10区間の一般道を走りますから、
コース形態や距離はどれ一つとして同じではありません。
優勝するためにはコース特性に見合った選手を
起用するのが優勝への第一歩です。
競馬も同様です。
芝、ダートの違いからはじまり
距離の長い・短い、坂や勾配の有り・無し、
コーナーのきつさ・ゆるさ、
小回りコースや大箱コースなど
各競馬場のコース形態はさまざまです。
競走馬にも性格をはじめ競馬スタイルの違い、
距離の適性、コーナーワークや平坦なコースが得意な馬
・そうでない馬などさまざまです。
その馬に見合った競馬場やコース形態の選択が
賞金を稼ぐための第一歩となる訳です。
JRAとしては8千頭余りの競走馬が
公平に賞金を稼いでくれないと困るのです。
※公平とは当該馬の買付金額に見合う(又はそれ以上)
という意味です。
前回の動画で見てきた競馬の仕組みの外に、
競走馬の適性に叶うコース作りも
(賭け事の肝である)儲けを偏らせないためにも
はずせない要素なのです。
JRAは全国に10の競馬場を所有(賃借)しています。
JRAは全十場のどのコースを見ても
二つとして全く同じコース設定をしていません。
今回の動画では各競馬場ごとの
コース形態と特徴を解説しています。
これを知れば馬券収支の改善につながる事請け合いです。
いよいよ最終回の動画をお届けいたします。
549の法則の根幹部分である出馬表から
要る馬、要らない馬を特定する方法を
具体例をもってお示しさせて頂きます。
どうぞ、お楽しみに・・・。