おはこんばんちは。
ぶーちょです。
桜が散りました。私の住んでいる地域では。
でも、足元に散った花びらの方に目をやると、つくしが生えてました。
現場からは以上です。
さて、今回はPrimeのRP-50というカーボンクリンチャーホイールのド素人インプレッションです。
やっとですか?
やっとです。
1月に購入していたことはナイショです
カーボンディープリムホイールと言えばカンパのBORAシリーズや、ENVE、Lightweightなどが代表的であり、おおよそ自転車のパーツであるとは到底考えられないような値段の超高級品です。
ところが、ネット通販では中国製で5万円台くらいで買えるカーボンディープリムホイールが存在するなどメーカーによって値段の差が極端であるため、ネットで眺めているといったい何にお金を払っているのか…実用性や費用対効果を考え出すとだいたい何が正しいのかわからなくなり、そっとタブを閉じる方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、ローディホイホイの御用達海外通販サイト「wiggle」でPrimeブランドとして販売されているRP-50というホイールについてです。
厳密にはPrimeというブランドはCRCという通販サイトのプライベートブランド的なsomethingなんだとか?
あまりよく知りませんが…
最近知らない知らないと言い過ぎて大丈夫かこの人?と思われてそう。
先ず、私が何故カーボンディープリムホイールが欲しくなったのかという話ですが
春のエンデューロに出るかなぁという予定があります。まぁ単純に遊びですね。
ロードのあちこちにカメラをつけて、撮影し合ったら楽しいよねみたいな。
それで、昨年「もてぎ7時間エンデューロ」のビギナー2時間コースに会社の同僚と出場したのですが、これが楽し過ぎて「また来年も参加しよう!」ということになってました。
今年の4時間コースにエントリーし、どうせ平坦な道をただ走り続けるだけなんだし同僚のロードとの差別化も兼ねて、いっちょカーボンディープリムでキメたろwwwっていう浅はかな思考です。
また、うちの子の色がマットブラックでありprimeのブラックデカールのホイールはまさにうちの子のために作られたようなデザイン…
これは買うしかないと思ったわけです。
走り出してしまえばどこのメーカーだろうが見えませんが、配色の都合上、白のブランド名が入ってしまうとウチの子には主張が強過ぎてフレームのデザインとのバランスが崩れてしまいます。
ミレを選んだ理由も、アルミリムがシルバーに光らないから足元が引き締まると考えたため導入。
雨の日の制動が〜とか言うのは本当は嘘です。
高価な物を買うときの理由付けに過ぎません。
しかし、ホイールとなるとやはり性能や安全性という点を無視できません。趣味とは言え一歩間違えれば命を落とすわけですから、品質についてある程度の確証がなければ買う気になれません…
primeのホイールはどうかなぁとネットを泳いでみると、注目はされているようですがあまり手を出している人は居ないようでした。
どうするかな〜と考えて居たところ、
wiggle「セールやってまーす」
ぶーちょ「なになに?どれどれ?」
wiggle「\\\\ ホイール40%off ////」
ぶーちょ「よ…よんじゅう!?」
wiggle「さぁ、アカウントにクレジットカード番号を登録するんだ。そしてポチれぇっ!!」
ぶーちょ「あっあっポチっ」
ホイールの性能とか安全性はどうした?
余談ですがエンデューロは何故か4時間にエントリーしてしまったので、ボトルは4本積みます。
目を離す場所にあまり荷物置きたく無いですからね…
さて、このRP-50はどのようなホイールかと言うと、ご覧の通りカーボンディープリムホイールです。
リムの高さは50mmですが重さは前後で合計1600g行かないくらいで、何とシャマルミレの100g増程度の重さしかありません。
さらに重量の話をすると、タイヤをpanaracerのrace L evo 3を装着しているためグラベルキングやrace A evo 3よりも1本あたり40g軽くなっています。
つまり、タイヤだけで-80gでスプロケも105とはいえ11-28Tを使用しているためアルテの14-28Tよりも30gほど軽量。
付属品のクイックリリースもかなり軽いものなので、結果的にシステム総合重量はミレより数十g軽くなっています。
タイヤをかなり割り切って軽量なものにしているとは言え、なかなかの軽さ
走りも全く重くありません。
乗り心地はとても良いです。
人間の入力に対して素直に反応してくれますが、路面からの入力はマイルドです。
履いているタイヤが同じではない為、直接的な比較は出来ませんが私の組み合わせだと乗り心地が良くて乗ってて楽しくなりますね。
なんと言ってもテンションが上がるのがブレーキ音です。
カーボンリム独特?の「ひゅ〜ん」という音がします。
音の高さは世界耐久選手権のLMP1の車両がブレーキを踏んだ時にMGU-Kが作動するときの音みたいですね。
まぁ、簡単に言えばプリウスがモーターだけで加速する時の「ヒューン」という音だと思ってください。
音フェチにとっては、なかなかのおもちゃになるので、ついブレーキに少し指を当てたまま加速したくなりますね。
あんまよくないと思いますが笑
とにかく音が良いんですよ!!
さて、皆さまが最も気になる点であろう「空気抵抗は減ったの?」という件についてですが
多少は違うんじゃない?と鈍感の私としてはそれなりに実感があった模様。
確かに少し巡航速度は上がった気もするし、感覚としては巡航速度まで「持っていくのが楽になった」って感じですかね。
漕ぎ出しはリム重量が重いので多少モッサリするのでしょうが(ミレとはどっこいどっこいだと思うのでそこまで感じないんですけどね)ちゃんと速度に乗れば真っ直ぐ走りたがるのがわかります。
最も顕著に効果を実感出来るのは下りです。
アホみたいに速度が伸びます。
半分ネタで言っていますが、半分ガチで注意ですね。
下りの斜度にもよりますが、ノーブレーキだとスルスルと40〜50は普通に出そう…
文章だけだと「あーそうなんだ」って思うだけでしょうが実際の峠では周りの交通の流れに対して、かなりスピードを出して走行する事になり大変危険だと思います。
最近の背の高い軽自動車程度なら簡単に煽れてしまうので、必ず下ハンブレーキをお願いします!!!
このような時の煽る状況って、自分では意識していなかったり充分車間距離を開けて走っているつもりなんですよね。(´・ω・`)
でも前を走るクルマからしたら、普段自転車では考えられない動きやライン取りをする上に全く離れていかないので結構プレッシャーがかかるようです。
事故が起こってしまうと自分だけでなく他人の命に関わりますのでスピードは抑えて走りましょうね(乂’ω’)
で、
安全な速度で走る分にはとても気持ちがよく優秀だと思います。
速度が上がれば上がるほど効果が増し巡航速度を保ちやすいというのは、まさにエンデューロ用というに相応しいホイールだと思いました。
私が買った時は8万円を切る価格で、輸入するのに関税がかかり、81,000円ほどだったかな?
さてさて、先程大きな大きなフラグを立てておいた品質や安全性についてです。
ぶっちゃけ、Twitterのフォロワさんに使っている方を何人か見かけたので大丈夫っぽいなwと思ったのが3割。
残りはprimeがこのホイールのスポーク、ハブなどを手組み出来るように(?)売っていた事が2割。
正直に言いますが、例え盆栽でも写真映えするわこれって思ってポチったのが5割www
特にprimeの売り方については色々と考察しがいがあるように感じます。
完組で所謂「吊るし」のホイールは買ってそのまま装着することを想定するので、例え1つ1つのパーツの品質が良くなくても、ある一点のチューニングポイントでバランスが取れてそれなりに走り耐久性が問題なければ「全てのパーツを売り切る」事が出来、メーカーにも小売にとっても美味しい商売になります。
ところがprimeはわざわざ手組みでもこのハブ等を使えるようにして売っています。
値段が高いものではないので、そこまで精度の高い品だとは考え難いですが、単体で見て耐久性や性能に落ち度がないというコトなのかなと。
プロが組んでダメだったら、きっとネットにそういう噂は流れるでしょうし訴訟の多い外国でこのような販売が出来るのはある程度品質や耐久性に自信があるのかなぁと思いました。
バラ売りだと、誰がどう組むかわからないですからね…。
それで、「どうせ中味は中華カーボン(量産品)だろうけど、primeのロゴが入ってればある程度外れなさそうかな」と考えて買いました。
この目論見が外れて1年以内に壊れたらみんなで大笑いしましょうwww(ブログ的には美味しい)
ということで、何かあったらRP-50のことは書いていきます。
あ、スプロケが11-28Tのままだったなぁ( ´-`)
11-23にするか、12-25にするか最終的にまだ悩んでます笑
生暖かく見守ってください…_(:3」∠)_
それじゃあ
またね。