言い過ぎは対岸の火事ではない
愛あるステキなあなたへ
その人が
強く考えていることや
「いつも思っていること」って…
目には
見えないことだけど…
実は
周りの人に
ものすごく
影響を与えています。
たとえば。
ある友だちに…
「そろそろ会いたいなあ」
と思っているとき。
その友だちから
電話がきたり、
メールがきたりすることって
ありますよね。
あなたの
「会いたいなあ」
という気持ちが…
見えない「糸」で
ピピピ…と伝わって
相手の心に届いたのです。
あと、誰かのことを
「大好きだなあ」
と思っているとき。
相手も、あなたのことを
大好きなことがほとんどです。
誰かとケンカをして
「言い過ぎちゃったな」
「私も悪かったな…」
と思っていると…
相手から
「ごめんね…」
という電話がかかってきたりします。
あなたの気持ちが
強ければ強いほど…
それは「エネルギー」となって
相手に
ちゃんと伝わってしまう。
そして「思い」は
自分のからだの「細胞」にも
ちゃんと伝わっている。
だから
「良い思い」を持っていると
身体の調子が
軽快で心地いいのです。
「自分ってダメな存在だ」
「なんで、あんなことをしたんだろう」
そうやって
自分を責め続けていると…
からだの調子も、
精神状態も
不安定になっていきます。
さらに
その思いは…
神さまや宇宙にも
ちゃんと伝わっている。
そして
「良い思い」を
常に放っている人に…
ますます
良い思いを
持てるような出来事を
起こすようにしているのです。
グッと思っただけで
その人の「思い」は
ほうぼうに伝わるんですね。
愛あるステキなあなたへ
あなたがいま
もし誰かと
人間関係がこじれてしまって…
その人と
逢えなくなってしまったような状態のとき。
「ああ、あの人には、お世話になったな…」
「あの人に
いまは逢えないけれど、
なにかのカタチで恩返ししよう」
「また、何かのカタチで
逢えるようになったらいいな…」
そんなふうに思っていると…
その「思い」って
必ず相手に伝わっているんですよね。
そして、
「ちゃんと自分の思いが通じている」と
思うだけで…
自分の心がほっとラクになりませんか？
そんなに自分のこと、責めなくてもいいし…
苦しまなくてもいいよ。
やっちゃったことに対して、後悔しなくてもいいよ。
ご縁があれば
また何かのカタチで
きっと再会することができるから。
宇宙が必ず、
そういう「流れ」を作ってくれるから。
あなたが
ステキな「思い」を放って…
あなたの周りの人を
心地よく幸せにしていくことを
私はいつも応援しています(*^_^*)
今日も、ありがとう。
いつも、ありがとう。
Design Your 言い過ぎ 夢ある明日を
友人に手作りパンをもらった。パン教室で作ったパンだと言う。パン教室、なんとブルジョアジーな響きだろう。私と言えば蟹工船の作業員よろしく、プロレタリアとして日々繰り返す単純労働に追われている。いや、
言い過ぎだ。そこまでではない。温度、湿度ともに最適な屋内で生活しているし、風呂にだって毎日入れる。
…まぁ、ともかく、そのパンの容姿は絢爛豪華であり、とても素人がつくったようには見えない。カップは見当たらないのに、カップケーキのような形をした土台部分の上に、ロイコクロリディウムが住み着いたカタツムリの触覚のようなものがのっている。
…「ロイコクロリディウム」サナダムシのキヨミちゃんを自身のお腹で飼育している、カイチュウ博士こと藤田紘一郎氏の功績も大きいように思うが、最近メディアでも寄生虫を扱ったものを多くみかけるのでご存知の方も多いだろう。ロイコは、扁形動物門に属する寄生虫である。その卵は鳥類の糞に混じり、排出され、その糞をカタツムリが食べる。卵はカタツムリの腸内で孵化、ロイコは成長しながらカタツムリの体内を移動し、ついにはカタツムリの触覚にたどり着く。そこで本領発揮だ。ロイコはダンスを踊る。いや、踊らされているのはカタツムリの方だ。通常、カタツムリは昼間草陰などでひっそり過ごし、主に雨天時や、夜に活動するのだが、ロイコに脳を乗っ取られたカタツムリは、真っ昼間から見晴らしの良い場所でロイコが潜む触覚を活発に振り回す。その触覚は、ロイコがスケスケ、緑と黄色と白が、床屋のサインポールのように渦巻く。当然目立つ。目立ちまくる。そして、ロイコの思惑どおりカタツムリは鳥に補食される。そしてロイコは、鳥の腸内で卵を生んで生涯を閉じる。が、卵は糞とともに排出され、その糞をまたカタツムリが食べる。。。なんと困難で遠回りなイキザマだろう。高倉健をはるかに凌駕する不器用ぶりである。しかし、これが食う食われる、常に死と隣り合わせの過酷な野外で命をつないでいくことができる１つの方法なのだ。私も、次に生まれ変わるのなら寄生虫のハリガネムシあたりがいい。川のせせらぎに耳を澄まし、トンボに乗って陸に飛び出す機会を待とう。時が満ちればカマドウマを操り、ヤマメとともに清流を泳ぎ、そして同じくハリガネムシとなった夫と再び出会い子を生もう。寝かしつけも、乳やりも、おむつ交換も、トイレトレーニングもいらない。ワンオペどころか、子供達は自然に抱かれて勝手に育つだろう。な、なんて楽なんだ！
…私は妄想リレーから解放され、ようやくパンにかじりつき呟く。「(…ひゅルー、風が語りかけます。)うまい！旨すぎる…」(このセリフが分かるそこの貴方は私と故郷を同じくする人だ。) 一点を見つめ動かなくなったかと思うと突然勢いよく食べ出す母親を、腕の中の次男が不安そうに泣き顔で見上げている。「そろそろおっぱいにしようかね。」私は危うく平らげそうになった最後の１つを、保育園にいる長男用にとラップにくるみながら次男に言う。そして、やはり、やはり次に生まれてくるときも哺乳類として、みーたろうとまーたろうの母親でありたいと思うのである。
