マンU 人、きらめく、走り。
スペインに来て8日目
様々な国の選手と試合をする中で、経験というお土産をもらっています。
きっと選手は体で体感した事が経験となり今後の成長に役立つはず
アトレティコマドリードVSエスパニョール
この試合はバルセロナの試合よりも、他のどの試合よりも衝撃を受けました。
そして、大人のリーガの試合を見る倍以上の価値がありました。
今回参加したMICという大会は
通称、世界最強決定トーナメントと呼ばれています。
カテゴリによってわかれていますが、
バルサ、レアル、アトレティコ、エスパニョール、バレンシア、マンチェスターU、マンチェスターC、チェルシー、パリ・サンジェルマン、リバプール
世界のビッグクラブがいわゆる練習試合ではなく「真剣勝負」の場として参戦しています。
今回日本のチームはすべてのカテゴリで決勝トーナメントに上がったチームは2チーム
ベスト8に残ったチームはいませんでした。
そして、どのカテゴリも結局はビッグクラブが決勝まで進みました。
ベスト8のチームは「ここぞ」の試合に必ず勝つ。
1・練習量は日本の半分くらい
2・練習のメニューや質は日本も随分と進化している為日本に比べて特別な練習はしていません
不思議じゃないですか?
何故それで勝つのか
何故それでスーパープレーヤーが出るのか
何故それでこんなにも差が開くのか
何故縮まらないのか
サッカー文化・環境の違い
身体能力の違い
才能の違い
どれも当てはまることですが、どれも帰ってすぐにクラブで変えられることではありません。
一つ変えられることがあるとすれば、、、
敗者は、自分たちを責めず、勝者を讃え、そして「本当にプレーヤー(選手)を大事にしている」
こんな風にどの国の選手たちも、負けたチームが勝ったチームを讃えにくるんです。
これは、日本では見かけない光景です。
日本だと、負けた後は大反省会が始まり、
何が悪かったを言い合い課題に目を向け、
そしてお説教が始まり、
もっとひどいと罰走が始まります
(これは合宿に行くとよく見かけます)
何が言いたいかというと、
「やりきった、でも勝てなかった」
そんな状況の時、コーチも観戦している保護者も応援している人も、一切責めない。
とにかく、まず選手をねぎらっています。
よく戦った。次頑張れ。
それでも試合中にはゲキをとばすし保護者もガンガン指示を出してます。
(日本人に比べその声のほとんどは選手は聞いていませんが)
大人がそうゆう姿勢で安心させるからこそ、きっと「やり切れずに」負けた時は選手自身が自ら言われなくても気づいている。
日本以外のどの国の選手も試合中は、大いに喜び、大いに悔しがり、感情を爆発させながらサッカーしています。
戦っているとらすごく素敵だな、応援したいな、この子達に勝ちたいな、って思わせてくれます。
コラソンでも試合中の表情は大切に考えていますが、それでもまだまだ大好きなサッカーを辛そうにプレーする選手もいます。
その原因のほとんどはコーチである僕たちや関わる大人です。
とにかく、愛情はかけてるんです。
でも、自立してる。
それでも決してコントロールされていなくて、子供らしい。
きっと、サッカーを通して良い人間を育てるってこうゆうとこなんだと思います。
この試合、アトレティコは0-3で負けました。
開始5分で0-2という最悪な入り方をしました。
ビッグクラブの選手たちでさえ、そんな入り方をして準決勝という重要な試合を落とす。
この写真は負けた直後のミーティングですが、ものの1分くらいで終了。
負けた直後ではなく選手も指導者も後日落ち着いた状況で試合の反省をしているみたいです
勝ったチームがこんな風に大騒ぎを出来るのは、きっと敗者が全力の結果を受け止め勝者を讃えるからではないでしょうか?
このクラブも勝者の時はこんな風に思い切り喜び、敗者になってしまった時はアトレティコの様に、選手を讃えられる大人がたくさんいるクラブにしていきたいと思います。
春が来ました。
これから各カテゴリで公式戦が始まります。
選手も指導者も保護者も
大好きなサッカーを通して
「少しだけ余裕をもって」
※ここすごく重要です
真剣勝負の試合の中で起こる
勝ち負けを、
選手の成長を、
人生を
楽しみましょう!
今時マンUを信じている奴はアホ
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開場19:00 開演19:30
19:30~20:05 片山さゆ里
20:10~20:45 岬たん
20:50~21:25 おかありな
2000円+ドリンク(500円)
仲良しスリーマン!トリ!
遊びに来…