女性を振り向かせるをあわせてみると…
花束を差し出すしょりたん
しかし、
えっ、、、断られた、、、
ダメだな、次はおれだ、と
ん?んんん?手にしてるのは
しょーりぃー、俺もだめだ、、、みたいな?(笑)
お次登場はマリちゃん
プレゼントの袋を差し出すけど
これまた突き返される
マジかよ、、、
どいつもこいつもだめだなあ
くまちゃん持ってる
女性を振り向かせる ナゾトキ×映画級
↑映画ポスターと監督・主演のPIF(Pierfrancesco)
シエナでは、毎夏フォルテッツァと呼ばれる城壁内で野外映画館が開催されています。
上映作品は日替わりで、国内外問わず話題作ばかり。入場料は5€!とお得です。
開放的な野外映画館、夏休みの楽しみの一つ
今回は伊映画『La Mafia uccide solo d’estate』(マフィアは夏にしか殺らない)を観てきました。
自国映画ということもあって、満員御礼でした。
予告編(伊語)
解説
1970年代シチリアを舞台に、初恋の女性を振り向かせるべく奮闘する男の成長を、マフィアにまつわる史実を交えながら描いた人間ドラマ。イタリアの俳優ピフことピエルフランチェスコ・ディリベルトが原案・脚本・主演を兼ねて初メガホンをとり、国内外で数々の賞を獲得した。マフィアの犯罪が日常化しているシチリアの都市パレルモ。個性的な男の子アルトゥーロは、思いを寄せる同級生フローラに告白できず悩んでいた。そんなある日、フローラがスイスへ引っ越すことに。時を同じくして、アルトゥーロの恋心を知る唯一の人物であるキンニーチ判事が暗殺されてしまう。やがて青年になったアルトゥーロは、キリスト教民主党の代議士秘書としてパレルモに戻ったフローラと再会を果たすが……。映画.comより
パレルモに住む少年アルトゥーロの成長と青春を描くコメディ。
物語は、初恋の女の子フローラとの話を軸に進むんだけど、実際に起こったマフィアの事件(80~92年にかけて)が絡んでくるので、ただ面白くて笑えるだけではなくちょっと血生臭いです。
パレルモといえば、シチリア。 シチリアといえばマフィア。
シチリアには「コーザ・ノストラ」という有名なマフィアがいて、多くの事件を起こしていたようです。 日本のそれとは違って結構過激なことをやっていたようで、ビル爆破・高速道路の爆破事件など、一般人も多数が犠牲になっていて、当時の社会問題になっていたようです。
コメディ+子供はハズレなし! というくらい、子役がかわいらしくて微笑ましかった。
ただ、当時の時事問題が全く分からないので、理解できない部分も結構ありました(もちろん自分の伊語力の問題もあり)。
例えば、少年が仮装パーティーで当時の伊首相だか政治家のコスプレをするんだけど、当然分からず。
周囲は笑っていましたが。日本だったら田中角栄かな?
大人時代は多少シリアスになりますが、ヒロインのの存在感が際立ってました。
このブログは、クリスティアーナ・カポトンディ推しです
コメディで笑わせつつ、当時の社会の空気を切り取って後世に伝えるという意味で、本作はとても意義があるなぁと思いました。
最後はちょっと感動的でもありました。上映後は拍手が起こりましたよ。
ちなみにタイトルは 少年が父親に「マフィアは僕達も殺すの?」という質問に対して 「安心しなさい。今冬だろ、マフィアが人殺しするのは夏だけさ」 というフレーズからきています。 さて、日本公開はあるのでしょうか? 字幕付きで再見したいところです。
3,342円
Amazon
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日本でもDVDが出たようです。
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