短編の夏、日本の夏。

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あなたは昔の短編ですか?

「短編」の夏がやってくる

こんにちは! 
Machinakaです!! 
のみとり侍
「後妻業の女」で大好きになってしまった鶴橋康夫監督の最新作!!!

またぐっちょんぐちょんでエッティな映画を撮ってくれるのでしょうか?
でも、主人公は阿部寛、ヒロインは寺島しのぶ!? 
江戸時代で言うところの「娼年」的な男性の風俗業を描いた一昨でございます!

それでは「のみとり侍」批評いってみよー!!!!

[あらすじ]

・「後妻業の女」などの鶴橋康夫監督が、「テルマエ・ロマエ」の阿部寛とタッグを組んだ時代劇コメディ。鶴橋監督自身が脚本も兼任し、小松重男の短編小説集「蚤とり侍」の人気エピソードをもとに再構築した。

・長岡藩のエリート藩士・小林寛之進は、運悪く藩主の機嫌を損ねてしまい、猫の「のみとり」の仕事に就くよう命じられる。それは文字通り猫ののみを取って日銭を稼ぐものだが、実際は床で女性に愛をお届けする裏稼業であった。

・長屋で暮らすのみとりの親分・甚兵衛のもとで働きはじめた寛之進は、初めてののみとり相手であるおみねから下手くそと罵られたものの、伊達男・清兵衛の指南によって腕を磨いていく。そんな中、老中・田沼意次の失脚を受けてのみとり禁止令が敷かれ、寛之進らは突如として犯罪者扱いされてしまう。おみね役の寺島しのぶ、清兵衛役の豊川悦司ら、共演にも豪華実力派俳優がそろう。

[スタッフとキャスト]

監督は鶴橋康夫さん! 1940年生まれで御年78歳!

さぞかしベテランの映画監督なんでしょうねぇ〜〜〜〜!!

え!? まだ4作!? 監督デビューは60超えてから!?

と驚くかもしれませんけども、ウィキで調べたところ、読売テレビでドラマを作っていたバリバリのテレビマンということで、テレビは何と63年から作っているというね。

ちょっと安心しますよね笑

はい、彼のドラマ作品はですね、まるでエッティな小説な小説のタイトルのような、引用するのも恥ずかしいほどの「性的な」タイトルが多いんですよねw

そんな作風を象徴するかのように、映画監督デビュー作品としては「愛の流刑地」、や「後妻業の女」など、大人たちの性事情を描く映画を撮ってるんですね。

特に、「後妻業の女」では、大竹しのぶを主演にして、呆れるほどの極悪結婚紹介所の人間たちを描いて、実に面白い映画を撮るなぁと思ってたんですよ。

あ、ちなみに後妻業というのは、死期が近い金持ちのおじいさんと結婚して、財産を相続して稼いでは、また新しいおじいさんと結婚して財産を奪っていく極悪卑劣な仕事のことを指していて。

なぜ金持ちのおじいさんばかりと結婚できるのかというと、結婚紹介所と結託して、狙い目のおじいさんにアプローチを掛け放題なんですよね。

そんな史上最低の後妻業なんですけど、結婚紹介所の社長を務める豊川悦司さんが最高で最悪な演技でww 

微塵も罪悪感のない突き抜けっぷり、コテコテの関西弁、誰が見ても金持ちと思わせるルックス! あのキャラ造形はトヨエツさんにしかできませんよ!

そして樋井明日香ちゃんとのイチャイチャがヤホーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!

誰一人結婚詐欺を悪いと思ってない当事者たち。自分の欲のために何でも利用する貪欲っぷり。。。

後妻業に出てくる犯罪者たちは実に悪いが、実に楽しそうなんですよね、そして心がスカッとする映画でもあるんですよね。

後妻業では「女が男を悦ばせて、銭を得る」物語だったのに対して、今作「のみとり侍」では性別的に反対の、「男が女を悦ばせて、銭を得る」という設定にしたのが本当によくてね。

結局のところ、性交からみで怪しげなお金を得るというのが監督のテーマなんでしょうかね?

キャストは阿部寛に加えてたら寺島しのぶさん、そして後妻業でもおなじみ豊川悦司と大竹しのぶ! 

久しぶりの商業映画の登場、前田敦子!

そして桂文枝、笑福亭鶴光、ジミー大西という関西芸人勢ばかりwww 

出演者に大阪人が多いのが特徴で、まぁ読売テレビとの交流というか、大阪の俳優が好きなんですかね?

はい、久しぶりに笑えそうな邦画がやってきて非常に楽しみでございます。

ぶっちゃけ脚本が破綻していてもいい、演技が下手な人がいてもいい、ただ笑
れば絶賛しちゃうかもです。

それでは映画の感想でっす!!

[映画の感想]

今年ベスト級のパイオーツー!

江戸時代ならぬエロ時代に阿部寛が躍動する!

エロォで笑わすエロで泣かす!エロの可能性を感じる娯楽映画だっ!!!

[江戸時代版の「娼年」だっ!!!]

はい、ただいま映画を鑑賞したmachinakaでございます。

エロォかった!!!!

すいません、思わず映画の感想の前に、エロの話にはなってしまいました、、

もうこの記事、アメトピに掲載されないな、もういいやww エロトピに載せろってんだこのヤローーーーーーーー!!!!

後妻業の女の監督が撮ったこともあり、R15も納得のエッティな描写が多いです。しかし、これは監督の作家性というか、エロで笑わせるという技術は絶対に誰にも真似できないと思いますね。

男が女に性のサービスをする映画として「娼年」がありましたが、娼年では単に変態プレイで笑わせるだけでした。

でも今作は、ちゃんとしたセックスで笑わせてくれるんですよね!こんなの見たことないよ!!!

きちんと武士道に通じるアツい武士の話になっていたのが大変面白かったです!

主人公の阿部寛は、一つの失言で殿を怒らせ、のみとり侍=風俗業になれと指示され、武士の世界から町人の世界へと、しかも風俗業界への転職ということで天地の差ほどの生活に転落してしまいます。

しかしながら、殿への忠誠心の高さから、のみとり侍になっても挫けず、のみとり侍の頂点を目指す真面目な阿部寛が、映画的にはシュールで笑える構造となっており、時代劇コメディにピッタリな配役だったと思いますwwww

コメディと言っておきながら、美術には異様なこだわりがあって、着物一つ一つや食べ物一つとっても美しい。俳優だけでなく画面全体で楽しめる映画となっており、さすがはテレビドラマを何年も撮っている監督、経験値が違うなぁと感じましたね。

時系列的に追っていくと、前半はあまり盛り上がらなくて、寺島しのぶに「下手くそ」と言われてひたすら凹んでる阿部寛を見るだけの映画だったんですよね。それこそ予告編のイメージ通りの話で。

ただし、途中からトヨエツ演じる商人が阿部寛と出会うことにより、コメディの切れ味は飛躍的に上昇!トヨエツと阿部寛のバディムービーへと切り替わり、10秒に一回の爆笑があなたを襲うこと間違いなしですwww

あまりネタバレ出来ないですけど、、、

トヨエツがずーーーーーーーとウンコ漏らしそうな話を長々と長々と話すんですよwww

普通だったら冗長に思える演出なんですけど、真面目な顔してトヨエツが自分の肛門の危機について話し出す。。芸達者な俳優が真面目な顔でウンコの話は反則ですw

絶対にやめてほしい!嘘です、ずっとウンコの話でも面白かったよww

で、ウンコの話で盛り上がったトヨエツと阿部寛はすっかり仲良しに!!

のみとり侍になったばかりで、寺島しのぶに下手くそといわれ凹んでた阿部寛は、テクニシャンのトヨエツにセックスを指南してもらうんですね!!

で、どうやって教えるのかと言うと、、、

ここから、まさかの「ふたりエッティ」が始まりますwww

詳しい話はさておいて、トヨエツが阿部寛にセックスを指南する!まるで江戸時代の四十八手を模写するかのように綺麗な秘技を伝授するんですよね!

で、この秘技を伝授するところで、、

日本映画史を塗り替える笑撃の濡れ場があなたを襲います!!!!

これは絶対にネタバレ出来ませんが、是非お見逃しなく!!!!

[後妻業の女キャストが光る]

今回のMVPは間違いなくトヨエツでしょうね。

阿部寛は基本的に受け身で、テルマエロマエの時と近い印象でしたね。

阿部寛はベラベラ喋るというより、真顔で「え?」とか「およよ」とか言ってる方が向いてると思うんですよね。だから今作の演出は間違ってないし、というか正解だったと思います。

ベラベラ喋るのはトヨエツに任せておいて、トヨエツに乗っかって笑いを取るというやり方だったんですね。

トヨエツは前作のにも出ていたし、かなり
気に入ったんでしょうね。トヨエツといえば「新仁義なき戦い」とか、シリアスで怖い映画に出ていた印象があって、今作のような笑いの才覚があるとは思わなかったんですよね。。

後は大竹しのぶさん。今作ではのみとり侍たちを集めた風俗店の店主を務めていて、あまり大きな出番はなかったのですが、それでも少し喋るだけで陽気で親しみのあるキャラクターを滲み出すオーラが。これぞ名優大竹しのぶさんでした。。

あと!Machinakaが大好きな樋井明日香ちゃんが出演していたらしいんですよね。何で気付かなかったんだっ!! カツラを被っていると誰だかわからないってのが本音なんだよな。。。

[今年ベスト級パイオーツー!!]

今作ではエッティなシーンがたくさんあるのですが、さすが鶴橋監督です。エロシーンを撮らせたら上手い!!素晴らしい!!

「娼年」では暗くて陰影を意識した画作りで、どこか後ろめたさを感じる印象だったのですが、今作では明るさ100%で娼年をやることに一片の後悔もない、底抜けに明るいイメージが画面から伝わってくる。確か、今回は雨降ってるシーンは一つもなかったんじゃないかな?

そして、のみとり侍が「仕事」をする時間はいつも昼間っていうねw 普通エッティな仕事は夜だろうが!って思うんですけど、江戸時代はまだ電気のない時代。夜にすると暗くて何も見えないからという配慮なのかしら。

で、本題なんですけど、今作も「後妻業の女」に引き続いて女の子のレベルが高いっ!!!

どうレベルが高いのかというと、パイオーツーの形が良すぎるんですよ!!!!

ティ首が出てるのでセクシー女優さんだと思うんですけども、ザ・お椀型というか、ブラァーンの代わりにお椀をつけてるんじゃないかってくらい、嫌いな形のパイオーツーがどんぶらこっと。

もうここだけで100億点なんですけども、まさかのティ首が日樹に綺麗なピンクで、これを見るために1800円払った価値があると思ってます。

下品なこと言って申し訳ないんですけど、俺はガチだ!!!

本当に鶴岡さんのキャスティングする女の子はレベルが高すぎる!!!!

ちなみにこれ、ネタバレじゃなくティ首バレだから言ってもいいと思うんですけども、、

なんと寺島しのぶさんのティ首が1秒だけ写るんですよ!!!!!!!!!

ヤッホーーーーイ!!!!!!!

このブログを見ている男性諸君よ! 寺島しのぶさんのティ首にあまり興味ないって思ってる諸君よ!! 

この映画を見ると本当に妖艶でエロォに見えるんですよ!!!

だから絶対に見逃すな!!!!!!!!!

[過剰な演技は名優だからこそ許せる]

気に入ったのはパイオーツーだけじゃありません。今作の魅力は、何と言っても名優たちの過剰な演技にあります笑

主演の阿部寛さんをはじめ、大竹しのぶ、トヨエツ、松重豊、桂文珍、風間杜、、、名優たちが大活躍するんですよ。

どう活躍するのかというと、「笑いを取るために貪欲な過剰演技」が光ってたんですよね!

例えば、予告編でも少し流れた板「ねこののみぃぃぃぃ、とりまっしょ〜〜〜い↗︎↗︎」というセリフをいろんなバージョンで、あえてバカっぽくやってるのが本当に最高でですねww

特に風間杜夫さんが「とりまっショーーーーーイ!!!

と、裏声を使って叫ぶシーンがあるんですけど、あの裏声は「ナイスガイズ」におけるライアンゴズリングの裏声多用に匹敵する、低い笑いの取り方をしていてww 

笑いを取るためならバカっぽくなってもいいんだな、というかバカっぽくなるのが正解なんだ、と思わせてくれる非常に良い演技をしていたのが印象的でしたね。

この風間さんのバカ演技を真似して大竹しのぶさんも「ショーーーイッ!!」って真似してるのが面白かったですねwww

さらに、松重豊さんの詩吟?歌?を読むシーンで、あえて声を枯れさせてひたすら叫ぶように歌っているシーンが爆笑でしたww

以上、名優たちの過剰な演技が面白くて、面白くて、、

ただし、これはあくまでも名優たちがやって面白いんであって、若手俳優がやっても面白くないんですよ。

例えば松重豊さんは、普段絶対に叫ぶように詩吟を歌うな
んてありえないし、裏声を多用することもない。そのギャップにやられて笑ってしまったんですよねww

名優たちの低い笑いは卑怯ですw でも、もっとやれww

[ただし過剰な説明描写はダメ]

過剰すぎる笑いはいいんですけど、今作で唯一ダメな点は過剰な説明描写が多すぎるということ。

冒頭から阿部寛の心の声がずーと聞こえるんですよね。

「俺は今何をしてるんだ。ここから早く立ち去らなければ、、、」みたいな心の声を全て映画に出してしまう。。。

おいおいおいおい! これは役者の演技を台無しにしてるんだよ! セリフで言わなくても、姿勢とか顔の様子とかで心の声は観客に伝わってるんだよ!! 

映画の最初から最後までずーと阿部寛の心理描写をそのまま声に出してしまっているのが、非常に勿体無いんですよね。。

あと、セリフではないですがチャッちい効果音。

おバカなシーンをやってる時は「はい、おバカなシーンですよぉ〜」と言わんばかりの過剰にポップなBGMが流れてきて、これも俳優の演技を阻害している。

こういう過剰な説明描写って、誰が得するんでしょうね。これが観客に対するおもてなしっていうの? おもてなしって情報量を増やすことなの?

映画はセリフとか安いBGMとかを足す必要ないの! だってそんな補足説明が要らないのが良い映画ってもんじゃないの?

普通なら過剰演出だけで「今年ワースト級!」とか言っちゃう私ですが、今回は笑わせてもらっただけ得したっていうことで、ここまでの言及に留めておきました。。。

最後に、ここまで邦画で笑ったのも久しぶりです。「娼年」とは似てそうで似てない、底抜けに明るいエロォ稼業のお仕事映画が観れる素敵な映画でございます! 何度も言いますが、寺島しのぶさんのパイオーツーもちゃんと見えます!!!

是非是非ご鑑賞ください! オススメです!!!

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R18ではないのでこのように。R18だと上下の広告の背後注意に、更に上乗せのように広告入るから、… https://t.co/7AFu6zcNbZ

感想をどうしたためよう…短編集の全話にちょこちょこ書きそうだから危ねぇ、長くなる
RT @odagiri_keisuke: なんとなくぼんやりとした時間があればスカッと読み終えられる読切の短編漫画を読むと良いですよ

『あたし、時計』/小田桐圭介
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