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ビデオカメラでお得にお買物
※今回は映像マニア向けのちょっと深い話題です。
当日撮って出しエンドロール
という演出があります。結婚式では定番の演出になり、以前のような「物珍しさ」はなくなりました。
そのため、映像業者のほうは、映像の中身や質で差別化しようとがんばっています。
そんななか、先日スナップ撮影させていただいた結婚式で、ちょっと変わったことがありました。
チャペルに入場してくる「新郎」の胸に、こんなものがついていたのです。
4センチ四方くらいの小さな物体なんですが、見る人が見ると、「あれ、Go Proじゃないか!」って気が付きます。
そう、超小型のビデオカメラです。
これが、新郎の胸の「ブートニア」の横に取り付けられていたのです。
スナップ写真屋としては、違和感があり、「なんかじゃまだなあ。目立つなあ」と思ったのですが、あとで、ビデオ業者さんに聞いたら、「新郎が映像好きな人で、自分で用意したカメラを自分で胸に取り付けて、”これで撮った映像も、エンドロールの中に加えて下さい”って言ってきたんです」とのことでした。
つまり、映像業者が取り付けたのではなく、新郎自身が提案してきたわけです。
そうなると、「それ。じゃまですから外して下さい」とは言えません。
ただ、なにしろ、新郎の胸についているカメラですから、それで撮れる映像は迫力満点なわけでして、披露宴の最後で見せてもらった「エンドロール」は、このカメラの映像も加えて、素晴らしいものに仕上がっていました。
すごい時代になったもんですね。
※ただし、体に取り付けたカメラなので、「ブレ」には弱いらしく、バージンロードを歩いているところの映像はブレブレで使えなかったそうです。
難しいものです。