「自己啓発とは」が日本をダメにする
毎年、アイリッシュドレスデン社の出している干支の置物。
ことしは、なかなかリアルで可愛いのが届きました。ちなみに————豚は野生に放つと、三代ほどで猪に戻ってしまう、という話。たくましい……
「フォーチュンを売り坊」という名前がいいです。『エロイカより愛をこめて』(青池保子)のエーベルバッハ少佐(猪川少佐)の面影が……?
で、このシリーズを毎年買っている、私は基本的にコレクター。
「好きなものに囲まれている」は一応当たっているのですが……ふと、あれ、とあたりを見回すことがあります。何で、あれ、だったんだろう?
★きょう、昔の奥平亜美衣さんのブログの中に、びしりと、思い出させられた言葉がありました。2015.5.28ぶんです。
————
「本当に、想像もつかなかったことです。
そしてこれは、自分が設定して引き寄せたのでは全くありません。
① 何か目標を設定して、その通りことを達成する
② いい気分を選択し、やりたいことにただ従って、想像以上の未来を引き寄せる
引き寄せ、というと、上記の2パターンがあって、
混乱するかもしれません。
が、①は引き寄せと言うよりは、自己啓発かな、と思います。
で、私が書いているのは、常に②です。
どちらがいい、というわけではなく、どちらかでなくてはいけないというわけでもなく、
どんな方法をとるもの自由なのですが、
私がおすすめするのは②です。
①は、その望みが叶っても、幸せとはまた別問題だからです。”」
★いつもこの①と②は自分の中でもまじりあい、つい、足を踏み外しがちだ、ということを思い出します。
たとえば「こうであってほしい」「こうなることが望み」と設定する(①)と、それに対しては、もちろんワクワクはするのですが、何かカタチが「燦然たる」終着点になっています(お金が手に入るとか、仕事がうまく行くとか、ほしいものが買えたとか)。
しかしほんとうは②。カタチが目標ではなく、いい気分・感動を引き寄せたいのです。その場合は、目標も次々変わったり、思いもかけないほうに行ってしまったり、けれども「自分自身」にどんどんなってゆく方向です。これは、確かにビジネス的な自己啓発とは別。
バシャールの名言に
Circumstances Don’t Matter Only State of Being Matters.
というものがあります。「あなたを取り巻く状況は問題ではない。あなたのありかただけが問題なのだ」
★どちらへ行きたいか、まず方向が必要なので、たとえばお店を出したい、と思ったとします。すると、そこへ向けて情報を集めたり、行動してみたり、こんなのがいい、とイメージしたりします。
しかし、それは、微妙に「状況にこだわっている」。
じつはお店を出して、どんな「気分になっているか」のほうが、目的。
前に、達成したい項目をキルトに縫うという話を書いたことがありますが————私はつい、つい、カタチを求めて、そこに入ったら安心、になりがちです。
ドクター・ドルフィン松久正さんが言うように、「ワクワク」はモノやコトに対しての運動になりやすいです。だから状況とは関係ない「ぷあぷあ」こそが、エネルギーの生き方。
ということは、いま、何かのカタチを達成していなくてもいい……ということになります。
State of Being でありつつ、方向にとらわれず、でもちゃんと動くためには————毎瞬、自分の喜びを求めること……フォーチュンですね……
↑これからまいにち フォーチュン!
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走りずくめの都会の人は、自己啓発とはを止めてみるといい。
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