ナンパ激安アウトレット広場
言い訳も出来ず
車を降りた 山田と田口は
すぐ、その現場を離れたが
2人の心には 闘志にも似た感情があった。
田口は ワイシャツの袖口のボタンを外し
ゆっくりと タバコに火をつけ、
運転席の山田を見ながら
「白川、大丈夫かな…。」
山田も 口にタバコは くわえたが
火はつけず、答えた。
「あれが白川の調査部員としての3次試験になるんだろう。
アイツ、センスがあるから 社長も良く仕事させてたけど…。」
「女絡みの案件…初めてか…。」
「そう。 キツいな…。」
目の前の信号が赤になり
その時 タバコに火をつけた山田は
煙りが目に染みたのか
目をパチパチさせながら
「合格出来るといいな…。」
つぶやいたが、
田口は 別の顔になっていて
「昨夜の話しだけど…。」
田口は トオルが乗ってきた
その車の綺麗な吸殻入れに灰を
「ポン」と落とし、
話し出した。
夕べ、ディスティノを出た
山田と田口は〇対の顔写真を入手するべく、
そして〇対がツチイナツコであると
確定するべく、
ディスティノの従業員出入り口が見える場所に
車を停め、監視していた。
まぁ、監視していたとは言え
手がかりは、山田の言う
「笑顔の中に 悲しみがある女」
と いう なんとも 曖昧かつ漠然としたもの
だったが、
そこに ベッタリと悲しみを顔に貼り付けた
桜井が出て来たのを見て、
田口は車を降り 駅の方に向かった。
田口は駅から 店へ戻るような形で
地面を見ながら歩いている。
駅を目指している桜井の動線に入り、
桜井に声をかけさせた。
「あの…。」
1回目では 顔を上げない。
「あの、さっき、うちの店にいた…。」
田口は 「チラッ」と顔を上げたが
聴こえない振りで、再び、地面を見ている。
「あの、ディスティノにいらした
お客様ですよね。」
田口は驚いた顔で
そして、必殺のスマイル。
「あぁ! 桜井さん? ですよね。
さっきの制服姿も可愛いかったけど、
私服だと、凄く大人っぽくて 綺麗なんで、
一瞬、わからなかったです。」
山田と田口が、ただのナンパ師だった頃、
何度となく使ってきた手口、
女を褒める、安心させる…。
で、口を割らせる。
いや、ただのナンパ師の時は
口を割らせる、ではなく
お持ち帰り! だったが。
そんな 田口の スマイルと甘い言葉で、
桜井も まんざらでもない態度だが、
やはり 少し 悲しい面持ちだ。
「どうされたんですか?
何か 探し物ですか?」
田口は 何とか この桜井から
〇対の情報を引き出したかった。
だって、
「笑顔の中の悲しみ」
だけじゃ…。
頼りなさ過ぎる。
田口は もう1度 笑顔を作ると
「ぁあ、さっき、一緒に食事してたヤツ、
覚えてます? ちょっと顔がいかついの。」
田口の笑顔につられ、桜井も少し笑った。
「アイツ、アンクレットの飾りがなくなったって、探して来い!って。
怖い顔して、チャラいもん付けて、
それ失くしたから、僕に探さすなんて、
パワハラ? ねぇ~」
おどけた田口の笑顔に
桜井もついに 声を出し 笑いながら
「一緒に 探しましょうか?」
「もう、いいです!
どうせ、見つかりっこないですよ。」
そう言いながら
田口は 桜井を駅へ続く人の列から
引き出した。
「あの…。僕の名刺、受け取って貰えますか?」
ディスティノのテーブルの上の
偽名の山田の名刺を見ていた田口も、
名刺ケースの1番上の名刺は
偽名の物に替えてある。
営業部長 村山大地
「村山さん…。」
桜井は 名刺を覗いているが
受け取ろうとしない。
まぁ、田口からすれば
もう 落とす寸前と思っていたが。
田口は 名刺を引っ込め
1歩下がって、ちょっと寂しいそうな笑顔で
「なんか…警戒してます?
桜井さんが、あんまり綺麗だから…。
僕、下心が 顔に出ちゃってます?」
桜井は 首を振って
「いえ、そんなぁ~、」
本来、ナンパはこの駆け引きを
楽しむゲームだ。
好きになるのか、ついて行くのか、
巧みな言葉遣いで
翻弄するのが、楽しいのだが。
今の田口は ナンパをしているのではない。
だから、すぐ切り出した。
「少し、お話し しませんか?」
桜井は 笑顔を消すと
「私、帰ります。」
田口は そう言われるとわかっている。
背中を向け 歩き出した桜井に
絶妙なタイミングで言った。
「そんな 悲しいそうな顔した女の子、
帰す訳にいかなよ。」
桜井は 立ち止まった。
田口は 優しく肩に手をかける。
ここで 田口は 「カマ」をかけて、
〇対の話しに持ち込む積もりで
「もしかして…。
僕等が桜井さんを指名したのって、関係あります?」
振り返った桜井の顔。
図星だった。
田口は 内心 厄介な事になったな、
と 思っていた。
「言えません。」からの「言いたくありません。」
のくだり、
で、結局は 「実は…。」と話しだすクセに…。
そのやり取りをするだけ、
無意味で 面倒だと思ったが…。
こうなった以上、
この女の悲しみを聴いてやるか…。
田口は 腰を据え 話を聞いた。
桜井が話した事は
田口を戦慄させるのに充分だった。
CAST
山田竜二 SWAY
田口陽一郎 町田啓太
ナンパは俺の嫁
もんじゃ屋さんに到着すると、エリートさん、先に座って待ってました
久しぶり~
ちょっとおつまみと、早速もんじゃを注文!まずはスタンダードな海鮮もんじゃを
エリートさんも、もんじゃ超久しぶりってことで、お店の方に焼いてもらいました
ついつい、動画で撮影
次は自分でしてみたい!
驚きのうまさでした
B級グルメ好きの私にはドストライク!
正直、初もんじゃだったので、苦手だったらどうしようって、ちょっと不安だったけど、こんなにビールに合うつまみある?
B級グルメ好きの私にはドストライク!
正直、初もんじゃだったので、苦手だったらどうしようって、ちょっと不安だったけど、こんなにビールに合うつまみある?
お好み焼きも美味しいけど、このレパートリーの多さは、もんじゃならでわだよね!
スタンダード海鮮もんじゃは2番人気
二品目は、1番人気の明太子チーズもちもんじゃ
二人の初めての共同作業で作成
こういうのも楽しいよね!
そして、これも最高に美味い!!
お腹いっぱい
東京って分かるとこ行きたい!ってわがまま聞いてくれて、徒歩すぐの、新橋駅へ
このSL見たことある!テレビで!
何かアンケートとかしてるよね、月曜から夜更かしとかで
写真をパチリ
そのまま、コリドー通りをぶらぶら
エリートさん、手も握らない
たぶん、手を繋ぐと、勃つからだと、思う
相変わらず、不自由な体だぜ!
この辺りはナンパのメッカだよ~って教えてくれました
確かに、明らかにナンパされ目的の女子2~3人組が歩いてて、そこかしこでナンパが繰り返されてる
のど越し生が売れるくらいのスピードで
何秒に1回みたいなテンポでナンパが行われてる
この辺で有名なバーってういう、オススメに入店
平日ならごった返して入れないそう
土曜日なので、サクッと入れてラッキー
ガラス張りのテーブル席の女子3人組に、ガラス越しに外からアプローチする男子たち
隣の席からは別の男子もアプローチ
悲喜こもごもで面白い
私はというとバランタイン12年ロック!あと、チョコください
ちょっと酔っぱらい、腰に手を回してくるエリートさん
勃起大丈夫??
どうする?まだ遊ぶ?
でもでもいっぱいエッチしたいし、コンビニ寄ってホテルに帰ることに
ちなみにエリートさん、ゴム持参なんで、飲み物、食べ物のみ購入し、ホテルへもどりました
絶対ゴムは忘れない、紳士なエリートさん
シャワー浴びて、買ってきたおつまみと、お酒で乾杯しなきゃだけど、とりあえず、第一試合始めないとでしょ!