図解でわかる「まんが」完全攻略

今日は夕方、どっと疲れていて。

『もうなんもしない！』

と

ごはんとお風呂とを放棄することにした。

（宣言するだけで楽になるやつw）

で

ふて寝して、子どもたちを放っておいたら…

上の娘(5歳

うどんと卵スープを用意。

下の娘(2歳

おこぼれをもらう←

と、なんだかんだやってました(o_o)すご

そんなんしてる間に

私も休まって

ちょっと起きる気になって

ミラノ風ドリア（レトルト）を用意して食べ始めたら

下の娘『わたしもー』

なんだかんだしっかり食べてた。

上の娘は

 

 

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今回の私のお産について

ちょっと解説してみます。

出産中のリアルタイムのブログで

「腹水」「回旋異常」とだけ

書いてましたが、

実態が私にもよくわからず、

退院の時に産科の先生（主治医）に

根ほり葉ほり聞いてみました。

適確に分かりやすく答えてくれました。

その後

いつものクセで

自分でも重ねて

調べました。

この先生ですね。

私の場合、結果的には

・破水

　赤ちゃんを包む羊膜がやぶれ

　羊水が外に出ること。

　普通は陣痛中に起こる。

・軟産道強靭

　産道が固くなり分娩が進まない状態

・回旋異常

　胎児の回転が上手くいかず、

　変な体勢になってしまって

　経膣分娩が困難になる状態

・腹水

　人間には元々お腹

　（腸・胃・子宮などお腹全体）

　に水があるんですが、

　それが増える状態。

　妊娠とは関係なく起こる病気

・子宮内炎症

　子宮の中が圧力などで炎症を起こす

この４つが起こったわけですが

リプやコメント等でも頂きましたが、

このどれか一つ、

あるいは２つぐらいなら

内診や診察で発見出来れば

経膣分娩（普通に下から出す）

できます。

例えば

破水＋回旋異常なら

赤ちゃんや母体の状態がまだ元気なら

お腹をぐっと押したりして

回旋異常をまず治して、

そこから普通の分娩に持ち込んだり

出来ます。

けれど私の場合

そこに

軟産道強靭が加わっていたわけです。

軟産道強靭だけなら、

私の場合は精神的緊張が原因なので

時間をたっぷりかけて

緊張をほぐしたり、

睡眠薬を使って寝させたりして

リラックスさせて

普通の分娩に持ちこむことも出来ます。

しかし

破水に回旋異常が起こっている。

さらには炎症に腹水まで。

時間をかけているわけには

いかないのです。

「軟産道強靭がいきなり治るかも」

「回旋異常カンタンに治るかも」

こういった奇跡に頼る

医者側の

経膣分娩の選択は

もう有り得ないわけです。

※色々な理由で

　これで産む人もいます。

　（医者がギリギリまで気づかなかった等）

　大変な難産になる場合が多いです。

さらには

軟産道強靭は

お産がはじまるまで

分からない

という点です。

軟産道強靭は

内診だけでは分かりません。

軟産道強靭の可能性を考え始めるのは

・陣痛が起こってるのに

　いつまでたっても

　子宮が開かない

この時です。

で、私の場合は

陣痛促進剤開始から

5時間で陣痛マックス。

陣痛はマックスですが

まだ5時間程度。

普通のお産でも

このくらいはあります。

そんぐらいで

根を上げるなよっていう

「あのねえ、陣痛は痛いもんなの」

ってあしらった

もう1人の医者も

そんなにおかしい判断でもないのです。

（もうちょっと疑って欲しかった気持ちは

　正直ありますが

　仕方ないのです）

あの状態であれば

陣痛促進剤を

２日、３日とあのまま

使い続けることも

珍しくありません。

よく「20時間かかった」

「30時間かかった」と

言う方もいますが

頭が下がります・・・

私の場合は、

３日かかって出なければ

帝王切開とは

言われてましたが。

さらには

あの時点で

回旋異常に腹水に炎症が

起こっていたわけです。

順番としては

軟産道異常

→陣痛促進剤が思いのほか効いていた

　（一番弱い状態からスタートしたのに

　そのままであっという間にマックスに）

→母体・胎児にも

　かなりの負担がかかり、

　胎児が回旋異常を起こす

→強い陣痛（子宮伸縮）に

　耐えまくったせいで

　炎症・腹水発生

というわけです。

で、もちろん

軟産道強靭も

回旋異常も

炎症も腹水も

医者側には

分かってない。

回旋異常は

エコーやお腹の触診で

分かりますが、

分かったところで

お腹を押したりして

回旋異常を治しても

腹水・炎症までは

分かりません。

そんな中で

まだ陣痛はじまって

５時間という短さで

この判断をした

このお医者さんは

すごい、と

私は思ってます。

現場の雰囲気も

助産師さん、もう1人の医者も

「え、もう帝王やっちゃうの？」

って感じの雰囲気でした。

結果的に

ほっといたら

子宮破裂もあったかもしれない

（子宮破裂＝母体の死亡率5％・胎児の死亡率80％）

帝王切開になり、

いざ切開してみると

全てが分かった、という

感じです。

先生のこの判断は

すごい判断だったわけです。

出産に正解は

ない。

このことを

文字通り死ぬほど

実感した出産でした。

そして結局

どんなに母体が頑張っても

どんなに医者が頑張っても

どんなに胎児と中の人が頑張っても

結果だけが残ります。

新生児さんを

ピンピンした元気な状態で

産ませてくれた

この先生には

私はものすごく感謝しています。

「じゃあなんでも帝王切開にすればいいじゃん」

それはだめなのです。

帝王切開の母体の死亡率は

普通の下からの出産に比べて

場合にもよりますが

4倍から10倍もあるんです。

出来れば下から産むべき、というのは

医者は出来る限りやろうとします。

さまざまなリスクを

天秤にかけて

最終判断を下すのが

出産です。

新生児さんが

何の問題もなく

元気で産まれてきてくれて

退院の際、

主治医の先生の顔を見たら

ボロボロ泣きました。

ありがとうございましたと

何度も言いました。

今も、新生児の顔を見るたびに

ただ無事で産まれてきてくれたら、と

何よりも思っていた気持ちが

蘇ります。

以上が私の

お産でした。

こんなお産になるとは

全く

全く

想像もしてなかったし、

これからお産をむかえる方に

「出産はこうこう」と

マンガによって印象づけたくなくて

解説してみました。

全く予想外のことが起こるのが

出産のようです。

私なんか

37週あたりで産むだろう、

スタンダードな出産だろう、

と漠然と思いこんでいました。

理屈では

そんなはずはないと

分かってるはずなのに

勝手にそう思ってました。

同じ産院での

初産のママさんたちと

話してたんですが、

同じ初産でも

陣痛は生理痛程度で３時間で出てきた、

という

スーパー安産の方もいれば

２日間促進剤で（48時間）陣痛に耐えて

最後はバルーンで出産という

方もいました。

私の場合は

会陰マッサージは

無意味となったし

あんだけお腹大きくなったのに

妊娠線はできませんでした。

ソフロロジー呼吸法も

ギリギリまで頑張りましたが

子宮が開くことはありませんでした。

なので

いろいろな準備

（マッサージや呼吸法や運動など）

をするのは

間違ってないし

特に陣痛中の呼吸が

大切であることは

間違いないと思います。

でも、何より大事なのは

「こうだと決めつけない」

いざ本場となったら

もう

人知の及ばぬ世界に行きますから

叫びたければ叫んで

野獣と化してもいいし

呼吸法に専念してもいいし

もうなんでもいいんです。

あれしなきゃこれしなきゃとか

吹っ飛ばして

ヒャッハーして下さい。

良い意味で

諦めて下さい。

何をどう頑張っても

死ぬ時は死ぬし

なんにも頑張らなくても

無事出産したりもします。

出産を終えて

私が思ったことは

こういうことです。

10ヶ月

問題なく胎児を育ててくれた

中の人たち、

無事に外に出してくれた

先生、

あとは私にも分からない

きっと非科学的な色んな要素にも

感謝しながら

今日も元気な新生児さんに

ミルク作ったり

抱っこしてあやしたりしてます。

元気な新生児さんを見てると

未だに涙が出てきます。

結果が全て、と言うなら

私のお産は正解だったと思います。

妊娠中は

マンガやブログを描くことで

精神的に支えられていたと

思っています。

産後の今もですね。

もしかしたら

マンガ描いてブログ描いてたから

気がまぎれて

胎児が無事に育ったのかも。

ぜんぜん有り得る

話です。

子宮の中の人たちシリーズは

いったんここで終了ですが

読んで下さっていた方々、

改めて

ありがとうございました！

育児は

めちゃくちゃ大変ですが

めちゃくちゃ楽しいです。

これからどうするか

全然決めてませんが

気が向くままに

ブログ描いたり

気分しだいでマンガ描いたり

するかもしれないし

しないかもしれないです。

めちゃくちゃ気分屋なので

ここまでこれたのも

読んで下さった方々のおかげです。

ありがとうございました！！！

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