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初日の幕が開くまでは若干ながらも休日のチケットがちらほらとまだ買える状況でしたが、初日から1週間経過してあちこちのSNS、ブログ等々で評判が高かったためにもう休日分は完売、平日もわずかながらB席が残っている状況になってしまいました。
お盆休暇期間の平日にもう1回チケットを買い足そうかと考えていましたがまったくダメ、いやぁこうなればあちこち探すしかないか、やっぱりと言うか当然というか、今の花組公演は絶対に期待を裏切らない魅力満載、見逃すべからず
がヅカファンの絶対方程式になってしまいました。
初日のチケットが手に入りましたが仕事の関係もあって家庭内譲渡して今日がMY初日となります。
花組公演「MESSIAH – 異聞・天草四郎 – / ショースペキュタクラー BEAUTIFUL GARDEN -百花繚乱- 」を見てきました。
《観劇データ》
・ 2018年7月21日（土） 15:00公演 （阪急交通社貸切） ＠宝塚大劇場
・ 第一幕（MESSIAH） ： 15:00-16:35
第二幕（BEAUTIFUL GARDEN） ： 17:05-18:00
・ 座席 ： A席 1階 29列 サブセンター
・ 購入先 ： 阪急交通社夢組先行抽選
大劇場に6ヶ月ぶりに花組が戻ってきました。
ずらりと掲げられた花組の面々、これを見るだけで花組の層の厚さが一目瞭然です。
本日のランチ・あっと・タカラヅカはカフェテリア・フルールにて。
お連れ様がここのたこ焼きをご所望されたので、梅田近辺でのランチを止めて早い目に大劇場へ到着しました。
ソースカツ丼（900円）は温泉卵が添えられていて結構なボリュームがあってお腹いっぱいになりました。
しかしスイーツだけはもちろん別腹。
公演デザートはフランボワーズ・ショコラ（400円→友会カードを提示したら350円に）
チョコムースにフランボワーズのジュレの組み合わせは全くハズレのないコンビネーションです。
東宝のような遊び心満点のネーミングにしてくれたらもっともっと楽しいのに〜。
《観劇記ーMESSIAH》
・ この頃の日本史を深く勉強された方ならまた別の見方があるのでしょうが、一般的には歴史の教科書に天草四郎は突如として現れて島原の乱を起こして・・・、日本で最初の自由と平等を民衆が求めた一揆、それくらいの知識しかありません。
サブタイトルにあるように『異聞』と名付けられているくらいだから天草四郎っていうヒーロー、いやカリスマな存在はいろんな言い伝えがあって何が真実かは明らかで無い、謎に満ちた悲劇の主人公、そんな感じなんでしょう。
原田センセ−が描いた明日海りお＝天草四郎＝はまさに重税に苦しむ民衆の前に突如として現れたMESSIAH=救世主＝でありヒーローであり、そしてカリスマな存在、まさにみりお氏にはピッタリのバックグラウンドを見事なまでに設えたと云えると思います。
なるほどなぁ、天草四郎ってこういう生き方で華々しく散っていったヒーローなんだなぁと。
何だかこの作品ってみっちゃん（北翔海莉）の退団公演「桜華に舞え！」のような匂い、雰囲気、そしてヒーロー観が重なり合ってしまいました。
・ しかしなぁ、何故に明日海りおという花組のトップスター、いや今のタカラヅカのトップオブトップと言っても過言では無いでしょう、が舞台のセンターに登場しただけでゾクッとした緊張感、うん、舞台が一瞬、ビキっと固まったような空気感があるんだろう、これぞ天草四郎ではなく、明日海りおの孤高のカリスマ性なんだろうか？、なんて物語は淡々と進んで行く中、そんなことを考えてしまっていました。
・ やばいぞ、やばいぞ、お芝居編は①島原藩主・松倉勝家（鳳月杏）の悪者ぶりが何ともセクシーでエロい、この人の流し目、こんなのやられたら熱中症ならずとも目眩がして倒れてしまいそうだ。
その②松平信綱役の水美舞斗（マイティ）の切れ味鋭い男前ぶり、この人の目線を浴びるだけで直射日光の攻撃を受けてクラクラしそうだ。
こんな凄すぎる男役のやばさは花組でしか出会えない、これぞ眼福っていうのでしょう。
しかしそれだけでは無いのが花組の凄さ、注目しないといけない若手が多数、そして注目しないとダメ出しされてしまう若手娘役がずらりずらりと揃えられていてこりゃ全員をしっかりと確認するにはこちらのブロガー様が言われているように目が100個あっても足らない。
桜の名所・吉野山の『一目千本』どころか総勢80名強の花組生『一目80名』なんて神業が出来ないのがなんとも悔しいです。
・ 物語はラストは誰もが知っているのでさてさてそれをみりお氏に相応しい形でどのように表現されるんだろう
というのが注目の的でしたが、やってくれたな、そっかぁ、
階段を使ったラストの息を呑むような殺陣の場面、これこそ真ん中のヒーローがみりお氏だからこそでしょう。
ギュギュッと詰め詰めになった花組の魅力が満載、そして激しい殺陣シーンまで見れる悲劇のヒーロー、カリスマの異聞伝、物語の進行ももちろんだけど舞台上の花組生をジッと目を凝らして見ないとならない何とも云えぬ贅沢感、この公演を極めるには最低でも10回のリピ観劇が必要でしょう。
《観劇記ーBEATIFUL GARDEN》
・ 大変申し訳無い言い方かも知れません、しかし決して他組のショーがダメだ、なんては言っていませんので誤解の無いようにお願いします、と先にお断りをいれておいて・・・っと。
花組のショーを観ていると「ああ、花組お帰り、そうそうこういうのが見たかったんですよーーー」なんて独り言が出てしまう。
そうなんです、花組のショーって「こういうのが見たかった」というのがいつも感じる不思議な魅力があって、それがオープニングからラストの大階段降り、パレードまでずっと続く、そんな感じですかねぇ。
・ オープニングの華やかなまさに百花繚乱な幕開けのゆきちゃん（仙名彩世）の衣装が何とも王女様風で可愛くて大人っぽくてそしてセクシーで良い。 この部分の豪華絢爛さは大きな大きな宝石箱を一気に大劇場の舞台にばらまいた、そんな感じです。
この後、グッと期待出来るぞ、期待してね・・・なんていう観客と作者・野口センセ−の思惑がググッとシンクロナイズしているように思えます。
・ ロケットボーイがマイティ、そこに若手注目娘役・音くりちゃん＋華優希ちゃんを宛がっての壮大な花娘たちのロケットへの流れは素晴らしい、そしてマイティがお芝居に続いてショーでもヤバイ、ヤバすぎな。
一転して傘を使った何とも楽しいシーンはユズカレーくんｘ舞空さん、ここもいいねぇ、っていうか見たいモノが全て詰め詰めになっていてそれこそ目が幾つあっても足らんっ。
さらには闘牛士の場面、マント捌きの凄さ、それにまたまた強烈な”ちなつ”視線を浴びてしまって、もう身体中全てに”ちなつ”視線の強烈で危ない毒が回ってきそう、ああ、もうやめてくれっ、こんなヤバすぎる危険なシーンの連続で間違い無く客席は息が出来ない状態に陥ってしまいます。
・ やっと危険な部分が終わってTUBEの懐かしのメロディにのって夏らしい雰囲気の舞台はホッと一息つけるのですが、いやぁこんなことで花組オーラは許してくれないよなぁと思っていた矢先に舞台降りが。
あははっ、もう好きにしてくれ、客席を全員を強烈な花組病に陥れてあげる、そんな感じでしょうか。
ゆきちゃん中心のガーシュインメロディの場面だけがホントにリラックスできる瞬間かも知れません。
・ 大階段が現れるとここからは何だか『サヨナラショー』のような雰囲気になって、って感じたのは私だけかい？
しっとりとみりお氏ｘ娘役、みりお氏ｘ男役の組み合わせがずらりとラインアップされて前半部分の毒性の強い、刺激の強い花組オーラが一気に優しく包み込むような空気感になってきます。
デュエダンでゆきちゃんが銀橋上がりという新鮮な演出もなかなか良いし・・・、エトワールがたそという演出も泣かせるね。
・ ショーの後半は大判タオル必携かも。 いやぁ泣けたぞ、このショー。
前半の毒性・刺激の強い演出はまるで齋藤ワールドを彷彿させるような、後半はしっとりと大人の空気を充満させた演出、こんな贅沢な観客誰もが百花繚乱な気分にさせてくれる野口センセ−のショースペキュタクラー第3弾は期待を大いに、いや遥かに超越した次元に行ってしまっていました。
※おまけ ： 終演後、みりお氏の舞台挨拶があって、百花繚乱にちなんでみりお氏の好きな花は？の質問があって、さてさて何をお答えになるんだろうか？って楽しみにしていたら、何と『紫陽花』なんだって。
えっｔ、紫陽花、意外に地味な花やなぁと思っていたら、ジメジメした季節に紫陽花の花は清々しさを教えてくれるとのこと。
なるほどな、じゃ来年紫陽花を見たらみりお氏を思い出そうなんて、我が家の花担さんに話したら「そんなの誰も知っているでぇ、しかも6月生まれやから紫陽花の季節とピッタリ、ということもあるし・・」と。
まあ、お茶会とかでそういう話が出ていたんでしょう。
ご存じ無かった方、みりお氏は紫陽花ですよ、覚えておいて下さいね。
観劇人は、人を思う。
こんばんは。また久々になっちゃって。
やっと 夏休みです。
6月から体調崩し気味になって仕事してたからか
ほっと一息ついてダラダラした週末を送っていました。
しんつよラジオでほっと一息～！！
ごろさんのBSの番組もばっちり視聴！！№９観たいなあ。
もはや貧乏一直線なので
遠征も観劇もかないませんが(´；ω；`)ｳｩｩ
遠くから皆さんの感想待っています。
それにしてもわれらが剛君の消息不明（笑）
ま、元気にやっているんでしょうけど
気になりますねえ。
漏れてこないいろいろも気になっています。
とりあえず 暑すぎて
体調崩さずにこの夏を乗り切ることが目標。
ちゃんと動いてがんばらなくちゃ！！
と夏休み前の子供のように気合だけは。(*´艸`*)
さて、この夏。
何があっても ばっちこい！で。（あってるかな？使い方）
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観劇 関連ツイート
｢お前に言われる筋合いはない｣
って言っていいトコだよね。
いやぁ、久々に動いてスッキリ✨
若干熱中症気味やったんやけど、逆に元気になった😁
この後19:30〜「カウンターバリュー・ペインテッド」Ａチーム本番✨
飛び入り観劇もお待…