夜食がもっと評価されるべき5つの理由

※※ネタバレ含みます※※

公式がオススメしている順番は以下の通り。

①真相を早く知りたいタイプ

→幸介、祐介、恭介、俊介、惣介

②割烹『弥島』の物語を楽しみたいタイプ

→幸介、恭介、惣介、祐介、俊介

③物語の流れ優先タイプ

→俊介、幸介、祐介、惣介、恭介

私は③でしています。次男と三男が好きそうなので恭介を３番目にしました。

では共通√から感想。

物語は、父の友人が営んでいる赤坂の老舗割烹料理店『弥島』の長男との縁談が舞い込んできたことから始まります。

けれど実家の店を継ぎたい長女のりつは乗り気じゃありません。そんな時、縁談相手の幸介が父に黙って縁談を断ってきたので事情を聞くため『弥島』に行くことになるのですが…

実家を潰してホテルにしたい長男・幸介と、先代から受け継いだ店を潰したくない父・幸太の賭けに巻き込まれてしまいます。

その賭けというのが、経営の知識も経験も全くないずぶの素人であるりつに１年店主を務めさせて店を維持できるかどうか、というもの。

その時の弥島の状態というのが、

・息子は５人いるが店を継げる者が長男しかいない

・娘も２人いるが１人は嫁ぎ先から離縁を言い渡され出戻りしてきた気難しい長女、もう一人はそんな長女に逆らえず言いなりになっている次女

・父が心臓病を患っているのに看病している人が誰一人いない

・女３人いるのに家事をできる人が１人もいない＆女中を雇っても誰一人として長く勤められないためゴミ屋敷

父の手前、無理だと即答できないためとりあえず１週間お試しとして働くことになるんですが女中の仕事も兼任することになるんですね。まぁ↑の弥島家の現状見たらそうなるわな。

１週間が経ち、実家に帰ろうとするりつですが女中の仕事しかしてないことに悔いが残ります。

結局、今度は幸介と賭けをすることになってりつが１年続けば店を潰すのは諦めるからその代り一度でも実家に帰れば店を潰す。

ということになったんですが、正直。

負けても勝ってもりつが得をすることもなければ損をすることもない。

だというのに、いざ店主の仕事をすることになると誰も助けてくれないし、店の女中・小僧は家の生活がかかっているためりつに対する当たりが強い。

兄妹達はそもそも赤の他人であるりつが店主というだけでも反感を持っているのでこちらも当たりが強い。巻き込んできた幸太は助けてくれない。

店主の仕事も、そもそも学がないから経営出来るわけないし、やれることも限られてる。

家に帰れば９人分の食事・家事に惣介の夜食。

これだけの重労働にも拘らず給料は大体２～３千…。（本当は２～３万もらえるはずだった）

店主を頑張っても得られるのは店の存続だし、かと言って１年続けられても幸介に店を継ぐ意思がなければ意味ないし。

やる動機は幸介との縁談を破棄してもらう。くらいでしょうか。

番付競争だって言ってしまえばりつにとっては他人事。危機感持てるはずがない。もっと本気になれよ、頑張れよ、って言われてもね…

全部放って実家に帰りたくなる気持ちはよく分かります。

けど、やると決めたなら頑張ってほしかったな…って思った。モチベーション上がらないのはよくわかるけど、実家の店主になりたいならこんな格好の機会またとないし、学べるだけ学ぼうって幸介とか幸太に聞いても良かったんじゃないか。

りつがしていたことと言えばただ仕事をして、失敗したら落ち込んで、慰められて、立ち直ったかと思いきや実家に帰るのループだったし。なのにいつの間にか兄弟には認められてるし

これが何度も続いた共通√はちょっと堪えた…。

このアウェー感、華ヤカよりキツかったです。

けど所々笑えるところあるし、宮ノ杜家の兄弟見られて楽しいし、何だかんだ好きだな～って思った。

Amazonレビューは荒れてますね。仕方ないわ。

・五男/弥島俊介（cv.河西健吾）

まさかの１０年前に結婚の約束をした許嫁（仮）！

りつはその時分けた桜貝を大切に持ってたけど、俊介は思い出と共に失くしてました。

出会いが最悪でしたね。何だっけ、幸介に縁談を断られて納得できなくて家まで押しかけて来た可哀想な女でしたっけ。

学校には俊様倶楽部もあって、モテる。

その俊様倶楽部の女の子たちがりつに嫉妬して嫌がらせ行為をしてくるんですが、この感じ久々でしたね…うっトラウマが🔪

でもあの子たちにも俊介とずっと一緒にいたから誰よりも俊介のことを知っているという自負もある訳で、それがぽっと出のりつ、しかも俊介の思い出の人だと分かれば嫉妬するのも無理はない。

・不貞の息子

小さいときは両親に似ていなくて、周りから不貞の息子なんじゃないかと言われていました。家に居づらくて、ずっと自分の居場所はここじゃないと思っていた。だからこそ１０年前にりつと出会ったあの海が忘れられなくて、漁師はらしくないし海軍を志すようになった動機になったんですが。

そんな俊介に出立の日になって出生証明書を出してお前は紛れもなく家の子なんだから、いつでも帰ってきていいって言うとかズルいなぁって貰い泣きした…出すタイミングが絶妙だわ。

・椎名秋一

俊介のライバルで親友。

声と顔がタイプすぎて、何故攻略できないのかって辛かった…。気に入ったらとりあえず付き合おうって言うタイプ。

無気力な自分を変えたいって言った流れで付き合おうって言ってきたから断ったけど、

途中、縁談が３つ重なる場面が出てくるんですがそれ全部どうにかしたらもう一度正式に交際を申し込みたいと言ってきます。秋一
さん√かと思った。

俊介と言えば、海軍に入るのにそんな無責任なこと言えないからって好きだと伝えるのも躊躇ってる状態です。秋一さんも海軍に入るんですけどね…。

「りつ」呼びとか、結構グイグイ来るのでこりゃー何人も女をその気にさせて来たなってドキドキした。多分本人何とも思ってない。

喜龍ちゃんとくっ付くんですが、もう羨ましくて羨ましくて…辛い…辛い…攻略させて…

・終わりが見えている恋愛

お互いそのことがあって好きあってるんですが尻込みしてしまうんですよね。再会する約束はしたけど、離れている期間３年だし、その間俊介は昔の自分を捨てるつもりで入隊するから戻って来ないと言うし、今は好きでも３年後どうなるか分からないから。

待ってて欲しいなんて言えないんですよね。

けど女将さんから昔のことを聞いたり、海軍に入ったら戦死することもあるわけで、もう会えなくなるかもしれないのに後悔してもいいのか（要約）って言われてお互い考えなおします。

卒業したら迎えに行くから待っていて欲しい、待ちます…。

女性経験豊富そうなのに接吻もまだって意外で萌えました。しかも経験ないって自分で言うんだ。

今まで言い寄って来る子ばかりだったから、こちらから距離を詰めようとすると強引になったり不器用なところが可愛かったです。よくケンカする。

・まさかの食い込んできた二・二六事件

久々にこんな不安になりました。初周だったこともあって、まさか乙女ゲームでこんな緊迫した雰囲気になるなんて思わないじゃないですか。

遠い中、戒厳令も出てるのに避難所から心配して帰ってきてくれたの嬉しすぎて泣いた…。その流れで俊介の出立ですからね、涙が止まらなかったです。まさかこんなに泣くとは(笑)

第二次世界大戦は起こらなかったのかな？事件の最中、軍にいる勇様が登場するんですがかっこよすぎて惚れ直しました。勇様って絶対死ななさそうだし安心できるんですよね。

この２人どうやっても感動の再会とはならないのが可愛かったです。事件のあとも、三年後も。

海軍衣装の俊介もかっこよかったですね～。モテそう。

海軍だから、本当に待ち続けることしか出来ないんだけど…うーんやっぱり辛い。

・長男/弥島幸介（cv.平川大輔）

ホテル経営をするために長いこと準備してきただけに、そう簡単に諦めるのは難しいでしょうね。

幸介は中々面倒な人でした。

店を潰してホテルにするのは自分で、潰すか残すかは自分の手でないと嫌。勝負事も好きだから、りつが賭けを途中で降りるのもなんか気に入らない。

ここまで頑張って来たのに途中で諦めてはいけないっていう想いもあったんでしょうね。自分で決めた道なだけに。

恋愛面に関しても、不器用で、よくわからないところでキレて口聞いてくれません。というか会話するにも嫌味を話をするきっかけにするから…(笑)

・素直になれない三十路

騙されたとはいえ迎えに行って、その時に想いを自覚して縁談の話を進めようと言ってくれるんですが本人好きだとかそういうこと言ってくれないんですよね。りつは聞きたいんですが、それ言ったら結婚に気持ちは関係ない！！って。一応恋愛結婚のはずなんですがｗｗ

好きかもしれない状態で結婚の支度をしていれば実感なんて沸くはずもない…けどそんな弱気な態度取ってたら幸介に「結婚するほど好きか分からないから取りやめよう（要約）」と言われて余計に混乱。

本人は好きだって自覚してるみたいなんだけど、父と同じで一番大事な事言わないよね。何日も前から多分気持ちを伝えようとはしてくれてたみたいなんですが気恥ずかしくて言えない三十路。

自分のペース崩されるの苦手なんだろうなーって思った。

座敷に連れ込んで～のくだりは鉄板だったけどドキドキした…。やっと言ってくれた。

華ヤカもそうだったんですが三十路が可愛いんですよね。

幸介も一回りくらい年の差あるのに大人げなくキレるんだけど、段々可愛く見えてきます。りつに素直に好意向けられると照れてそっぽ向くし。可愛い。

・二・二六事件

気心の知れた友人がその事件に関わっていて、謀反人として逮捕されたこと、その駐屯地に『弥島』が使われたことで壊され、場所的にも曰く付きになってしまったことで急激に気分が落ち込んで、腑抜けてしまった幸介。

そんな幸介が立ち直る切っ掛けのために、わざわざ丹道斎に幸介の敵になって、弥島を潰してもいいから乗っ取ってほしいなんて直談判するりつ。

そのことで幸介に恨まれることが分かっているのに、敢えて悪者になるんですよ。案の定幸介はりつのそんな想いを汲み取れずに激怒して実家に帰らせるんですが。

思惑を知ったのも丹道斎の息子である蓮太郎に言われて、だったんですよね。

りつの残した宝物を手にりつがいた部屋で落ち込む幸介。鈍感、というか本当に気付くのが遅い。

・弥島再スタート

丹道斎の店となった弥島で、店主として働いていたけど、ある日蓮太郎からりつが丹道斎に幸介の敵になってほしいと言っていたことを知ります。そして幸太からは権利書には最初から幸介の名前が書いてあったと（嘘）

丹道斎は結局、それを知っていて乗っ取るわけではなくただ店の復興に協力しただけでした。

敵になってほしいって話は前に蓮太郎言ってた気がするんですけど、幸介放心してて聞いてなかったのかな？

その話を聞いて再びりつのこと迎えに行って、一から始めようってやり直すことになるのだけど。「私とのことはやり直すんじゃないぞ？」で笑ったｗｗもっと他に言うことがあるだろうに！！ｗ

りつを連れ戻したはいいものの以前と関係がまったく変わらないことに悩んでいた幸介に蓮太郎（りつより年下）が言い放ったこの言葉。

「愛だの恋だの囁く前にさっさとモノにしてしまえばいいんですよ。身体の関係って大事でしょ？」

幸介こんなにモジモジしてるのに、というか蓮太郎君ほんとに年下？？

もたもたしてると他の男にとられると言われてりつに恋人から始めようと言いなおす幸介。

仕事出来ないりつに惹かれて何度も連れ戻してる事が納得できなくてブツブツ文句言ってる幸介の�
�にケーキ入れて黙らせるシーン、可愛くて好き。前ならキレてたね。

それにしてもそのスタートから一年後にようやく結婚って、ウメさんじゃなくても泣きますよね(笑)長かった…本当に長かったね…。多分その期間の中でもまたすったもんだあったんだろう…(笑)

幸介√してると「男女の擦れ違いはいつだって言葉足らず」という言葉を思い出しました。

＊

ミニゲームはレベル１０まで。アイテム貰える基準が良く分からない。掃除、料理は簡単だったけど星座を繋げるゲームがもう…タッチパネル操作もボタン操作もめんどくさい…(笑)

どうせならどれか一つは女中のミニゲームじゃなくて店主のミニゲームにすれば良かったのに。

あー秋一さん攻略したい…。

▹よければ応援ポチ頂けると嬉しいです(♡ >ω< ♡)