本棚 好きだから、あげる。

ノルマンディー地方　セーヌ・マリティーム県

Veules les Roses（ヴール レ ロズ）

こんにちは！木蓮です。

この一週間はずっと素晴らしいお天気で、すっかり夏気分。

実は私、フランスに来てからというもの、「夏の香り」といえば、「バーベキュー」なんです（笑）

週末、窓を開けると、どこからともなく外でお肉を焼く香りがプーンと鼻をくすぐります。

それとともに、楽しそうな笑い声が聞こえ、いよいよ夏到来！

とうとう明日（6月27日）から8月7日まで、フランスではソルド（バーゲン）が始まりますので、旅行に来られる方、ぜひバーゲンに立ち寄ってみてくださいね。

さて、本日は……。

いろいろ悩みましたが、まだ一度も書いたことのないVeules les Rosesという村のお話。

こちらは、エトルタに立ち寄った際、無理して立ち寄ってみた場所。

2013年のフランス人が好きな村投票で第6位になり、フランスの最も美しい村の一つ。我が家から、かなり遠いので、なかなか行く機会もなく、せっかくだから！！と頑張ってみたのでした。

実はこの日、時化（しけ）で、とにかく海が荒れていました。

こちらの方角には、あの有名なエトルタがあります。ここヴール・レ・ロズは海辺の村だったので、車は海岸沿いの駐車場に停めました。

ちなみに、村はこんなところにあります。

村側から海を眺めるとこんな感じ。かなり整備されている印象がありました。

今年はかなりの村数を訪れていますので、一つ一つの村の違いがとても興味深いものになっています。

この川はヴール（Veules）川。2013年の開発作業が完了した後、川は数十メートル減少し、現在の河川の長さは1149メートル。海にそそぐ川としてはフランスで最も短く支流もないのですが、美しい水が流れていることで有名なのだそう。よくよく見ると、周りにクレソンがいっぱい生えていて、思わず欲しくなりましたが……（笑）

調べてみると、やはりこの清らかな水を使ってクレソン栽培もおこなわれていたようです。

お天気がよくなかったので、この川の美しさが伝えられず残念……。

どうやら、海沿いの村らしく華やかではないにしろ、裕福なお家が多く、山間部とは明らかに雰囲気が違います。久しぶりの海沿いの村にちょっとワクワクしながら写真を撮りました。

さて、こちらが海とは逆の村側。雰囲気は街という感じですが、人口は600人弱。

ご案内はこちらのマガモくんにお願いしましょう。

村の中に入る前に、左に折れる道が気になり、少し登ってみると……。

皆さん、丹念にバラを育てているらしく、意外にも多くの住人の方を見かけました。それにしても海岸沿いの地で、こんなに多くのバラを見かけるとは本当にびっくり！

ノルマンディーといえば、コロンバージュという木組みの家のイメージが強いのですが、こちらでは思ったよりレンガ造りの家を見かけました。

左手のお宅の庭はとにかくバラがすごかったな～。

ですが、この後もっとすごい「バラの家」を発見したので、次回のお楽しみに！

このお家の反対側にアーティストの家があり、そこから眺められる景色とバラも素晴らしかったです。

さて、一旦川沿いを離れ、村の中心部へと移動していきますね。

続きはまた次回！