本棚シンクロヒーロー

こんにちは！

暑い日が続きますが

夏バテしていませんか？

今日はエアコンなどで自律神経のバランスが悪くなりがちな、身体を整える呼吸法をお伝えします。

アンドリューワイルド博士のナチュラルメディスンという本が本棚から出てきました。

1990年初版ですから、少し古い本ですがとても役立つ情報が満載なのでおすすめです。

その中でも誰でもすぐに出来て効果が実感出来た呼吸法をご紹介しますね。

以下、ワイル博士のナチュラルメディスンより。

もっとも効果的なリラクセーション法は呼吸を意識的に制御する方法である。

舌の先を前歯の裏側と歯茎の境目あたりにつけ、練習が終わるまでそのままの形にしておく。
息を吐くときは口から吐き、舌の周りから空気を出すようにする。やりにくければ、唇を少しすぼめてみると良い。

まず、フーッと言う音とともに口から息をしっかり吐き切る。

次に口を閉じて、鼻から静かに息を吸いながら、1から4まで数える。

息を止め、止めたまま、心の中で1から7まで数える。

今度はフーッと言う音とともに口から息を残さず吐き切りながら、1から8まで数える。

それで一呼吸だ。

また息を吸い、あと3回呼吸をする。

全部で1度に4回の深い呼吸をすることになる。

常に鼻から息を吸い、口から吐き出すことを忘れないように。

重要なのは4.7.8の比率である。

この呼吸法は神経系に対して天然の鎮静剤とも言うべき効果を発揮する。

以上、ワイル博士のナチュラルメディスンからでした。

最初は分かりにくいかもしれませんが、1日4回続けると効果を実感できますよ。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

今日も良い一日を！😊✨🌈

7月のヒプノセラピー（催眠療法）スケジュールです。

ヒプノセラピーは心の深い部分からのリラックス効果や、自律神経を整える効果もあります。

タイミングが合いましたら、

ご予約をお待ちしております。

ホリスティックアートセンター、

トゥルシーのホームページです。

ヒプノセラピー（催眠療法）7月スケジュールのお知らせです。

※ヒプノセラピーとは、呼吸や暗示を使ったトランス催眠誘導により潜在意識にアクセスして、

その人が望む肯定的な変化を促すセラピー手法のことをいいます。

「頭ではわかっているんだけど、同じことを繰り返してしまう」

と言う悩みにヒプノセラピーはとても効果があります。

潜在意識が納得しないと行動を変えられないことが多いのです。

心の制限の原因となっている年齢に退行したり、失った人と対話したり、

イメージ療法としての前世退行なども出来ます。

悩みだけでなく、叶えたい夢や好きなことで生きてゆきたい！

などの目標達成のお手伝いもさせて頂きます。

頭で考えるのではなく、明確なビジョンとして感じられると

より具体的なプランやモチベーションがご自身の中から

湧き上がってきます。

ストレスから解放されて、とても自然で深く気持ちの良い体験が出来ると思います。

潜在意識の中の忘れていた記憶や感覚を感じて見ませんか？

（※料金は120分、１万２千円です。）

場所は小田急線町田駅より徒歩１０分、横浜線町田駅より徒歩５分。

詳細はお申し込み確定時にご連絡します。

お申し込みは下記のメールにてお願いします。

（ご氏名、年齢、お電話番号、希望日の候補と時間もお願いします。）

【7月のスケジュール】

7月11日（水）午前予約済み　午後（15時〜17時）

7月12日（木）午前（11時〜13時）　午後（15時〜17時）　夜間（19時〜21時）

7月13日（金）午前予約済み　　午後予約済み　　夜間予約済み

7月14日（土）午前予約済み　　午後予約済み　 夜間予約済み

7月15日（日）午前予約済み    　午後予約済み　　　　　夜間（19時〜21時）

7月17日（火）午前予約済み　　午後予約済み　 夜間予約済み

7月19日（木）午前（11時〜13時）　午後（15時〜17時）　夜間予約済み

7月24日（火）午前（11時〜13時）　午後予約済み　夜間（19時〜21時）

7月26日（木) 午前予約済み　　午後予約済み　 夜間予約済み

7月30日（月）午前（11時〜13時）　午後（15時〜17時）　夜間（19時〜21時）

7月31日（火）午前（11時〜13時）　午後（15時〜17時）　夜間（19時〜21時）

こちらのフォームからもご予約できます

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本棚 お尻だって、洗ってほしい。

こんにちは

全国的に暑いですね‥

皆さん大丈夫でしょうか？

私の中の住むところは申し訳ない位涼しいです‥

私は暑いの苦手です。

羽生くん‥一緒だね‥ ｴﾍﾍ

それはそうと羽生くん。

オリンピックの時に前髪が長めだったけどどうしたのかな？

練習が忙しくてカットする時間がなかったのかな？

それともみんなが

また前髪切ったぁーーー

前髪短い―――

キノコだ、こけしだ、

前髪大丈夫かな？

そのまま切らないでーーー！って

みんなが前髪、前髪言うから

民の声に配慮したのかな？

どーなの？

‥

‥

あの‥

そうやって無理やり僕で遊ぶの

やめてもらえます？

バレたか‥

可愛い若様を貼りつけたかっただけです‥すみません‥出来心です

 ↑髪型のピーキングGOE+3満点！

世間ではSEASON PHOTOBOOKとか ←田中さんに乗り移って見つめられている気分

フィギュアスケーターズで賑わっていますが

今日は懐かしいWORLD FIGURE SKATING 2012 ― 2013から

羽生くんとブライアン、デイヴィッドのインタビューを書き起こしをしようと思います。

時々、BOOK・OFFに行くんだけど平昌オリンピックが終わってから以前よりフィギュアスケート関連の雑誌が増えて今や本棚の１段を埋める程になりました

羽生くんが表紙じゃない年代の本が多いけど、その頃は羽生くんのページも少ないし

雑誌の情報も知らなかったから買っていない物が多くて。

でも今になって読むと面白かったり、値段もお安くなっているのでたまに購入しています。

その中で羽生くんがトロントに渡った年の懐かしい雑誌、定価1800円が200円❗

柚子風味のカップラーメンより安い！

羽生くんのインタビューがあったので買ってみました

まずは羽生くんのインタビューから記事にします。

興味のある方はどうぞ

【インタビュー】

羽生結弦     平昌五輪まで見据えてやっていきます

                                                                                                                   取材・文  ：田村明子  Akiko Tamura

ニースの世界選手権で銅メダルを獲得した後、カナダのトロントに拠点を移してブライアン・オーサーに師事するようになった羽生結弦。この日は氷の上で3セッション練習し、加えてオフアイスのジムトレーニングも終えた夕方、ゆっくり時間をとって取材に答えてくれた。

17歳らしい無邪気な表情で、時々驚くほど大人っぽいことを口にする。

生真面目でありながら、時々すごく大胆な一面も見せる。

ちょっと日本人離れした底知れないスケールを感じさせる若者である。

↑8月、トロントのクリケットクラブにて

トロント
での新生活

━━    このトロントの新しい環境、いかがですか？

羽生    日本にアイスショーで何度か帰って、まだ合計2ヵ月弱しかカナダでトレーニング出来ていませんが、いろんな練習ができるのですごくいいです。

いろんな先生が見ている中で滑るのは、いつもと違う刺激がありますし、もちろんブライアン(・オーサー)もすばらしい先生です。

━━   昨年はホームリンクで震災に遭われ、ほかのリンクを転々としながらのトレーニングでした。海外に来ただけではなく、そういう意味でも大きな環境の変化でしたね。

羽生    そうですね。アイスショーで日本に帰って時差を調整してという苦労はありますが、自分のリンクで練習できるというのはいいです。何より、楽しく練習できているのが、嬉しいです。

━━   こちらに来ることは、いつ頃から考えていたのでしょうか？

羽生    世界選手権直後に、(阿部)奈々美先生と「海外に出ることも考えないと」という話はしていました。試合直後は怪我をしていたので、その間に、いろいろなリンクのことなどを調べました。

━━   それはやはり、次のステップに行くために決めたことですか？

羽生    新しいことを試してみるというのも重要でしたし、日本だけにこだわらずに、違う考えの人に教わってみたいという気持ちがありました。

━━   ブライアン以外にも、候補はいたのでしょうか？

羽生    はい、いました。でも決め手になったのは、「ワールド・フィギュアスケート」のクリケットクラブの特集を読んでとても良さそうだと思ったことでした。

━━ブライアンのことは、どのくらいご存知でしたか？

羽生    ファンの方に、彼の昔の映像をDVDでいただいたのを見ました。

それとハビエル(・フェルナンデス)のコーチでしたので、面識はありました。

━━   実際に習ってみて、ブライアンはどういう先生ですか？

羽生    スケーティングでもジャンプでも、実際にやって見せてくれるのが彼の特徴だと思います。

英語もまだすべてわかるわけではないので、わからないことがあると、やって見せてくれる。

━━   今、特に注意されているところなどはありますか？

羽生    やはりスケーティングです。まだスケーティングはジュニアの頃のままの滑りをしていたのですが、世界選手権で３位に入ってしまったので、メダリストに相応しいスケーティングを身につけたい、という話をしています。それはここに来ようと決心した時から、自分で考えていたことでもありました。

━━   スケーティングは、トレイシー・ウィルソンが担当ですか？

羽生    そうですね。基本的に、トレイシーが見てくれています。アイスダンスはスケーティングが命ですけれど。今までとは違った概念のスケーティングを教えてもらっています。ジャンプの前やジャンプの後のスケーティングも、注意してもらっています。

━━   ライバルの１人、ハビエル(・フェルナンデス)が先にブライアンについていたことで、最初はお互い意識しましたか？

羽生    最初のころ彼は結構意識していて、ぼく自身もそういう環境で練習するのが好きだったので、お互いバシバシきていたと思います。でもスケート以外では、もともと仲が良かったのですけれど。最近は、氷の上でも仲良くて、一緒に楽しくやってます。

━━   さっき、転んだところを彼が手を貸してくれていましたね。

羽生    そうなんです。(笑)

━━   国際レベルで競り合うライバルが間近にいるというのは、仙台のリンクではなかった環境ですね。

羽生    そうですね。身近に、今抜けるか抜けないかというレベルの選手がいると、試合感というものが毎日のように感じられる。でもそれが日常になりすぎて、本番の試合の緊張感がなくなってもだめですが。

ある程度自分の中で、調整していかなくてはならないところです。

↑FaOI福井にて

世界の表彰台に立って

━━  ３月にニースで世界の表彰台に到達して、人生が変わりましたか？

羽生    変わったというか‥‥‥‥自分としては早かったな。という思いがあります。

まだシニア２年目で、シニアに上がるのも早かったかなと思っていたので、びっくりしています。

フリーではフランス勢もすごくいい演技で、自分は５位だなと思っていたんです。

エキシビションに出られればいいな、くらいの思いでした。(ブライアン・)ジュベールが出てきてあれだけやったのに、どうして自分が３位なんだと驚きました。

━━   応援に力をもらった、と何度もおっしゃっていました。

羽生    はい、途中でこけてしまったときは、もう帰りたくなるほどでした(苦笑)。

でも４回転を降りた瞬間より、転んだ後のほうが声援がすごくて、その応援の力をもらってあの演技ができました。

━━   そうだったんですか？瞬時にして立ち上がったように見えましたが。

羽生    どうしよう、と思って、こけるまでもスローモーション、転んでから立ち上がるまでも２０秒ぐらいかかったような気がしました。(笑) でも、応援に背中を押してもらった。あの大会で、やっときちんと(応援の力を)受け止められたと思いました。

誰にも言わなかったけれど、足首も痛めていて自分の中で
は不安でした。

練習でもそれほど調子が良かったわけではなく、できるだけ短い時間に集中してやっていました。

フリーに入る前に集中して目をつぶって入って行ったんです。本当に観客の方々に力をもらって、感謝しきれないくらいです。

━━   日本男子史上最年少の世界メダルとなりました。

羽生     でもあまりそういうことは考えません。最年少でもシニアで戦っていることに変わりはない。

経験の差は大きいですが、若いからこそ、若さを生かしてやっていきたいと思っています。

━━   道で知らない人に声をかけられるようになりましたか？

羽生    仙台ではあります。でもスケーターという印象が強いらしく小塚さんですか、とか、高橋さんですか、とか、聞かれます。(笑)

━━   本当ですか？「高橋です」と言ってサインしちゃうというのはいかがですか？(笑)

羽生    絶対無理ですね。(笑) 高橋選手のサインは覚えてるんですけど、自分では書けないです。

━━   昨シーズン、もっと体力をつけて来季は４回転を２本入れたいとおっしゃっていましたが、そちらのほうはいかがでしょうか？

羽生    一応今シーズンは、トウループとサルコウを入れるつもりでいます。

でもサルコウの安定度はまだあまりよくありません。トウループのほうは結構な確率で降りています。

━━   著書『青い炎』にジャンプの着氷がうまくいくと体を休めることができる、と書いていましたが、大変興味深かったです。

羽生    ジャンプを降りるときは気を抜いてはダメなのですが、軸とタイミングとイメージなどがしっかり持てていれば、力を抜いても大丈夫なんです。今回のSPなどはアクセルを降りてからランディングのポジションをキープしてという構成で、きれいなポジションを作りつつも体を休ませるようになっています。

これは以前にロシアで、ナタリアさん(ベステミアノワ)にも習ったことでした。

彼女たちの演技をYouTubeで見たのですが、ものすごく力が入っているんですよ。でも体を休める部分がしっかりある。全力なのですが、120%ではなく、100%きっちり、あるいは90%くらいで滑れたらと思います。

━━   怪我をなさった足首は、その後いかがなのでしょうか？

羽生    (少し考え)大丈夫です。

━━   お母様から少しお聞きしたのですが、あまり無理をしないようにとお医者様から言われたそうですが‥。

羽生     そうなんですが‥‥‥。

━━   でもアスリートに無理をするな、と言われても難しいですよね。

羽生    そうなんです。(苦笑)

ある限界を超えないと、そこどまりになってしまいますから。無理できる体になることが、今は大事だと思っています。普段のケアやストレッチなどをしっかりやって、限界を突破できるようになりたいです。

━━   スケートしていないときは、どんなことをしているんですか？

羽生    ダラダラしています。(笑) 今までこんなに練習量が多くなかったので体力的に大変なんです。

怪我などしないように、筋肉の疲労なども取らなくてはならないので、体を休める時は休めています。

━━   日本では、普段氷の上にはどのくらい立っていたのですか？

羽生    今まで１時間半でしたが、去年は１時間も滑れないこともあった。ですから練習量は増えています。

体力的にきついなと思います。でもだからこそ、もう少しできる。もう少しがんばろうと思うことができる。やめたいと思うときが、自分の限界なので、それを越えられるように、自分を奮い立たせるようにしています。

━━   先シーズン学んだもので、もっとも大きなものは何だったでしょう。

羽生    たくさんありました。GPで勝てたこと、ファイナルに行けたことも大きかったし。

前の準備というものが大事だとわかったことも、大きかった。

アイスショーに出させていただいたことも、良い経験でした。

ショーではウォームアップできないので、オープニングがウォームアップの代わりです。

それから自分の出番まで、プラスアルファで何をやるか、精神的にそういうトレーニングが出来たと思います。

━━   ショーで五輪チャンピオンと共演して、４年に１度のチャンスをつかんだ人たちは、世界チャンピオンとはまた何か違うと感じたことはありますか？

羽生    スケートに対する意識が違うと思います。荒川さんなどはトリノ五輪の状態を維持しているというより、さらにうまくなってきているし、プルシェンコはまだ選手として試合に向けて調整しているところでした。すごく(ウォーム)アップしていました。言葉では説明しにくいのですが、他の選手にはないオーラがありました。プルシェンコはずっと憧れていた人で、そのことを彼自身も知っている。

まだ手術が終わってそんなにたっていないのに、こんなに跳べるのっていうほど跳んでいました。

アクセル２本とか入れて。「見てろよ」みたいな感じで、やってくれているような気がしました。

━━ 「おれを超えろ」と言われたと、著書に書いてありました。

羽生    そうなんですよ。かっこいいですよね。

━━   もうすぐ試合で顔を合わせるかもしれませんが。

羽生    会いたくないんですよね‥‥。憧れなんですよ。高橋選手もそうだったし、小塚選手もそうですけど、超えるというのが想像できなくて。憧れだから、超えられないです。小塚選手のときは、小塚選手が失敗して自分ができたので完全に勝った気はしないんです。高橋選手にしても。フリーで勝っても、あれは�
�またま。

本当に僅差でしたし。自分があの演技を毎回できるかといわれたら絶対できないと思うし。難しいですね。

今年は基礎作り

━━今年のプログラムの振付、SPはジェフリー・バトルですね。一緒にやってみて、いかがでしたか？

羽生    最初は、ジェフがやったらいいプログラム、という感じでした。全部滑ってみせてくれたのですが、最初は真似できないんです。表現についていけなくて。でも滑り込んでいるうちに、ジェフのプログラムじゃなくて、やっと自分のものになってきたのではないかと思います。

━━彼は好きな選手の１人でしたか？

羽生    テレビで見ていた選手というイメージです。あまりスケートをテレビでじっくり見るタイプではないのですが、彼のことはよく見ていました。

━━印象に残っているアドバイスはありますか？

羽生   膝を使って音楽を表現できるように、と言われたこと。今回ギターの曲なので、難しいんですよ。

それを手とか首とかだけではなく、膝の滑りでも音を表現できるようにと。まだできないのですが、できるようになればもっともっと滑ってくるし、スケーティングも伸びてくると思います。

━━エキシビションは、カート・ブラウニングの作品でしたね。ドリーム・オン・アイスで拝見して、とてもカートっぽいなって思いました。

羽生    そうですか？カートもいろんなところ妥協してステップを抜いたりしてくれたのですけれど、まだ消化しきれていなくて。でも消化できていないという自覚があるうちは、まだいいのかなという気がします。

━━カートもジェフもスケートのうまい選手ですが、一緒にやってみてタイプはかなり違ったのでは。

羽生    カートのときは、エキシビだったのですごく楽しく、２人で作りました。ハードなロックな感じで自分をさらけ出して、と言われていました。ジェフの場合は、自分がきっちり作りたいという感じだったので、全部作ってきて、それを真似してという感じで。でも、どちらも楽しかったです。

━━フリーのデイヴィッド(ウイルソン)とのプログラム作りは、どんな体験でしたか？

羽生    彼は、面白い人。とてもリラックスして、すごくいいものが作れたのではないかと思います。

体に馴染ませるまでにもう少し時間がかかりそうですが、GP大会までには間に合わせて、どんどん良くなっていけばいいなと思っています。

━━御存知と思いますが、ブライアン、デイヴィッド、トレイシーの３人は、キム・ヨナをバンクーバー五輪に導いたチームです。やはりソチ五輪を見据えて、彼らを選んだということもあったのでしょうか？

羽生    そうですね。金メダリストを育てたというのは、重要なことだと思いますし、ぼく自身この環境に惹かれていたこともあります。そしてもちろん、ソチ五輪のことは考えていました。ブライアンはこの２年だけではなく、この先の６年間、平昌五輪まで見据えていこう、と言っています。でももちろん、ソチも負けてもいいと思っていてはダメだと思うんです。精一杯やってきたことを見せられるように、今年１年は基礎作りをします。そして来季に向けて完成できるように頑張りたいです。

━━羽生さんは本番に強いですよね。

羽生    そうかもしれません。試合は好きですし、試合になるとすごく集中していけるので、大変ですけど結構好きです。

━━試合前は緊張しないのですか？

羽生    緊張しますよ。でも、ある程度コントロールできるようになりました。試合によって緊張感は変わりますが、こういう緊張のときはこうやって、こういう考えでというのがだんだんわかってきました。

━━部屋を片付けると試合の結果が良いと著書に書いてありましたが。

羽生    今すごく汚いんですけど(苦笑)、試合のときは部屋を出る前にきれいにベッドメーキングして、しわを伸ばしていきます。B型なので、普段はそんなこと全然気にしないんですけど。

━━掃除をして運気を上げる。というのは今、日本でも流行っていますね。

羽生    なぜそれをやりはじめたかというと、あるブロックの試合の前に時間があまって、部屋をきれいに片付けてから行ったら、すごく調子が良かった。それでジンクスみたいになって。あれをやるとすごく頭の中が整理されます。

━━こちらに来て、環境以外に変わったものは？

羽生    五輪が何となく見えてきた、という感じです。五輪を目指すというのはまだ早いけど、そのためにやっているという意識がはっきりしてきた。世界選手権で表彰台に立ったというのは大きかったし、織田選手がいなかったせいかもしれませんが、全日本で表彰台に上がることができたのも大きかった。

━━国によってはハビエルのように、国の五輪代表はもうほぼ確定という選手もいます。

羽生    そうですね。でも厳しい中で勝ち抜いていったからこそ、自信をもって世界選手権に挑めた。全日本で表彰台に乗ったからこそここに来た、という自信がプラスになったと思うんです。

━━今年のGP大会は、スケートアメリカとNHK杯ですね。

羽生    １戦目と最終戦なので大変なのですが、自分の国の、しかも地元の仙台で滑れるので、応援もすごいと思うんです。そのパワーをうまく自分のものにして頑張りたいです。

━━今は、学校はどんな状況ですか？

羽生    学校は留学という形にしてもらって、家で勉強しています。

━━今シー
ズンの目標は？

羽生    とりあえずGP全優勝です。そのためにはものすごい努力が必要だと思うんですけど、いろんな方が支えてくださっているし、ここに来られたのも多くの方々に支えられてきたので、その人たちの期待にもこたえないといけない。その思いを込めてリンクに立たなくてはと思っています。

━━１２月のGPファイナルはソチですね。

羽生    絶対出なきゃいけないと思っています。けれど、ぼくだけではなくて、みんな同じように思ってくるはずなので、熾烈な戦いになると思います。その中で勝っていかなくてはならない。全日本と同じです。全日本だって、みんな世界に行きたいと思って出るじゃないですか。全部の試合で納得できるように、いい演技を見せたいです。

━━ありがとうございました。

(８月某日、トロントのクリケットクラブにて取材)

羽生くんのインタビューは以上です。

世界選手権初出場で銅メダル。

自分の結果に戸惑っている様子が感じられますね。

彼の描いた高い理想を考えれば頷けるし、慢心していないという証拠です。

あの転倒がまるでスローモーションのように感じた。

フィニッシュして鋭い目つきのまま応援の力を感じて天を指差したロミジュリ。

ブライアンがハビや羽生くんの結果が願ったものでなかった時に

「今日はハビ、ユヅルの日ではなかった」というけれど

ブライアンの言葉を引用するなら

「今日はユヅルの日だった」

と思わずにはいられないし、それを大切な試合で、時を掴んで結果を残す、諦めない能力、持って生まれたスター性。

ショートで出遅れてフリーで大逆転。

世界選手権の表彰台に上がった彼に送られた観客の祝福はどのスケーターよりも１番大きくて目の前で起きた奇跡の熱に浮かされているようだった。

彼は世界選手権という大事な場所で、底知れぬ実力と明るい未来と。パッションを持つセンセーショナルなスケーター羽生結弦という、最高のインパクトを世界中に示しました。

そして７年前、オリンピックで金メダルを獲るという夢を実現させる為、トロントを選んだ羽生くん。

         

仙台にいた頃は練習時間が１時間なかったこともあったと言っていてそれでよくここまで成長してきたし、練習時間が少ないからこそより集中する力がついたかもしれないとも言えるとも感じます。

羽生くんは色々な困難も、そうだよね。僕の今の現状はこうだ。と受け入れて、

じゃあ。それをどうするか、僕に出来る事って何だろう。って考えて進んで行くところは流石。

世界選手権で表彰台に乗った結果を受けて今の羽生結弦の進化に繋がる大きな選択があったのだけど、この時も色んな幸せを捨ててきたのでしょう。

そこから始まった７年間は誰もが知るジェットコースター

あんまりにもアップダウンが激しいし、やること成すことが毎回想像の斜め上をいっちゃうので、振り落とされそうになりながらも何とか食らいついてきて、お陰様でこの７年間でジェットコースターも砂漠もだいぶ免疫はつきました

もはや羽生くんが健康で幸せならそれでいい。という境地にまできている‥

なんというか

羽生結弦選手を応援するのって修行みたいだな‥

７年前、ブライアンとソチ五輪までの2年間だけでなく、この先の6年間、平昌オリンピックまで見据えていこうと話した二人。

また新しいステージの扉が開きますね。

新しい羽生くんを楽しみに待っています

羽生くんが健康で充実した日々を過ごしていますように。

お読み下さりありがとうございました。