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先日ニュースを見ていたら特殊詐欺のニュースをやっていたよ。
それによると、去年1年間の被害総額は全国で約356億8千万円に及ぶのだとか。
平均すると1日あたり約1億円になるよね。
このうち、よく知られているのが子供や孫を装って、高齢者から現金を騙し取るいわゆる振り込め詐欺というもの。
この振り込め詐欺がいつごろ出現したのかは不明だけど、1999年8月~2002年12月の間に11人に身内を装って11人に銀行口座に振り込ませた事件が発生していることから、少なくとも既にこのころにはあったということになるよね。
その被害額を見てみると、平成16年から平成20年までは200億円台後半で推移。
平成21年には一時期100億円を切ったものの、翌年から被害額は年々増加して、平成26年には565億5千万円になった。
以降、年々被害額は減少はしているが、それでも350億円以上の被害が出ており、かつ今年の被害件数はむしろ前年より増加しているのが現状ね。
さらには、架空請求詐欺や還付金詐欺なんていうものもあるわけだからね。
ほかにも、融資保証金詐欺やギャンブル必勝法詐欺なんていうものもあるみたいだよ。
こちらは「(競馬・パチンコ・宝くじなどで)必ず勝てる方法を教えます」、「副業で儲かる方法を教えます」、「簡単にモテる方法を教えます」、「簡単に儲かる方法を教えます」という手口でだますものなんだって。
そういえば、何かそれらしきブログもあるし…しかも、それらしいブログからソフトを使って自動送信されたコメントもあったっけ。
どうやら、この手の詐欺に騙されるのは、高齢者だけとは限らないみたいだよね。
これだけ社会問題になっているにも関わらず、被害が後をたたないわけで…。
これには、さまざまな要因があるものと思われるよ。
まずは、次々と新たな手口が出て、かつ年々巧妙化してきていること。
それはこの手の詐欺のよびかたが変わってきていることからも分かるよね。
この手の詐欺が出始めたころは、「オレオレ」と言って電話をかけてきたことから、「オレオレ詐欺」なんてよばれていた。
それが、詐欺グループもより詳細な情報を入手するようになって「オレオレ」とは言わずに、実際の子供や孫の名前を言うようになった。
それゆえ、「オレオレ詐欺」ではなくて、「振り込め詐欺」なんて言われるようになったよね。
ところが、今度は振り込みではなくて、直接現金を取りに行ったり、郵便や宅配便を送らせたりする手口も出てきた。
他にも電子ギフトマネーを購入させてカード裏面に記載された番号を教えるように言って騙し取る手口まで出てきた。
となると、「振り込め詐欺」の手口は必ずしも振り込みによるものとは限らないわけで、この名称も実情にそぐわなくなってきているよね。
そこで「母さん助けて詐欺」とか「親心利用詐欺」という言い方も出たけど、被害者は必ずしも母親とは限らないうえに、公務員や警察官、弁護士、銀行員なんかに成りすます手口もあるわけで、これも必ずしも実態に合ってるとは限らない。
「ニセ電話詐欺」、「うそ電話詐欺」、「電話de詐欺」というよびかたをした警察署もあったけど、これも必ずしも電話とは限らず、公的機関などを騙る郵便を送る手口も出てきたから、これも実態に合わない面もあるわけね。
で、手口がどんどん多様化してきているから、NOBURINはかなり前から「特殊詐欺」と言ってるけど、実はこれすら実態に合わない手口も出てきているわけね。
というのも、最近よくある手口が、銀行員を装ってキャッシュカードが不正利用されたと言って騙し取る手口も出てきたからね。
これは、銀行員を装って電話をかけてきて、キャッシュカードが使用できなくなったから、キャッシュカードと暗証番号を紙に書いて用意しておくように指示を出す。
それから、銀行員を装った詐欺が自宅に行って、このキャッシュカードは使用できないから新しいカードを作るので、それまでこの封筒に入れて保管しておくように言って、事前に準備をしていたキャッシュカードと暗証番号を書いた紙を封筒に入れさせて封をする。
それから封筒に割印を押すように言い、割印を押した封筒を渡してなくさないように保管しておくように言って帰るわけね。
でも、後日封筒を開けると、入れたはずの3キャッシュカードと暗証番号を書いた紙は入っておらず、中にはポイントカードが入っていたという手口ね。
実は、これ割印を押す印鑑を取りに行ってる間に封筒をすりかえたわけね。
事前にキャッシュカードと暗証番号を書いた紙は用意するように言ったけど、印鑑は用意するように言ってなかったところがポイント。
たいていの人は、いきなり印鑑と言われたら印鑑を取りにいくからね。
もっとも中には宅配が来たときのために玄関に印鑑を置いている人もいるけど、そのときは実印と言って取りに行かせるわけね。
実はこの手口は詐欺罪ではなく窃盗罪になるんだって。
さらにはもっと過激な手口としては、探りの電話を入れた後に、家に押しかけて、結束バンドで縛り上げて現金や金目のものを盗むということも発生
ているみたいで、こうなるともはや強盗事件だよね。
これも、詐欺グループ(強盗グループ?)が手っ取り早く現金を手にするために凶悪化してるのではないかと見られているらしいよ。
となると、今度は詐欺ですらない特殊詐欺(変な言い方だけど)まで発生しているわけだからね。
それから、イベントに3便乗しての詐欺も増えてきているみたいだよ。
今後心配されているのが「改元詐欺」や「オリンピック詐欺」というものなんだって。
「改元詐欺」の例としては新元号になると今までのキャッシュカードは使えなくなる。
従って、新しいカードに作りかえるため、別紙に必要事項を書いて、カードと一緒に送るようにと返信用封筒を添えて公的機関を装った文書を送ってくる手口で、実際に既に被害も出ているみたいだよ。
実は、この必要事項には暗証番号を書く欄もあるわけね(この時点で既におかしいんだけどね)。
オリンピック詐欺というのは、オリンピックのチケットが当たったから名前を貸してほしい(見ず知らずの他人の名前を借りること自体まずありえない)と言って、トラブルに巻き込まれたとして現金をだまし取る手口ね。
それから、今後出てきそうな手口は「消費税増税便乗詐欺」、「キャッシュレス詐欺」といったものなんかありそうだよ。
例としては、今後消費税が増税されると物価が値上がりして生活が苦しくなる。
でも、当社で購入してもらえば、5%のポイント還元分が安く買えるうえに、独自の割引が受けられる。しかも配達もすると言って、値段を比較するパンフレットを見せる。
ただし、条件として5%のポイント還元はキャッシュレス決済でないと受けられないから、アプリを作ってもらわなければならないことを言う。
そのとき、「そういう難しいことは分からないし、面倒くさい」と言ってくる人も出てくるのだろうね。
実はそれが詐欺グループの想定していた答えね。
でも、そのアプリはこちらで作らせてもらうから、必要なことだけ教えてもらえればいい。
支払いは配達のときに現金でもらったら、それをこちらで支払いの代行もすると言って、巧妙にアプリを作らせるわけね。
アプリはあくまでも安くするために形式上作るだけと言うわけね。
その後、そのアプリを使って高額な買い物をして、気がついたときには高額の支払いが残されるというわけね。
これは支払までにタイムラグがあるわけだし、預金額をチェックしていなかったら意外に気がつかなかったりすることもあるだろうから、預金を根こそぎ取られる被害も出かねないのだろうね。
それから、もうひとつの要因は、詐欺グループが巧妙に組織化されていることもこの手の詐欺が一向に減らない原因なんだろうね。
詐欺グループは、電話をかけて騙す役の掛け子(しかも、息子役、被害者役、弁護士役、警察官役など複数の人物の掛け子がいるケースもあるみたいだね)、金融機関から現金を引き出す「出し子」、被害者から現金を受け取る「受け子」、さらには「見張り役」や犯行拠点を準備する「代行屋」や架空名義の携帯や架空口座を準備する「道具屋」、電話をかける相手の名簿を準備する「名簿屋」があって、さらには詐欺グループのリーダーまでいる。
しかも、その詐欺グループの上にも上部組織があるみたいだよ。
その上部組織も複数の組織が絡んでいるようで…これは推測にはなるけど、その頂点にあるのはおそらくは暴力団ではないかと思われるよ。
この特殊詐欺グループだけど、これだけの大がかりな犯行がどう考えても素人にできるものではないからね。
しかも、これだけ次々と新たな手口がはやるのは、新手の手口が瞬時に伝わっているからで、詐欺グループの裏で手を引く者がいるからと思われるからね。
これは明らかにプロによる組織的な犯行。
その犯罪のプロといえば、真っ先に思い浮かぶのは暴力団だよね。
その暴力団について言うと、平成3年5月15日に「暴力団員による不当な行為の防止等による法律」(以下「暴対法」と言うね)が制定されて、翌平成4年3月1日から施行されたわけね。
特殊詐欺が社会問題になってきたのもほぼその時期になるわけね。
これも推測だけど、暴対法で資金源を断たれた暴力団が、新たな資金源としてはじめたのが、この特殊詐欺ではないかと思われるよ。
もっとも、残念ながら現時点ではまだあくまでも推測にすぎないけどね。
でも、推測ではあるけど、この推測はほぼ間違いないだろうと思ってはいるけどね。
実際に、暴対法が制定されたにも関わらず、暴力団は一向になくなっていないからね。
もっとも暴力団員の数自体は減っているらしいけど、これも暴力団員数にはカウントされない半グレなんかもいるわけで、実は暴対法逃れのために組合員になっていないだけで、実質的には暴力団員と変わらないと思っているけどね。
暴対法が施行されて資金源が断たれたはずの暴力団が、まだこれだけ活動できるのは、新たな資金源があるからとしか思えない。
もちろん麻薬や拳銃の密輸といったものはあるだろ
けど、多少需要が上がることはあっても、そうそうみんなが手を出すものでもないわけだからね。
そうなると、特殊詐欺で騙し取られた資金が暴力団に流れていると考えたら、未だに暴力団がなくならないことも説明がつくわけだからね。
もっとも、警察も決して手をこまねいているわけではないよ。
実際、平成30年の検挙件数は5,162件、検挙者数は2,747人でいずれも前年に比べて増加しているんだって。
特に、詐欺に気がついた人が警察に通報して、現金の受け渡し場所に現われた受け子を逮捕する「騙されたふり作戦」は効果があるもたいだよ。
さらには、特殊詐欺の手口を紹介して注意喚起もしている。
でも、実際に検挙されているのはほとんどが受け子や出し子といわれる末端の者。
この出し子や受け子は、詐欺グループや上層部のことをほとんど知らされていないため、結局トカゲのしっぽ切りで終わってる場合がほとんどなわけね。
たまに、詐欺グループの犯行拠点に捜査が入って、一斉検挙することもあるけど、さらにその上層部の検挙までには至っていないのが現実のわけね。
これは、現行の捜査方法では限界があるからで、現行の捜査方法のままでは特殊詐欺を検挙できても、結局はトカゲのしっぽ切りで終わってしまい、この手の特殊詐欺はなくならないのではないかと思われるよ。
では、どうすればいいのかというと、特殊な詐欺に対しては、特殊な捜査方法で詐欺グループに挑むしかないと思っているよ。
そのためには特殊詐欺等取締法(仮称)を制定するべきなのだろうね。
具体的には、この手の特殊詐欺に対しては、麻薬取締法や覚せい剤取締法で認められているような潜入捜査ができるようにする。
この手の特殊捜査の捜査に必要なときには、電話の傍受や金融口座情報やクレジット情報うなどの調査ができるようにする(もっとも個人情報保護の観点からどこまで認めるのかについては検討の必要があるだろうけどね)。
といったことも特殊な捜査もできるようにしていくしかないのだろうね。
もちろん、この法案には個人情報保護(詐欺グループのみならず被害者や第三者の個人情報も含めてね)の観点から批判もでることは予想されるよ。
しかし、毎年これだけ多くの被害が出ているのであれば、こういったことをしてでも詐欺グループのトップを逮捕しないことには、いくらでも被害者は増える一方になってしまうことも懸念されるからね。
さらには、特殊詐欺に内部告発や司法取引を導入していくのもいいのだろうね。
この特殊詐欺グループの中には脅されて仕方なく詐欺グループに加担している者も少なくないと思われるよ。
例えば、闇金で借金をして返済できなくて、返済できないなら特殊詐欺をして返すように言われるとか…。
今の時代、特殊詐欺に対する世間の目が厳しいわけだし、逮捕されるケースもあるわけだから、いくら高収入だと言われてもさすがに手を出す人はそうはいないだろうからね。
そうなると、脅してやらせるということもありうるわけで…。
そうなると、内部告発や司法取引を申し出る人も出てくるのではないかと。
それで、上層部の逮捕につながる情報提供があったら減刑、場合によっては刑を免除したり起訴猶予にしてもいいのではないかと思うよ。
実際、詐欺にあわないようによびかけることはやってはいるけど、たしかにそれも必要なことではあるけど、相手は犯罪のプロゆえにそれだけでは限界があるわけで、やはり詐欺グループとそれを裏で操る組織を撲滅させていくようにしていかないといけないわけだし、そのために必要な法律も制定していかないといけないのだろうね。
そして、万一怪しい電話がかかってくるなり、メールや郵便が届いたりしたらすぐに警察に連絡してね。
中には、このままだと逮捕されると言われることもあるだろうけど、それもウソだから堂々と警察に連絡して大丈夫だよ。
その相談窓口は全国共通で「#9110」。
つながらないときは、各都道府県警察本部の相談窓口に電話をするようにね(各都道府県相談窓口の一覧は)。
そして、特殊詐欺の手口はを参照してね。
(お願い)
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このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶんギャンブル必勝。
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ているみたいで、こうなるともはや強盗事件だよね。
これも、詐欺グループ(強盗グループ?)が手っ取り早く現金を手にするために凶悪化してるのではないかと見られているらしいよ。
となると、今度は詐欺ですらない特殊詐欺(変な言い方だけど)まで発生しているわけだからね。
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今後心配されているのが「改元詐欺」や「オリンピック詐欺」というものなんだって。
「改元詐欺」の例としては新元号になると今までのキャッシュカードは使えなくなる。
従って、新しいカードに作りかえるため、別紙に必要事項を書いて、カードと一緒に送るようにと返信用封筒を添えて公的機関を装った文書を送ってくる手口で、実際に既に被害も出ているみたいだよ。
実は、この必要事項には暗証番号を書く欄もあるわけね(この時点で既におかしいんだけどね)。
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それから、もうひとつの要因は、詐欺グループが巧妙に組織化されていることもこの手の詐欺が一向に減らない原因なんだろうね。
詐欺グループは、電話をかけて騙す役の掛け子(しかも、息子役、被害者役、弁護士役、警察官役など複数の人物の掛け子がいるケースもあるみたいだね)、金融機関から現金を引き出す「出し子」、被害者から現金を受け取る「受け子」、さらには「見張り役」や犯行拠点を準備する「代行屋」や架空名義の携帯や架空口座を準備する「道具屋」、電話をかける相手の名簿を準備する「名簿屋」があって、さらには詐欺グループのリーダーまでいる。
しかも、その詐欺グループの上にも上部組織があるみたいだよ。
その上部組織も複数の組織が絡んでいるようで…これは推測にはなるけど、その頂点にあるのはおそらくは暴力団ではないかと思われるよ。
この特殊詐欺グループだけど、これだけの大がかりな犯行がどう考えても素人にできるものではないからね。
しかも、これだけ次々と新たな手口がはやるのは、新手の手口が瞬時に伝わっているからで、詐欺グループの裏で手を引く者がいるからと思われるからね。
これは明らかにプロによる組織的な犯行。
その犯罪のプロといえば、真っ先に思い浮かぶのは暴力団だよね。
その暴力団について言うと、平成3年5月15日に「暴力団員による不当な行為の防止等による法律」(以下「暴対法」と言うね)が制定されて、翌平成4年3月1日から施行されたわけね。
特殊詐欺が社会問題になってきたのもほぼその時期になるわけね。
これも推測だけど、暴対法で資金源を断たれた暴力団が、新たな資金源としてはじめたのが、この特殊詐欺ではないかと思われるよ。
もっとも、残念ながら現時点ではまだあくまでも推測にすぎないけどね。
でも、推測ではあるけど、この推測はほぼ間違いないだろうと思ってはいるけどね。
実際に、暴対法が制定されたにも関わらず、暴力団は一向になくなっていないからね。
もっとも暴力団員の数自体は減っているらしいけど、これも暴力団員数にはカウントされない半グレなんかもいるわけで、実は暴対法逃れのために組合員になっていないだけで、実質的には暴力団員と変わらないと思っているけどね。
暴対法が施行されて資金源が断たれたはずの暴力団が、まだこれだけ活動できるのは、新たな資金源があるからとしか思えない。
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そうなると、特殊詐欺で騙し取られた資金が暴力団に流れていると考えたら、未だに暴力団がなくならないことも説明がつくわけだからね。
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実際、平成30年の検挙件数は5,162件、検挙者数は2,747人でいずれも前年に比べて増加しているんだって。
特に、詐欺に気がついた人が警察に通報して、現金の受け渡し場所に現われた受け子を逮捕する「騙されたふり作戦」は効果があるもたいだよ。
さらには、特殊詐欺の手口を紹介して注意喚起もしている。
でも、実際に検挙されているのはほとんどが受け子や出し子といわれる末端の者。
この出し子や受け子は、詐欺グループや上層部のことをほとんど知らされていないため、結局トカゲのしっぽ切りで終わってる場合がほとんどなわけね。
たまに、詐欺グループの犯行拠点に捜査が入って、一斉検挙することもあるけど、さらにその上層部の検挙までには至っていないのが現実のわけね。
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では、どうすればいいのかというと、特殊な詐欺に対しては、特殊な捜査方法で詐欺グループに挑むしかないと思っているよ。
そのためには特殊詐欺等取締法(仮称)を制定するべきなのだろうね。
具体的には、この手の特殊詐欺に対しては、麻薬取締法や覚せい剤取締法で認められているような潜入捜査ができるようにする。
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もちろん、この法案には個人情報保護(詐欺グループのみならず被害者や第三者の個人情報も含めてね)の観点から批判もでることは予想されるよ。
しかし、毎年これだけ多くの被害が出ているのであれば、こういったことをしてでも詐欺グループのトップを逮捕しないことには、いくらでも被害者は増える一方になってしまうことも懸念されるからね。
さらには、特殊詐欺に内部告発や司法取引を導入していくのもいいのだろうね。
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それで、上層部の逮捕につながる情報提供があったら減刑、場合によっては刑を免除したり起訴猶予にしてもいいのではないかと思うよ。
実際、詐欺にあわないようによびかけることはやってはいるけど、たしかにそれも必要なことではあるけど、相手は犯罪のプロゆえにそれだけでは限界があるわけで、やはり詐欺グループとそれを裏で操る組織を撲滅させていくようにしていかないといけないわけだし、そのために必要な法律も制定していかないといけないのだろうね。
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中には、このままだと逮捕されると言われることもあるだろうけど、それもウソだから堂々と警察に連絡して大丈夫だよ。
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ギャンブル必勝の魅力をあますところなく販売します
林太郎です。
いつも訪問してくださりありがとうございます。
自分が気づいていないだけで実は詐欺の被害にあっている、という人はたぶん沢山いるとおもいます。
警視庁発表の資料をみると平成29年の「特殊詐欺」の被害件数が18,212件で被害総額が394.7億円だそうです。
途方もない数字ですが、これは「認知件数」といって被害報告されている件数です。でも、冒頭に書いたように報告されていない件数まで合わせるともっと膨大な数になるはずです。
何を隠そう、、、
『詐欺なんて自分には関係ないな』とおもっていた僕自身が、実は「その他の特殊詐欺」と呼ばれる詐欺に合っていたことをある人の指摘ではじめて知ったのですが、被害届は出していません。金額にすれば80万円です。
それは、インターネット関連事業に関わる特殊詐欺で、個人事業をやっているのでマンマとターゲットにされてしまったようです。
たまたま自分が参入してみたいとおもっていた事業だっただけに喰いついてしまいました。
一時は騙された自分自身の無知を嘆きましたが、被害届を出したところでどうにもならないとおもってそのまま泣き寝入り。
いまでは笑い話の種くらいにしかおもっていませんが、当時はその業者に説明されたような事業効果が一向に現れないことに不安と苛立ちがありつつも、完全に信用していましたし、
事業の性質上、効果が保証されたものではないことは理解していましたので効果が出るまでもう少し待ってみようと考えていました。
結局、騙されたとわかったのは随分経ってからのことで、いまとなっては、いろんな経験ができるのが人生であり無駄なことはないと考えられるようになったお陰で恨みや怒りなどは一切ないのですが、
無知であることの危険というものを考えないわけにはいきません。詐欺師たちは人の【無知】の隙間を巧妙に突いてやってくる超一級の頭の良い集団だと言えるでしょう。
『自分には関係ない』とおもっている内は、どこかに隙間が見え隠れして詐欺師たちのターゲットにされているかも知れませんので、どうかご注意を!
しかし、、、
どんなに注意していても手口が年々巧妙化されているのが「特殊詐欺※」です。テレビでどんなに注意喚起しても増える一方の「特殊詐欺」を完全になくす手立ては本当にないのでしょうか?!
もっと言えば、人が人を騙すとか、他人を傷つけても何とも思わないとか、多発するイジメや自殺とか、そういうことが起こらない世の中にはならないのでしょうか?!
という疑問に真っ向から挑んだのが当劇団のオリジナル作品『銀河鉄道に乗ったサギ』、通称「銀サギ」です。
「銀サギ」は、ひょんな事から銀河鉄道に乗り込んだ振り込め詐欺師たちが逆に騙されて命懸けの旅をすることになる奇想天外な物語ですが、
この作品で語られる宮沢賢治さんの言葉の中に、いまの日本が抱えている問題の解決への糸口があるという信念のもとで稽古に励んでいます。
振り込め詐欺師として、もしくは悪人としての迫真の演技ができればできるほど、賢治さんの言葉が心の奥に染み渡る、そういう作品になっているとおもうと、生半可な気持ちでは取り組めない作品であるとおもっています。
学校の教科書にも載った賢治さんの作品が好きな方がたくさんいるとおもいますが、僕が小学生のときに読んだ賢治さんの作品はちんぷんかんぷんで不思議な作品という印象しかありませんでした。
でも、いまになって読み返してみると、心の奥に押し込んでしまった優しさや愛情といったものが自然に引き出されてくる、別の意味で不思議な作品だとおもいます。
その賢治さんの言葉に再び触れる機会を日本の社会が渇望しているのではないだろうか、、、そんな想いで台本に向き合っています。
以上
河辺林太郎でした。
※特殊詐欺
振り込め詐欺(オレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺及び還付金等詐欺)及び振り込め詐欺以外の特殊詐欺(金融商品等取引名目の特殊詐欺、ギャンブル必勝情報提供名目の特殊詐欺、異性との交際あっせん名目の特殊詐欺及びその他の特殊詐欺)を総称したものを言います。
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