お宝がダメな理由ワースト8

ちょっと肌寒くて風が強いですが晴天の釧路です

先日、風が強い日にのぼりの一部が折れていてショーック

風にも負けず今日も10時開店です

今月はおかげさまで釧路リーフタウン新橋大通店は6周年

ご来店された皆様のおかげです

ありがとうございます

6周年感謝祭開催中です

みなさまのご来店を心よりお待ちしております

Vipassana meditation centre の10日コースに行ってきました。

初めて行ったのは2001年。3日間コース

ワーホリ機関も半分以下になり仕事を探し続けて何とかNZに残るチャンスを探るか、それともラウンドして日本に帰ろうか。。。

両方の考えが浮かんでは消えて、頭が忙しい時にWOOOFINGのホストから聞いたこのメディテーションコースに飛び込んだんだっけ。

その結果、仕事を探そうと決め、2カ月以内にはたぶん仕事が見つかって、

行くつもりがなかったクイーンズタウンに行くことにもなり、

会うべき人達に、経験するべき経験をしていくことになったという面白い経験があったので、

16年経った今、また転機に立つ私には必要なのはわかっていたんだな。

記憶の中に1時間以上同じ格好で座ることでの痛みやそれを受け入れた時の爽快感が記憶に焼き付いていて

ずっと潜在的に避けていたこのコース。

すごいタイミングで日本から帰ってきたその日にスペースが空いたと連絡が入り、ちょっと躊躇った。

けど、ただ痛みにビビっているだけと分かった時に参加のリコンファームを出した。

ニュージーランドの施設はとても清潔で新しく、必要なものがすべてある。

ごはんも出してくれるし、ベッド、ヒーター付きの個人部屋もいただけてちゃんと休める。

そして鐘のサインで朝4時30分から食事と休息をしながらひたすらメディテーションを習い始める10日間。

特別なところはNOBLE SILENCE。

参加者と目を合わさない。言葉もジェスチャーも交わさない。交流できるのは先生と私たちの面倒を見てくれるボランティアのマネージメントスタッフのみ。YOGAもなし。走ったりもしない。散歩で充分。

携帯、ペンと紙、音楽、パソコン等も一切持ち込まないし、使えない。

これが心地よかった。

自分のうるさい頭の中の声との対面。静かなはずなのに全然静かでない。

頭の中の自問自答、過去の思い出、未来への空想、いろいろ頭は静かにさせてはくれない。

誰にも邪魔されずに自分と向き合える幸せ。有難い。

10日間の経験を簡単に言うことはできないけど、

あらゆる感覚を平等にとらえる心。

あらゆる感覚を見つめる平常心。

痛みも、今の現状も、すべての感覚は常に変化しているという事実を無理やりのように信じて集中。

はじめは痛みを無視したり、消そうとしたり、気をそらせばいいのかと思っていた。

でもそれでは痛みという感覚はますますモンスターになっていく。

逆なのだ。

受け入れること。

痛みも感覚の一つとして受け入れる。怖さの壁をとってみる。

そしたらエネルギーが流れ始めた。

痛みがあまり気にならなくなった。痛みも他の感覚の粒粒と一緒で色が違うだけ。

これが経験出来たのが今回のお宝。

メディテーションがずっと近くに感じた。

この経験を出来た私の環境、家族関係、今の状況とこのコースを運営している皆さんに本当に感謝。

そしてこのコースで同じようにこのコースから何か大事な経験をしてまた日常に帰っていく参加者さんとの出会いにも

感謝。

これからどんな展開が下界に戻ったら待っているんだろう？

今はただただ感謝。

私は本当についている。